TATUYA 3

不倫をしてしまった。
鞄に磁石を入れている。という罪悪感とともに帰宅する。
全裸になって手に入れたばかりのスマホケースを鞄から出す。磁石を外す。広げる。右側にスマホ、左側に蓋の裏。
携帯に電源を入れる。入った。問題ない。パスワードを入力する。解除された。壊れていない。誰からもメイルはきていない。正常だ。
もう壊れるなら壊れてもいい頃合いだろう。
蓋の裏側にはカードを入れるポケットが付いている。
試されているのだろうか?その、優しさは憎悪にかわる。そして。懺悔もしている。
入れないよ。磁石ついてんじゃん。
言ってはいけない一言を呟いた。信用してるならカードを入れる信頼ではなく、本音を話し合えるそういう信頼である方向でも私はいいと思う。
けれど、だけど。
紙なら。
皮膚科の診察券なら。
ケースの優しさに応えられるのではないだろうか。
ポケットに皮膚科の診察券を入れてみる。しかし、皮膚科の診察券は一回り大きい。ここの医師は日本語ではない言葉でカルテを書く。医者としても一回り大きい。
A4なのか?B5なのか?名刺サイズとも違う。何というサイズなんだっ?!微妙な、微妙な大きさで。。。惜しいのに。
大きいことはいいことだ。という。大は小を兼ねる。という。
入らず、あてがったこの絶妙なはみだし具合を見ても言えるか?
格言だとか諺だとか。慰めならよして欲しい。皮膚科を選ぶ時、診察券のサイズを調べなかった甘さが崩壊の原因だ。でもまだ分からなかったから。まさか自分が磁石付きスマホケースにするなんて。
責めたければ責めればいい。
でも私だって言わせて貰う。ポッケに入れるものはあなたが決めるのですか?お望みのカードは何ですか?
パスモをあてがう。入る。ポイントカード兼大きなレンタル屋さんのカードをあてがう。入る。銀行のカード。。。入る。
皮膚科。入らない。

調子にのらないでほしい。。。

紙なら切る事だってできる。皮膚科にばれないように一回り小さく切ればいい。
切り幅の微調整に自信がないなら堂々とまっ二つに折畳んだっていい。紙なんだから。何も恥ずかしい事はない。今迄もっと恥ずかしい事を山程して来た。
私なら。
どちらもできる。
なんだったら一回り小さく切ったものを二つに折畳むというやり過ぎな事だってやりかねない精神状態だ。この人おかしい。と他の科に回したければ回せばいい。
キラキラしたスマホケースは私の希望だったのに、本音を言えば診察券をヤケクソに折畳んで入れるだなんて。そんな事をしたら、診察券としての100%の実力が出せない。そして結局ケースを100%いかしきれていない。私がアンチ磁石派なのに磁石付きのケースにしたばかりに。だ。

神よ。紙よ。
なんでこんなに悲しくて腹が立つ。更年期なのか(もう1枚診察券が増えるなら、今度こそ、今度こそ、サイズ)。
もういい。と服を着てTATUYAの元へ向かった。
もういい。と言って部屋を飛び出しても携帯なのだから、一緒に。すくって出た。
スマホケース相手に。。。
自作自演ってこんな感じか。結構寂しいぞ!

エレベータは相変わらず来ない。今日は一緒に待ってくれる男性がいる。同じ目的の為に一緒の時間を共有しているというのは戦友のようだ。
大きなレンタル屋さんは雑居ビルにあり飛び飛びの階に所在しているが、一緒に待っている時からこの人もレンタル屋さんへ行くのだろうというのは見当がついた。「なかなか来ませんね。」と話しかけたら気持ち悪いだろうか?
数分待ち、降りる5~6人を見送り、私は4階、戦友はレンタル屋さんの最上階を押した。その日、同郷、秋田のゆりちゃんにオススメして貰った映画を借りようと来ながら思った。同じ歳だが彼女は母の様な人だ。
私は成長期にした、バレーボールの故障が一生の怪我となっていて、いまだ治療をしている。バレーを辞める事ができてから、もう一生分のスポーツはやったのだからと。それには触れない人生を歩んでいた。今ならば問題になるであろう、殴るそして蹴るの暴こ、、、。御指導御鞭撻をたまわり、頂き、くださいました事もあり、スポーツに対してはネガティブな感情しかなかったが、ゆりちゃんから高校野球で地元秋田の金足農業が話題になっている話しを聞いて興味がわいた。甲子園までの来し方や、子豚の話とか、愛と可愛さが溢れて、もっともっと聞きたかった。これは氷山の一角で色々な事を教えてくれる。訳してくれる。こんな人が私の周りにいるなんて。と夢の様な事である。
秋田の山際、海側の田舎の方で育って、東京で25年以上生活しているが、都会の人に言ったら笑われるかもしれないが、秋田市にはいまだ憧れがある。方言も地元とは違う上品な響きがある感じがする。ゆりちゃんは秋田市の様に洗練された上品な人だ。
民さんは野菊、政夫さんはりんどう。そして、ゆりちゃんは秋田市。私はメグライア、、、。私のイメージはこうだ。
ゆりちゃんが薦めてくれた映画を借りに飛び出して来た。自分で勝手にムシャクシャした気持ちは楽しみに移行していた。

