KAAT 神奈川芸術劇場にて『DANCE TRUCK PROJECT vol.2』終わる。

昨夜、フカプロ名物「果物夜曲」を野外でやったのだけど愛知からそれを観に矢作さんがやって来た!KAAT 神奈川芸術劇場にて『DANCE TRUCK PROJECT vol.2』というイベントでした。
シアタートラムの微笑みの貴公子だった矢作さんは今、愛知でお仕事されています。17分のパフォーマンスを観るために観る為に来たんだよ!と貴公子はおしげもなく微笑んで主宰:深井と演出:糸井さんに話しているのを少し離れた所で聞いていて、嬉しさに『本当ですか?!』と入って行きたくなっちゃったけど恥ずかしくなっちゃって辞めちゃった。逆にウフフフフ〜と遠く離れてしまったので本当に『果物夜曲』の為にやって来たのか確認出来ないまま。今も気になって居ます。

会場は外で、そして昨夜はとても寒かったのだけど沢山のお客さんが観に来てくれて先日迄一緒だった『サロメvsヨカナーン』関係者、私の友も遠い所、近い所からやって来てくれた。サロメ2だった:西田夏奈子、サロメ3だった:鯉和鮎美が携帯カイロをくれた。17分のパフォーマンスに10時間以上もつ携帯カイロが3つも手に入り゛ひと果物夜曲゛に一個使うならば、明日も明後日も野外でやってしまいたい気分になる。
そのイベントには同じ日に計三組参加して前のパフォーマーさんが小学生に教えてらっしゃって客席の一番近い所には若手のお客さんがいっぱい。若い新しいそのエネルギーは熱かった。
「果物夜曲」はアダルトな表現もあれるから童貞達(多分)には刺激は強すぎやしないかと少し心配したけれど、恋人達が甘く抱き合っても、゛ヤらせろ゛的な表現をしても盛り上がる。心が綺麗なんだ!私にもあんな時期があったのだろうか?今はなくなってしまった素直な心に感動をさせて貰った。
パフォーマンスが終わると、ヨカナーン2だった:日高氏とヨカナーン5だった:澤田君がチビッコ達に囲まれて記念撮影をしている。二人とも『ハンサムさん』と呼ばれて居たが、散々交流して別れる頃には『ベジタボー』と呼ばれていた。なんでだろう?
会場を去る童貞達(恐らく)は、「果物夜曲」スタートの合図♪フーフーフーフー♪と歌いながらする行進を真似ながら帰って行った。女を泣かすなよ。と背中を見送ると、友が゛コレ何?゛と白いセーターについている赤いシミをさす。血みたいに見えた。どっかから出てないか見回すと右手から流血していて、結構な赤。みんなが大変と騒いでくれて心配してくれて嬉しい。゛大丈夫大丈夫゛とか言いながら嬉しい。今回相手役だったヨカナーン4だった:高橋君は手を引っ張ってどっかに連れて行こうとする。゛消毒しましょう!消毒しましょう!゛と引っ張って行く。優しい。この人本当に優しいと思いながら、抱きついたりしたので高橋君にも血ついてないか調べるとちょうど私が背中に手を回した位置についていた。゛気持ち悪いでしょ、高橋君こそ洗わなくちゃ゛と言ったって゛大丈夫です゛って優しいから言ってくれる。いつの間にか私の手には誰かがくれた絆創膏が握らされていた。
トラック周りであ〜でもない、こ〜でもないと妙ージカって居たのでぶつけちゃったんだろな。
会場を後にして打ち上げ、鯉和が帰ってしまって淋しい気持ちで参加。私はずっとサロメ4だった:大西玲子の側に居た。愛情深くて母性の塊。いい女だ。といつも口説いてしまう。芝居が繋げてくれたご縁に感謝。私がその日着て行った赤い上着が欲しい。と言う。私の様なデカイ女が着てる衣、君の様なきしゃな子の肩幅、サイズ大丈夫だろうか?飽きたらあげると約束した。
澤田君ファンの渡辺さんも打ち上げに来てくれた。和歌山から日帰りでちょっとしか居られないのに、私はベラベラと自分の事ばかり話しちゃって反省。
帰り際、西田夏奈子がキラキラついたものをくれた。メモ帳。キラキラしたビーズと「M」という私のイニシャルが入ってる。゛私はK、お母さんはN持ってて三人お揃いなの゛って言って。ツイッターってこんな時に使うのかな。とこの喜びのやり場はまさにツイッターで吐き出すべきなのか。と暖かくて力の抜ける感情が込み上げる。
サロメ1だった:深井順子が集める人はなぜだろう。愛し過ぎる。
また、会う。必ず、会いたい。
出来れば(想像するに今の所)童貞ではなくなったアイツらにもいつか、会えたらいいなあ。分かるかなあ。分かんないな、お互いに。
寒くて熱い夜終了。