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ドトールの店内で全く知らない男が私にむかって『何ソレ?!』と大声で叫ぶのだけど、そんな事急にでかい声で言われたらびっくりするし、怖いわ!なんだよ!いきなり!春になると出てくるタイプの人か?!とビビったが男はこっちの恐怖など関係なく笑顔で『すんごい臭いがしたから』と私の手元と私を交互に見ながら相変わらずでかい声で発言した。私の手元にはクロックムッシュ(食パンにハムを挟んで上にチーズをのせて焼いたパン)があり、この事か。と。いや?私?と「すんごい臭い」とつなげるとセクハラ的な、でもそういうのもいいという人がい

る噂も聞いた事がある。と。けれどそもそもそんな変態的な趣味をドトールでしかも大きな声で発表するか?と。その前に私はすんごい臭いなのか?なんだか見知らぬ男に言われっぱなしで度肝を抜かれていると『食べたくなっちゃったなあ。』と笑っている。え?なに?パン?それとも私?と、他のお客さんもいるのにそんな個人的な告白を聞かされて迷惑よ、やめなさいよん。恥ずかしい。とか照れちゃっても最初が肝心ですから悪いけど、初対面のあなたにはパンも私もあげられない。と気品と貞操観念を醸し出しつつ隣に座ったが、でもどうしてもというなら私も鬼ではないのだから、隣に座ったのもご縁でしょうから場合によってはすんごい臭いをあなたは両方手に入れられるかも知れないよ。という空気を漂わせて見たが、見知らぬ男はパソコンに集中していてパンの事も私の事も忘れてしまっているようだ。早い。5~6秒前はあんなに私に(?)夢中だったのに。気づけば4月。早い。

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクユーザは先月、3月の毎金曜日にファミチキを貰えるという事ではあったが、気づくとウッカリサタデーなっていてなかなかユ-ザ-でありながらサ-ビスを受けられない状態であった。それならば。選挙に期日前投票があるならば、ユ-ザには期日前ス-パ-フライデーがあってもいいのではないか最終金曜日を前にした水曜日、もしかして、金曜日貰いに来るのを忘れるかもしれないから。と選挙にある投票方法のいい所を取り入れてみないか?とファミリ-マ-トには行って見たけれど、人見知りなのでやっぱり店員さんにはセッカチウェンズデーの提案・目的で来た事は言えなかった。
事情を話せば私は初めて所有したスマートホンを半年で落としてしまい(結局見つからなかった)。一年半もの間、なくしたスマホと現在使っているスマホと2台分払っていたのだ身分不相応のヘビーユーザーとなり、毎週金曜日にファミチキひとつ貰えるサービスは受けてもいいのではないか。と胸をはる。金曜日は忘れずにファミマへ行こうと意識をはっきりと持ちその日の為に生きてきた。ドリカムも「この夜がだんだん待ち遠しくなるはりつめた気持ち後押しする。この夜をどんどん好きになってくる。強大な力が生まれてる。」と決戦は金曜日と歌う。夢は叶う。


いよいよその日はやってきた。3月最後の金曜日。

3月の最終金曜日は31日で3月にとっても最後の日。明日から新年度だと世間は言っている。有終の美をファミチキで飾りたい。気持ちのいい新年度を迎える為にファミリーマートの自動ドアをくぐり、ソフトバンクユーザーに許された店舗指定の番号を入力しようとスマホを起動する。

電池切れだった。
私のスマホは使用して2年経つ。電池切れがよめなくなってはきていたが、出かける際スマホを忘れても全く慌てない大らかな心で生活しているので、電池切れも切れたら切れた時。とスマホに全く依存心を持っていない。なぜかというとまず、連絡が来ない。いやらしいメイルとセールスのメイルしか来ない。時々、携帯いらないかな?と思うこともある。私は不人気なのだ。そう私は不人気。誰も私に用事がないのだ。
それならそれで、もうしょうがない。暖かいファミチキは諦めて逆に冷たい何かを買おう。私は凍っている「Dole 旨熟(うまじゅく)メロン」アイスを買った。勝った。一口食べてその旨さにうなずく。
けれど、なぜだろう勝ったのに。悔しさも残る。
タダほど高いものはない。そう言い聞かせても本心では、果たしてそうだったか?このケースの場合あてはまるのか?と。タダでファミチキを貰った人がいたら、「かわいそうにタダで貰うなんて高い代償を払ったものだ。」と哀れむだろうか。
もう3月は終わった。いいだろう。次だ次。次のサービスだ。

あ、そうだ。先日道端で深井順子と高橋義和にばったり会った。信号待ちをしていると同じ信号を待っている2人組が少し先にいて、例の2人だった。驚かせてやろうと様子と伺っていると、じゅんこは高橋君になにやら力説していて、何を話しているのか聞きたかったけど耳が遠いから内容が聞こえず、あまり近づくとバレちゃうからどうしよう。と思っていると信号が青に変わり、2人に続き私も後ろからそおっと、、、GO~。いいアイデアが浮かばず横断歩道を渡りながら『あの、すみません。』とドスをきかせて声をかけてみた。観音開き状に怪訝に振り向く2人組、そして目が合うやいなや深井によるヘッドロックでの歓迎。うわっ!ヤラレタ!「一瞬、男かと思ったよ!板橋君かと思った!」との事。板橋君とは板橋駿谷君の事で、ムキムキの男子。数年前のハロウィンの夜、渋谷で“おい!シュンスケ!”とス-パ-マリオにキレ気味に声をかけられたのだが、ちゃんと板橋君って間違いの出所が分かると安心する。。。。って、するかあ?!深井には男と間違うなよ。と言っておこう(あと、もしブルゾンちえみ女史のネタ。男の数を言うネタ。35億とあと5千万人という所、ここには私を入れないでよ。間違って私を入れてたら一人減らしといてよ!お願いしますよ!)。「まさこ、髪伸びたね。きんないでよ。」とじゅんこが言ってくれて、誰からも連絡ないけど、この子がそう言ってくれるなら不人気でも、生きていけそうな気がする。お互いこんな所で何をしていたかの報告。高橋君の最近の活動の話、みんなでご飯を食べる話、「愛死に」顔合わせの話をしながら、次に会うのを楽しみにしつつ駅でバイバイした。
春だ。梅は咲いたか、桜はまだかいな。