ここまではエレベータで4階へ向かう所。ここからは目的の4階へ降りてから。

店の作品位置を検索する機械で棚を確認するが、生憎地図が読めない。店員さんを呼んで探して貰う。店員さんはアクションの棚に行く。いやいや、地図が読めない客を前にしてるからってそっちでない事は分かる。ゆりちゃんがオススメしてるのだからアクションじゃないでしょ?と店員さんへ言っても、アクションです。と。何かの手違いだ。もしや、あなた、方向音痴?と。白い目をむいたが手渡してくれた題名は合っている。
ゆりちゃんへ慌ててメイルする。その映画はアクションか?と。返信は、アクションだ。と。女の人がかっこよくて憧れていたのだ。と。人は奥深い。そんな人だなんで思わなかった。聞けばハッピーエンドがいいという。それも、とても、意外だった。最終的に雨でずぶ濡れになっている様なのがいいんじゃないのか?と思っていたのは私の誤解だったようだ。と、4階で気付いた。
そんな未来へとエレベーターは運んで行った。映画という文化がないまま上京し、演劇の事に触れていた自分は劇場で観劇する事は頻繁にあってもあまり映画にはなじみはなかった。民さんや政夫さんの事は聖子ちゃんファンでもあり、また話題にもなった作品なので、耳には入ってきていた。
残念だがこれは自分の容量の小ささがそうさせているのだと思う。あまり多くの事が出来ない。演劇人で映画にも羨ましい程にいっぱい出て、そして観るのも好きという人は沢山いる。あ、容量とかの問題でもなくて実力?きっとそうか。出られないのは実力か。あはは。笑っている場合ではない(出さないか?出してよ。お願いよ。お願いします。本当に、お頼み申します。)。
自分の狭い視野で近くのものしか見ていなかったが、幸運な事に映画好きな人にこの映画がいい、あの映画がいいと薦められて、素直な私は(?)観る事をしている。その薦めてくれた作品で改めてその人を知る。映画を見るのはそういう面白さもあるなと思い始めていた。そういう事もあってゆりちゃんにも好きな映画を聞いたのだった。意外な一面を知った。

今は今とて戦友よ。あなたならこの瞬間一緒にエレベータに乗り合わせた私にお薦めしてくれるならどんな映画だろうか?人は奥深い。袖触れ合うも他生の縁。来世また会う約束の印にどんな映画をあなたなら薦めてくれる?
勇気を出して聞くか?無難にやめるか?
悩んだ時間はあっという間に過ぎた。エレベーターの待ち時間は長かったのに、乗ってしまうとエレベータはこんなに早い。どうして下で待つ時間はあんなに長いのか?不思議だ。そう思うと機嫌が悪くなってしまうが降りなくっちゃ。4階だ。お薦めを聞かずに戦友はそのまま最上階へ。最上階はアダルトだ。絶頂迄いってくるがいい。もし帰りのエレベータで一緒になったら私達は本物のご縁があるだろう。その時はお薦めを聞く。一体あなたは何を薦めてくれるのか。最上階へは行った事はないが、お薦めが上にあるのなら私は行ってみたいという好奇心を持っている。人間は欲深い。

ゆりちゃんから薦められたアクションは次の機会にして、他にも薦めてくれたのがあった。今回はそちらにした。それはコメディというジャンル。コメディも好きとは思わなかった。そうだったの?と。
カミングアウト。本性見たり。

それを借りる時が、会員カードは磁気異常。携帯のポッケにあてがった時、もしかしたらあの時に。。。いや、ゆりちゃんのイメージのギャップが?
磁気異常?


んな訳ない。

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異常、異状、已上、維城、移乗、囲繞、委譲、詒譲、胃上、伊状、胃状、渭城、移譲、圯上、夷情、i嬢(荻窪・ホステス:伊藤)、いいじょ~(ハタ坊氏:談)、以上!

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物持ちはいい方だ。中学生の時の服をいまだに着ている。その服を着た中2時代の写真がある。このカードは20数年使っていた。とうとうお別れか。
磁気の寿命がどれ位か分からない。磁石付きのスマホケースとは離していたが、でもどっちみち同じ鞄の空間だ。無理はあったと思う。そして、離して持ち歩いた意識を無にする如く。あてがった。
磁気異常の原因が寿命なのかスマホケースなのか分からない。
でも、磁石付きには手は出さないとしておいてすっかり寝返った軽い私とはこれをきっかけに終わりにする?TATUYA?

