劇団劇作家『劇読み!vol.4』先月11月29日(火)無事に終了致しました。おいで頂いたみな皆様、誠に有難う御座居ました。関わってくれたみな皆様、大変お世話になりました。全てに感謝させて!!有難う御座居るました!!

『劇読み!vol.4』(←以下、『劇読み!』)無事に終わりました!いつもいつもご連絡が遅くなりすみません。お騒がせ致しました。
有難う御座居ました。
すっげえ楽しかったよ!!

朗読劇でした。
「朗読劇」と言いますと「朗読劇」と思われるかと思うのですが、「朗読劇」で「朗読劇」に終わらずと言いましょうか。「朗読劇って何?」まずはそれを考えたいです。

朗読劇だ。と誘われた時は、オレに動くなというのか?!台詞言う時に?!と。
もしかしてこれは人違いではないか?!と半信半疑ではありましたが、参加してみると実にいいものだったあ〜〜っおあっつっ!!
台本を見てよい。段取りも書いてそれを見てよい。それだけではなく、朗読の可能性に魅力を感じてしまっているのです。

お芝居にするのではなく「朗読」なのは主役が「台本」だから。
私、言葉を伝えたかった。凄く。
でも噛んでしまったり言い間違えたりしてしまったけれど、でも、想い強かった。伝えたかった!!

守夏代さんが書いてくれた《セキュリティ・オートフィクション》に参加させて頂きました。
まだ顔合わせもしてないのに台本が郵送で届きました。直って、直って、最終的に3回届きました。
一稿目は役名は無く“女1”“女2”“女3”の台詞が書かれてあって、最終稿ではそれぞれその数字をあしらった名前になって居て、
私は“1”。一ノ瀬という名前を貰いました。
台本が面白いんだなあ。手にした時、夢中になった。これ言いたい。伝えたい。と。

演出家さんは外山晴菜さん、踊る方です。キリコラージュというダンスカンパニーhttp://kiricollage.com/のお洒落な人(クリスマスに出し物やるよ〜)。
本番、外山さんから借りた服で立たせて頂きました。とってもお洒落な方で、オレ持ってる服、ダメだったんだ。外山さんのイメージには合わなかったんだ。
フカプロ(←FUKAIPRODUCE羽衣の略、以下、フカプロ)では貸して貸してと言われるんだけどなあ。おかしいなあ。
外山さんの演出は綺麗でクールでイメージの伝え方もよく分かった。そう来たか?!と目から鱗が落ちたり、同じ気持ちよ!と抱き締めたくなったりしました。

今回参加させて頂いた『劇読み!』は劇団劇作家が主催でしたが、劇団といいながら役者が居なくて劇作家の劇団なんです。
本当にこんな人達の集まった団体があるなんて、恐ろしいです。
何かテロでも起こされそうな才能の渦を感じます。

劇団所属の8人の劇作家が公演期間中、日にちを変えて2回づつ公演をするのですが、どいつもこいつも面白い事書きやがって、演出も分かり易く伝えやがって、こんな事を考えてこういった表現する人がこんなに居るなんて、もう私など益々劣等感むき出しになってしまって、そこら中に居る人にキーーーッ!!!っと牙を剥き出して居たかも知れません。
どの作品も素晴らしかった。
そして作家さんとお話しした印象とその方が書き上げた戯曲を見ると“この人、二重人格か?!”という位ギャップがありすぎて、人を信じられなくなってしまったりもありました。
本当に劇団劇作家、恐ろしい団体です。

公演日がフカプロの同志、西田夏奈子と一緒で、楽屋でずっと夏奈子の背中に隠れて居た感覚です。
夏奈子はパーマ屋さんの役で髪やりに来たお客さんの彼氏と自分の彼氏が同一人物で、もめる役でした。エッチしてるのかをお客さんに問う時、色っぽかった。やらしいぞ、夏奈子。と心で突っ込みました。
劇作家は黒川陽子さん。
ほわほわしてて、人混みは危ないから行ったら駄目だよ。と忠告してあげたくなる人ですが作品を観た瞬間に野放しでオッケー!と、改めました。そして、私はこの黒川さんのせいでアップルパイにはまってしまい、毎日口やけどです。「アップルパイな人々」という戯曲を書くから食べたくなっちゃうじゃない。きっと明日も口やけどです。
私は、自分の役について書いてなかったけれど、一言でいうと詐欺師。人を騙くらかしてお金を巻き上げました。
すみませんでした。
守夏代さんが私にくれました。
この劇作家は激作家。おとなしい顔しておとなしくない戯曲を書いてしまいます。何でそうなる?と思わず笑ってしまう発想は、尊敬しちゃうんだなあ。
有難う御座居ました。
感謝。

そして話はとびますが、もう12月に入りまして、皆様年賀状の準備も始められているかと思います。
IT社会だという事でメイルでのご挨拶も多くなって来て居ますが、こんな私にも年賀状をくれる暖かい人々が居ます。
私が先に出したから仕方なく毎年返事で送ってくれるという方もいらっしゃいますが、その年賀葉書をくれる優しい方々に4月に母を亡くした為、喪中のお知らせを郵送させて頂きました。
何を書いていいのか、暗中喪中索し、喪中索すれば喪中索するほど、どうしてよいものかと五里喪中となりましたが、色々お話をして身近にいる方と、優しいから色々言うと心配するだろうなという方にむけて2種類の喪中葉書を刷る事にしました。

秘密を知っている方々にお送りしたのは、いつもの様にまさにこのブログの様に冗長した文章。
心配性の方には一体私が誰のせいで喪中という悲しい気持ちの中にいるのかも書いて居ない。新年のご挨拶控えさせて頂きます。とだけ刷った葉書。こちらには母を亡くした為。とこっそり、というかひっそりというか自分の字でしたためました。

いまだに信じられないけれど、やっぱり涙が出ると、そうか居ないか。と悲しくなります。
肉親が父だけになってしまいました。
命がとても尊いです。

『劇読み!vol.4』の最終日11月29日、関係者で打ち上げをしました。
その日は劇団劇作家の代表、篠原久美子さんのお誕生日で、ケーキが出て来てその時に篠原さんが今日で何歳になったのか。という事を大きな声で言ってくれて、最後に「生んでくれた両親に感謝したい。」とお話ししてくれました。
優しい気持ちで『劇読み!vol.4』。おしまいになりました。
でもこの人も普段ニコニコしててとても優しいのに、泣かされました。戯曲に。暫く悲しい気持ちから立ち直れませんでした。
恐ろしい人です。
ご両親はとんでもない人を生んでしまいました。
でも私も篠原父母に感謝します。
有難う御座居ました。
あ、それから、今度の日曜日!11日!フカプロライブがあるのです。そのお知らせもしたかったあ!!こちらもお誕生日です!
深井順子(フカプロ主宰っ!)のお誕生日当日ライブーーー!!!
でも、もう行かなきゃ私。ネットカフェなの。御免なさい!
またすぐに書く!!
また遊びに来てね!
長くて御免!
股な!