TATUYA 2

一旦失礼しまして、月が替わりました。月に罪はないですが、日々、月がとても綺麗すぎて(あ、これは夜空の月ね)。悲しくなるじゃない?更年期かしら?
薬飲んだ方いいの?
ここの所とても月の出が遅く。待っている訳ではない。と思うのだけど(自分の気持ちに半信半疑)。たまたまスケジュールが合う。というか?すれ違う人々が多い中で、夜型の自分には月合いがいい。
深夜だけど、月が綺麗だ。とラインしたら迷惑だろうか?

ふっふっ、できないよね。。。
ダウンロードしていないんじゃないか?そうだ。していない。

メイル。
連絡はメイルになります。
メイル入った方は月、見てみて下さい。深夜だからって決して月離さないようにお願いします。
月が出てくるまで私はというと、とか言いながら特に待っている訳ではNight思うんだけど(と、再度、半信半疑、そして「ないと」と「Night」かけてみましたが、どうですか?)、一旦自宅で全裸になり、出てるかな?と深夜に服を着て外で確認。と。先日は1時半位からのぼりだしたり、2時を過ぎても出てこなかったり。月も超夜型。当たり前か。
東にいる時は大きな三日月で嘘みたいな橙色で歓声あげましだが(深夜なので小さく小さく)。上に行くと黄色になって、小さくなって(いつまで見てるんだよ?!)。

メイル。
メイルしたくもなりますが、メイルをせずに。家に入りますね。そして、再度全裸。と(前回、TATUYA 1より)。
いやあ、でももう。キッツイよねえ。気温的にねえ。体型的にもねえ。夏バテしたじゃんアタシ(知ってる?)。エアコンなくて。そのリバウンドでねえ、順調に太っていますものねえ。
歳もあり、瘦せにくくなるんだなあ。人生で痩せていた時期はないですが、もう一生痩せる事はないんだな。と決まりました。

11月かあ。
11月になりました。月が替わった。中座大変失礼致しました。
その後お変わりありませんか。
こちらは相変わらず、方向音痴です。でも、もう迷わずに行けるよ。

いつものように会員カードと一緒にレンタルするDVDをカウンターのTATUYAへ渡すが、ちょっと様子がおかしい。私のカードを持って、ウロツキはじめた。TATUYAは無口だから「少々お待ち下さい。」も言わずに手当たり次第にガンガン色んな機械にカードをスライドさせて、もう誰も彼を止められない。建てつけの悪い引き戸があるならきっとその隙間でもやるのだろう。
なんかあったんだね。私、待ってるね。カウンターを出たり入ったり、2往復はしただろう。
そして、やっぱり最終的に私の元へ戻ってきて「磁気異常と言われたことないですか?」と問いかける。じきいじょう?そう言えば。ちょっと待って。
レンタル屋さんの中だけどTATUYAが目の前にいるけれど、何となく懐かしい響きのルーツを探ってみる。
目を閉じる。
記憶を。。。

・・・う。
、・・・ょう。
、・・・じょう。
、・・・いじょう。

あ、誰かが『いじょう』と私に言った。磁気に、いや、時期に、その声はハッキリこう言った。
「脂質異常」。あ、磁気ではない。脂質だ。私が異常をおこしているのは磁気ではない。脂質だ。黒酢がいいとコイズミさん(インド人の旦那さんを持つ、気の合う知人)が贈ってくれたのは一ヶ月前だ。なんか効いている気がする。何にでもかけて食べてると報告すると、よかったと喜んでくれたが、プリンにもかける。と言ったらひいていた。
若いあなたには分からないだろうけど、自覚症状がないから私も全く分からなかったけど、磁気じゃない。パッと奥二重の目を見開き「磁気異常だなんて。(そんな事)言われた事ない。です。」勘違いしないで。分かった風な事言わないで。TATUYAは私を全然分かっていない。磁気じゃないんだ。そして奥二重は整形を考える程コンプレックスだったんだ。この怒りと悲しみが伝わったか?どうだ?コイズミさん呼んでこようか?
と様子を見るがTATUYAは勤務中ですし、特に平常心で。このカードではレンタル出来ない。磁気異常なんだから。と。
そんな、、、。磁気までも異常をおかしていたなんて、薬飲んだ方いいの?
しかしついさっきコンビニで焼き鳥を買ったばかりだ(脂質異常なのだから本当は控えた方がいい。プリンも。。。いや、プリンは。それは、いいだろ。。。なあ?)。
レンタル屋さんの会員証と兼用のポイントカードを渡したが、店員さんはカードが異常起こしてるとは言わなかった。という事は、大手コンビニ(A地点)から大きなレンタル屋さん(B地点)の間に異常を起こしたということになる。所要時間、30分位の間の事だ。

でも、実は。あまり考えないようにしていたが、そう言われれば心辺りはあった。
最近、スマホのケースを磁石付きのパタンと閉じるヤツにした。
『磁石が付いている』実は気になっていた。精密機械を守るのに磁石なんて一番ダメではないか?かねてから思っていたが、その普及率も知っているし、第一、商品として売っているのだから安全だろう。みんな使っているし。と。
いや、ここでみんなが使っているし。というのは正しい理由だろうか?落とし穴ではないか?大体、多数決は絶対に正しいのだろうか?
信じられない以上、自分は決して手は出さないつもりだった。磁石で携帯を包むなんて、自殺行為だ。そう思っていた。磁石のケースを使っている人を見ると『携帯壊れないの?』と不吉な質問をしたい気持ちを押し殺していた。
でも店先で惚れてしまった。一目惚れだった。
惚れたケースにたまたま磁石がついていただけ。不倫にも似た理由で人生は仕方のない事が幾つかある。
レジで清算してその場でスマホをケースに入れた。
入れた瞬間に。でも、ハッとした。大丈夫か?と。

恋は盲目。から醒めた訳ではない。
全ては現実であり、責任を持たないつもりではない。自分の発想を変えてみる。
『ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて、ここにあなたがいないと思うことが淋しい。オウオウ。』という法則に基づけば『ここに磁石があるから壊れるのではなくて、ここに磁石があるから壊れると思うことで壊れる。オウオウ。』という法則とイコールではないかと思う。つまり、自分の想念に問題があるのではないか。と改心する。

本当に改心出来たのか?はっきり追究できない自分の弱さはスマホケースと磁気のカードはなるべく近くにならないようにする。そういうズルイ部分で答えは出ていた。




TATUYA、今日で終わりにしたかったけど、またしても失礼。続く。と思う。また覗きに来て下さい。