すぐに新しいカード作れるという事で作って貰う。だよねー。

新しいカードを渡させる時、古いカードはこちらで処分されますか?と聞いた。お願いします。なるべく即答を心がけた。しかしTATUYAは意外な事を言い出した。いいんですか?もうこのデザインのカードは手に入らないですよ?と。
お?!この私がカードのコレクターに見えたか?しかし。
なぜ待ったをかける?先に処分の提案をしたのはTATUYAだ。実は少しずつだが終活も考えて荷物の事もやり始めている。カード1枚と言えど自分の所有物になる。
考えてしまえば長年一緒にいた。いいのか?と問われれば迷う。処分してくれと言ったじゃないか。どうしてすんなり受け入れない。それは女心としては。。。嬉しい!!処分して。分かりました。では少し寂しかった。迷わせて欲しい。持って帰る?裏切った提案を望んでいた自分に気付く。店を移転してそんな心をくすぐるサービスも始めたとは。有難う。
そうね、捨てるならいつでも出来るもの。少し引っぱってみよう。お話もしてみよ。あ、でも使えないんですよね(私、何かマニアックな空気とか出してました??私が言わせたのなら申し訳ない)?。
ええ、まあ、そうですね。と何故か半笑い。笑顔とも言えるのか。でも何で?くそう。どうして自分は受け身なのだろう。来るもの拒まず去る者は追わない。そうやってあおるのであればあおられてもいい。
一瞬の戸惑いも、謎の半笑いも。何でかなあ?と思うけれど新しいカード作って貰って、そういうお世話をして貰うと実は彼と別れがたくなっていた(正気か?!)。
彼のあおりにのろう。

なるほど、持って帰ります。と言った。何が“なるほど”なのか全く辻褄が合わないが、TATUYAは一言。どうぞ。とだけ言ってカードを差し出した。私としては、かなりTATUYAに譲歩したつもりだ。持って帰らせたい。と思っている。そう感じ、そうして欲しいのならそうするよ。と。こちらのエゴだったら申し訳ないが、でも私の意志を180度変えさせてしまっておいて、それで、どうぞ。の一言で終わりにするなんて。最後になにか言ってよ。これオレだと思って。とか、なんか、これからも頑張って下さい。とか。これを受け取ったら私への対応は終わりなんでしょ(シフトは何時で終わる?)。
有難うございます。と受け取った。あなたに言ったんじゃない。今迄20数年間お世話になったカードに言っているの。

帰ろう。
いつもと同じ場所に使えなくなったTUTAYAのカードをしまう。出すことはあるのだろうか。思い出す事はあるのだろうか。
帰りの電車でスマホケースをじっと見る。やっぱり素敵だ。一目惚れしたトキメキはまだ続いている。
しかし、大きなレンタル屋さんのカードが使えなくなった事で、磁石以外にもうひとつ気になる事がある。
店先でどうしても欲しくなってしまったそのルックスは、生肉だった。
占いは嫌いではない。
生肉。

恐らく風水的に死んだ動物のそういうのっていうのは歓迎されない空気は感じていたが、『ここにあなたがいないのが切ないのじゃなくて、ここにあなたがいないと思うことが切ない。オウオウ。』という法則に基づけば『これが死んだ動物の生肉の写真だかイラストだかだから縁起が悪いのじゃなくて、これが死んだ動物の肉の写真だかイラストだかだから縁起が悪いんじゃないかと思うことが縁起が悪い。オウホフ。』という法則とイコールではないかと思う。
霜の沢山入った磁石付きの生肉のスマホケース。
恐らく大量生産だろう。
何処かにはいるであろう私とおんなじように一目惚れして購入した消費者が。
どうしてる?
でも、負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、だめになりそうな時、それが一番大事。涙見せてもいいよ、それを忘れなければ。
ほかの人々は磁石の魔力、生肉の魅力に何か失ったものはないのだろうか。

考えすぎだ。
DVDを見よう。
何となくTATUYAの笑みを引きずりながら、帰宅する。遊ばれたんじゃないか?いや、思いっきし仕事だったろう。
家の鍵をカチャリと解除した瞬間。今コンビニで水を買った際だしたカードは磁気異常の方のカードだった。と気付いた。
店員さんは磁気異常の事は何も言わなかった。

スマホケースにTATUYAとのカードを入れようと靴を脱いだ。
服も脱いだ。



最後に何か大事な事を忘れているような気がする。matukoの意見を聞くにしてもwatchで時間を気にするにしても、演歌とコブシがfitするとしても、eikoの歌を聴くにしてもあと、サイズ確認MやLにしても、あとは、あとは、、、。

全部、Sが足りない。

さっき気づいた。
すみませんでした。


そして、来年するお芝居。観に来ない?
http://www.kirari-fujimi.com/program/view/564

TATUYA 2

一旦失礼しまして、月が替わりました。月に罪はないですが、日々、月がとても綺麗すぎて(あ、これは夜空の月ね)。悲しくなるじゃない?更年期かしら?
薬飲んだ方いいの?
ここの所とても月の出が遅く。待っている訳ではない。と思うのだけど(自分の気持ちに半信半疑)。たまたまスケジュールが合う。というか?すれ違う人々が多い中で、夜型の自分には月合いがいい。
深夜だけど、月が綺麗だ。とラインしたら迷惑だろうか?

ふっふっ、できないよね。。。
ダウンロードしていないんじゃないか?そうだ。していない。

メイル。
連絡はメイルになります。
メイル入った方は月、見てみて下さい。深夜だからって決して月離さないようにお願いします。
月が出てくるまで私はというと、とか言いながら特に待っている訳ではNight思うんだけど(と、再度、半信半疑、そして「ないと」と「Night」かけてみましたが、どうですか?)、一旦自宅で全裸になり、出てるかな?と深夜に服を着て外で確認。と。先日は1時半位からのぼりだしたり、2時を過ぎても出てこなかったり。月も超夜型。当たり前か。
東にいる時は大きな三日月で嘘みたいな橙色で歓声あげましだが(深夜なので小さく小さく)。上に行くと黄色になって、小さくなって(いつまで見てるんだよ?!)。

メイル。
メイルしたくもなりますが、メイルをせずに。家に入りますね。そして、再度全裸。と(前回、TATUYA 1より)。
いやあ、でももう。キッツイよねえ。気温的にねえ。体型的にもねえ。夏バテしたじゃんアタシ(知ってる?)。エアコンなくて。そのリバウンドでねえ、順調に太っていますものねえ。
歳もあり、瘦せにくくなるんだなあ。人生で痩せていた時期はないですが、もう一生痩せる事はないんだな。と決まりました。

11月かあ。
11月になりました。月が替わった。中座大変失礼致しました。
その後お変わりありませんか。
こちらは相変わらず、方向音痴です。でも、もう迷わずに行けるよ。

いつものように会員カードと一緒にレンタルするDVDをカウンターのTATUYAへ渡すが、ちょっと様子がおかしい。私のカードを持って、ウロツキはじめた。TATUYAは無口だから「少々お待ち下さい。」も言わずに手当たり次第にガンガン色んな機械にカードをスライドさせて、もう誰も彼を止められない。建てつけの悪い引き戸があるならきっとその隙間でもやるのだろう。
なんかあったんだね。私、待ってるね。カウンターを出たり入ったり、2往復はしただろう。
そして、やっぱり最終的に私の元へ戻ってきて「磁気異常と言われたことないですか?」と問いかける。じきいじょう?そう言えば。ちょっと待って。
レンタル屋さんの中だけどTATUYAが目の前にいるけれど、何となく懐かしい響きのルーツを探ってみる。
目を閉じる。
記憶を。。。

・・・う。
、・・・ょう。
、・・・じょう。
、・・・いじょう。

あ、誰かが『いじょう』と私に言った。磁気に、いや、時期に、その声はハッキリこう言った。
「脂質異常」。あ、磁気ではない。脂質だ。私が異常をおこしているのは磁気ではない。脂質だ。黒酢がいいとコイズミさん(インド人の旦那さんを持つ、気の合う知人)が贈ってくれたのは一ヶ月前だ。なんか効いている気がする。何にでもかけて食べてると報告すると、よかったと喜んでくれたが、プリンにもかける。と言ったらひいていた。
若いあなたには分からないだろうけど、自覚症状がないから私も全く分からなかったけど、磁気じゃない。パッと奥二重の目を見開き「磁気異常だなんて。(そんな事)言われた事ない。です。」勘違いしないで。分かった風な事言わないで。TATUYAは私を全然分かっていない。磁気じゃないんだ。そして奥二重は整形を考える程コンプレックスだったんだ。この怒りと悲しみが伝わったか?どうだ?コイズミさん呼んでこようか?
と様子を見るがTATUYAは勤務中ですし、特に平常心で。このカードではレンタル出来ない。磁気異常なんだから。と。
そんな、、、。磁気までも異常をおかしていたなんて、薬飲んだ方いいの?
しかしついさっきコンビニで焼き鳥を買ったばかりだ(脂質異常なのだから本当は控えた方がいい。プリンも。。。いや、プリンは。それは、いいだろ。。。なあ?)。
レンタル屋さんの会員証と兼用のポイントカードを渡したが、店員さんはカードが異常起こしてるとは言わなかった。という事は、大手コンビニ(A地点)から大きなレンタル屋さん(B地点)の間に異常を起こしたということになる。所要時間、30分位の間の事だ。

でも、実は。あまり考えないようにしていたが、そう言われれば心辺りはあった。
最近、スマホのケースを磁石付きのパタンと閉じるヤツにした。
『磁石が付いている』実は気になっていた。精密機械を守るのに磁石なんて一番ダメではないか?かねてから思っていたが、その普及率も知っているし、第一、商品として売っているのだから安全だろう。みんな使っているし。と。
いや、ここでみんなが使っているし。というのは正しい理由だろうか?落とし穴ではないか?大体、多数決は絶対に正しいのだろうか?
信じられない以上、自分は決して手は出さないつもりだった。磁石で携帯を包むなんて、自殺行為だ。そう思っていた。磁石のケースを使っている人を見ると『携帯壊れないの?』と不吉な質問をしたい気持ちを押し殺していた。
でも店先で惚れてしまった。一目惚れだった。
惚れたケースにたまたま磁石がついていただけ。不倫にも似た理由で人生は仕方のない事が幾つかある。
レジで清算してその場でスマホをケースに入れた。
入れた瞬間に。でも、ハッとした。大丈夫か?と。

恋は盲目。から醒めた訳ではない。
全ては現実であり、責任を持たないつもりではない。自分の発想を変えてみる。
『ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて、ここにあなたがいないと思うことが淋しい。オウオウ。』という法則に基づけば『ここに磁石があるから壊れるのではなくて、ここに磁石があるから壊れると思うことで壊れる。オウオウ。』という法則とイコールではないかと思う。つまり、自分の想念に問題があるのではないか。と改心する。

本当に改心出来たのか?はっきり追究できない自分の弱さはスマホケースと磁気のカードはなるべく近くにならないようにする。そういうズルイ部分で答えは出ていた。




TATUYA、今日で終わりにしたかったけど、またしても失礼。続く。と思う。また覗きに来て下さい。

TATUYA 1

今のところ、ひとまず自宅では全裸だが、最近は厳しい。限界かも知れない。と天(井)を仰ぐ。下を見ないのは気温を純粋に感じたいのと自分の現状を認めたくないからだ。
大家さんにこの夏、エアコンの対応遅くてモンクを言った時もパーマ屋さんを予約した時も間違い電話に対応した時も全裸だった。電話での会話は体型がバレない為、また全裸という開放感に背中を押され後で悔やむ程、話は強気ですすめられた。
この様に自由な振る舞い、強気な姿勢でいると、ゴミ出しもこのまま行って問題ないような気になってしまう。行きに10歩、帰りに10歩。問題あるだろうか?駄目なのだろうか?
部屋を出てもすぐ部屋に入るんだ。ドアツーゴミ箱10歩、はたまた、ゴミ箱ツードア10歩。駄目か?いいだろ?ならば、足、のばせるだけのばして5歩にする。どうだ?こう、なんとかうまい具合に、都市伝説みたいな感じで、なんかゴミ捨てたらすぐ居なくなるらしい。とか臨機応変に。見たら幸せになる。ような事もないけど、別に特に。普通に。とか。
と、常識が麻痺しかかった所でこの季節になった。もう裸では外へ出られないだろう。
服を着よう。冬が来る。
季節の変わり目をあなたの心で知る。という人もいるが、冷暖房に頼らず、全裸で過ごせば自分の肌で寒い。と感じ、冬がやってきそうな。そんな感覚を実感できる。
そもそも季節の変わり目ごとに心変わりをする可能性がある訳でしょ、その人。もっといい人いるよ。別れて良かったよ。
辛かったろう。次いける?
私はいけない。。。
とりあえず、映画を観ようと思っている。
今年も終わりに近づいているが、今年の前半に(まだ自宅で服を着ていた時期、季節は巡っているなあ)幾つか映画を薦められていて全部観ていない。今年のオススメ、今年の内に。と焦っている訳でもないが、少しずつ観ている。
観てみると、その映画を通して薦めてくれたその人が分かるような気がしてくる。こちらの勘違いかもしれないが。でも、合っていると思う。
作品が面白いか?というのもあるが、その人の感性にロックオン!
でも私のフィルターは曇っているのかも知れない。

最寄のレンタル屋さんは小さくて種類が少ない。リメイクした作品が見たくてもオリジナルしか無かったり、自分からしたらそれはスピンオフの角度だったり、ガッカリする事もあったが、大きな所に行くには何となく敷居が高かった。
以前はよく行っていたのだけれど、何された訳ではないんだけど、なんか圧が。きっと被害妄想だと思う。
しかし、行く時が来た。観劇に際して、見ておこうと思った映画が最寄のレンタル屋さんになかった。有名なヤツなのに、出来ればココで借りたかったのに。
大きなレンタル屋さんにはかつては通っていた。雰囲気がちょっと合わず緊張しながら借りていた。近所の小さなレンタル屋さんへ行くようになってからも大きなレンタル屋さんの会員カードはコンビニでポイント加算される仕様だったのでずっと持ってはいた。大きなレンタル屋さんへ久しぶりに行く。しかし、前あった場所にない。方向音痴が悪化したか?若しくは全くの記憶違いか?と焦ったが転居したみたいだ。近くにあるみたいだが。地図があるが。生憎地図がよめない。知っている通りの近くのようだ。その通り迄は行ける。行ってみるがそこから迷う。外観の写真は見たことがある。でも、自分が思っている方向を地図は示していない。
自分を信じてみようと思う。ここまで生きてきたのも殆ど勘だ。地図は無視して、自分が思う方へ行ってみた。
あったあ。
地図、間違っていないか?きっと間違っていないだろう。みんな、この地図を見て辿りつくのだろう。
自分は、やはり自分でしかなかった。
地図がよめれば、どこにでも行けると思う。今回たまたま外観が記憶にあったから行ってみて当たったが、自分の経験値でしか行けないのであれば、いずれ限界が来る。
もう来ている。
このレンタル屋さんとは元々相性悪かったし、私に内緒で移転するし、地図で煙に巻くし、歓迎されていない被害妄想は看板のある階へ永遠に来ないのでは無いかと思っていたエレベータと共に上昇した。
気後れに胸を膨らませ、目的の階へ降りると、なんと!とってもいい雰囲気だった。
割とこういう事がある。案ずるより産むが易しだし。
眠る事が上手に出来ない為、金縛りにあう時がある。でも、少しだけ体を動かす気になって動かしてみると、問題なく動く。
金縛りではないか?と思ったが金縛りではなく、何かの勘違いでそう思い込む。そういう夜を何度も過ごしてきた。
もしかしたら眠れないというのも、実は夢の中の事で、ぐっすり眠っていたりしてはいないだろうか?


途中ですが、一旦、失礼。

ペシミス人

静かな電車内で私は携帯に届いていた婚活パーティーのお知らせをそっと削除しようとしていた。いや?もしかしたら、こっそりもう一度開こうとしていたのか?
もはや、私にメイルをくれるのは婚活パーティ会社かユニクロヤマダ電機かになっていた。ユニクロヤマダ電機から来るのは大体そんな事もありそうだろう?婚活パーティ会社。これは以前参加したからくる。数年前、初めて婚活パーティというのに参加した。ローテーションで全員と話し私は13歳年下のバツイチの車の部品を売るショップ店長とカップルになった。私が彼を選んだ決め手は地味で大人しくて真面目な印象を持ったから。だった。洗濯機置き場の単水栓が緩くなり洗濯出来なくて困った私を最後まで見捨てず諦めず、ちゃんと直してくれている姿が、笑顔が、見えたからだ。でも誰の要望にも答えてしまう所が優しすぎる。って、悪い事ではないけれど、もう少し我が身をたててもいいんじゃないかな。とも思っていた。
最後に提出するエントリシートには3番までパートナー候補を書く事が出来たが私は店長を1番に書いて、2番と3番は、あとは書かなかったような気がする。
フリータイムで店長は話しの途中に歳の事をちょいちょい挟んできた。歳の差は気にならないか?私は気にならない。そう答えているのに、またしばらくすると歳の事を口にする。何か気に留めてくれてる気はするが、一回り以上開いた歳の差に抵抗を感じでいるようだった。多分、この人は私を選ばないだろうと思ったが。
カップルになった。というのに次の日からまた婚活パーティーのお知らせが届く。最後には盛大な拍手で祝福され若干、恥ずかしさに有り難迷惑しながら会場を後にした。スタッフの方々も喜んでくれたのにデータ管理では単にマーケットに過ぎなかったか。でも、自分の気持ちが決まっているなら、お知らせが来たって気にも留めずスッと削除できるだろう。私ならそれが出来るか出来ないかでいうと次の日もメイル来たら見ちゃってたから出来ていないだろう。話しが違うじゃないかと思うだろう。3人書けるのに1人しか書かなかったんだろう?と変に思うだろう。そうなんだ。そういう多面性があるんだ。
好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る。のかと。世間様に嫌悪されたら、自分としては、不眠症なので、眠れるだけいいと思っている。そう言って、核心から遠ざかって訳の分からない様に煙に巻いてしまおうと思う。大成功なるか?
私、浮気はするタイプなのかなあ。キャラクター外かもしれないが、ちょっとした心辺りはある。かもなあ。でも、大丈夫。安心してほしい。心の法則は、それ以外は本当はいらない。上っ面だけ来たメイルを見ていただけ。と、誰からも求められていない現状で正にこれが夢見心地。と。今、一体誰が私の心の行方を心配してハラハラしているのか。と。もう。もう。もう、これ以上は聞かないでくれ。誰も聞いていないんだけどねー、自分で勝手に自発で言ってるだけなんだよねー。

店長は思った通り、人がよく誠実で、その優しさにいつかこの人を傷つけ倒してしまう。とビビり。
ダメにしてしまった。
店長も初めてのパーティーだと言っていた。

店長にもお知らせは届いているだろうか。いい人は出来ただろうか。優しい人だ。きっと私の心配など無用だ。
そしてこちらも婚活パーティーのお知らせは不要ではあるのだが。だが。念のため身分証の提示はいつでも可能な状態にしておこうか?そんな静かな車内だった。私が望む目的地は誰かとの元の鞘か。新たな未来か。いなげやか。。。

いなげやへ行く途中の停車駅でドアが開くと小学低学年男子が父親と入ってきた。鋭い勘で満席なのを察し、ドアが開ききる前に乱暴な足音をたて、座りたあいい!座りたああいい!と叫び、最終的には体を右へ左へ前へ後ろへと定位置と決めた場所で叫びながら上半身はグネグネと足踏みをした。向かえの座席前だった。静かな車内にそれは疾風怒濤の如く押し寄せた。さっきまでは紅茶さえあれば貴族の様な穏やかな気分だったのに。貴族になった事などないが多分こんな感じでいいだろう。もしも、私が貴族だったなら、これでいい事にする。そんな穏やかな時間だったのに大声にびっくりして婆やも姿を消した。
びっくりしたはずみで、思わず、ヤマダ電機のメイルの配信停止ボタンを押してしまったかもしれない。子供だからってやっていい事と騒いでいい場所がある!大事なメル友を失ったらお前っ!!慌てて確認をする。そう簡単には解除出来る様な仕組みにはなっていない。サービス業は、偉業である。よかった。冷蔵庫が壊れたのだが思い切りがついていない。買おうか、次にあったかくなる時期でいいか。明日、お得な情報が届くかもしれない。
メイルが来なくなる寂しさのあまりつい取り乱してしまったが子供だから仕方ない。と見られる時期は長くない。羨ましい。思った事を言えるのは財産だ。子供全員に与えられたものでもないので、少年よ羨ましいぞ。
自分の頃を思うと、小さな時から内気で大人に自分の気持ちを言った事など無かったと思う。暗くて子供らしくない。そう言われていた。同年代の子を見て、子供は無邪気でいいな。と思っていた。何となく諦めと一緒にいたが、私だって、その時、その時で叫びたい事はあった。
もう叫ぶには老けすぎた。喉も弱くなった。大声出すとすぐ枯れる。目立った反抗期もないまま中年になり、強烈に反抗する時期を一生の時間に平たくならしてなんとなく、万年、いまだ反抗期という感じだ。

少年は電車が動き出しても座る事を諦めない。ずっと座りたい旨を父親に訴えている。父親は特に何ともない感じだ。もっと興味を持ってあげてもいいのではないか。他人の家庭の事だが寂しい。
全ては私の考えだ。

急に騒がしくなった電車で貴族までのぼりつめた穏やかな生活を取り戻すには、少年を座らせるしかない。若いんだから立ってなくてはならない。と横暴な事は言わない。互いに人間として、平等な乗客として考えた時に自分は今、座っているが、あの少年の座りたいという情熱に負けない位の誇りを持ってして座っているのか?と思う。座れないと分かった時、あんなにグネグネ、グネられるか?と自分に問う(椎間板ヘルニアだが大丈夫か?)。
よく、分からない。よく分からないが、世代交代じゃないか?と世間様に非難されないのであれば、このポストを守りたい。
私は少年に席を譲りたくない!
このまま座って居られるのなら、たぬき寝入りだって。。。今、まさに深い眠りに入らんとした時、少年の前に座っていた私と同年代女性が立った。あぁっ!キツネにつままれた。御免なさい。恥ずかしい。しかし恥ずかしがっている場合ではない。少年は既に女の席に座っていた。父親はお礼を言ったのか。分からない。そんな疑問を吹き飛ばすかのように少年の隣で鎮座する私と同年代男性が立った。少年の勘の鋭さは父親譲りか?察しのいい父は鎮座男性が、立つやいなや自分はいい。と遠慮した。しかし、鎮座男は、あなたじゃない。そちらの方。と少年に席を譲った女性をさした。父親は察しが物凄く悪く、少年の察しの良さは母親譲りだった。と確信している間に女は鎮座の誘いを断る。それを見た父は空いている鎮男の席に座った(さっき断ったじゃないか?)。少年が父から受け継いだものは、空席対応への素早さだった。鳥だったらきっと立派なはやぶさになっただろう。

全席埋まった。

座席を獲得したい者、譲りたい者。
電車だからいいが、フルーツバスケットなら成り立たない。諦めるな、最後まで。
私は、応援する。誰を?
座席を巡る人間交差点。決断の早い人間達で完結したかに見えた。
しかし、私の中ではまだ終わらない何かがある。
私の出番は来なかった。ハッキリ言って部外者であり、たぬき寝入りしそびれてただ見ていただけだ。
何も始まっていない様にも見えるだろうが、私は私の生活劇として考えたい事がある。
それぞれ思いは報われたか?
言いたい事は言ったか?
座りたいと言って、座れたのか。
座る事を断ったのに座ったのか。
言霊の力はあったのかなかったのか。
もしあるなら反抗期に反抗出来なかった私の思いを聞いて欲しい。

いや、やっぱりいい。
もういい。
全ては手遅れだ。
今年ももう終わりじゃないか。
天下一品の日が来た(10月1日)。天一の日が来ると、今年もあと二ヶ月か。と思う。
ずっと気にしていなかったが、天一のこってりのカロリーが耳に入ってきた。
ちょっと、勇気がなくて私からは言えないが、もう大盛りは、私の場合は控えた方がいいと思った。
今年もあと二ヶ月弱。
いいのか。このままで。




まだ、メジャーもミニどんぶりも当たっていない。
天下一品祭り。明後日まで。

吉田さんは、髪が肩まで伸びたら結婚しようよ。と歌ったが、私は乳首が隠れる迄になったら、※ヘアドネーションをしようと思っていた(※18歳以下の小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動)。2

予約時間より早めにお店に入る。店員さんがへアドネーションの申し込みについてお礼を言ってくれて、野菜の格好をしたボールペンと『こちらご記入下さい。』と一枚の紙を渡した。
幾つか質問が書いてあったが、つまりは私がバージンかどうかという事が知りたいようだった。
私が、というか私の髪の毛がバージンヘアかどうか?という事の質問だった。
カラー、パーマ、ストレートパーマを今の髪の毛は経験しているか?どうか?『はい』か『いいえ』のどちらかに○をつけるようになっている。
全て『いいえ』。未経験です。
あと、髪の毛を渡す子にメッセージを書く欄があったけれど、何も書けなかった。
時間より少し早く着いたので雑誌を渡され待っているように言われたが、その雑誌というのがタブレットで、今や週刊誌も月刊誌もこういう物で見る時代になってしまったのか。と戸惑ってしまう。
ならば、袋とじはどうする?
仮に開けたとして、指で広げて拡大して見るつもりか?!節操がない。ぼやかしておきたい事はもはやキレイ事なのだろうか。情報過多は寂しい事だと思う。

髪を切る。
その事から学べる事は沢山ある。
今回のタブレットとの出会いも学びの1頁だろう。
しかし、私はタブレットに触れようとはしない。
何故なら体から何かが出るている体。この原因により、結果としてはパソコンを固まらせる事が出来る。そういう能力だ。持ちたくて持ったのではない。何の為かは分からない。ちなみに今のところ何の役にも立っていない。
満月の日は特に酷い。
お月様はこんなにパソコンを固まらせて、本当に酷いと思う。他人が見たら(身内が見たって)、あの人なんだろう?と不審がる位に電源の入り切りをする(ネットカフェにて、ピッ、ピッ、言わしてる)。世の中には無数の趣味が溢れかえっているだろう。電源の入り切り。そういう趣味の人が居たっておかしくないかもしれないが、私の本質は無趣味だ。パソコンよ立ち上がってくれ。私は無趣味だ。
今日は満月ではない。新月でもない。月の時間は満月から新月に移ろっている所。言うとすればまだ少し満月寄りの日だ。大丈夫だろうと思うが万が一タブレットが固まってしまったら音が鳴るかもしれない。ブルッとバイブレーションするのかもしれない。お店の人にバレたら人の店のものを何勝手になにしてる?と不快に思われるかも知れない。
体からのエナジータブレットを固める人がいるなんてあまり思わないだろう。けれど、パチンコでさえ固めてしまう。私はそういう人間だ。

『使い方分からないですか?』と謎の女が声を掛ける。
ボウッと真っ暗なタブレットを見つめる背中に戦慄が走る。誰だっ?!
親切なスタッフさんだった。
真っ暗なタブレットを見つめる熟女にそれ以外声のかけようがない。
知らない所に行く時は方向音痴な上、地図がよめないのでとても緊張をする。役者仲間の金子岳憲氏がとてもいいアプリをダウンロードしてくれて自分の進んでる方向が分かるそういうのを前のスマホに入れてくれたが、機種変し、色々いじっていたら無くなってしまった。ダウンロード第ニ章のスタートだろうか。あの頃は自転車で色んな所へ行けてたのに。。。二度とは戻せない機種。
迷う事を想定して信じられない位早く出かける。格好つけて何時間前に出たかは内緒だが、待ち合わせをして初めて行く所は大体半分の時間は迷い道だ。
結局、この日も迷った。迷ったが信じられない位早く出ている。数人の人に道を聞きながら時間より前に着く事ができた。有難う御座いました。
ねえ、美容師さん、私は信じられない位早く家を出たんです。そしてこのパーマ屋さんへ辿り着いた。ほっとしたのも束の間、今度はタブレットを雑誌だと差し出される。
一難去ってまた一難。私の体からは何かが出ている。そういう運命を引き寄せる何かが出ているの?
話かけてくれた美容師さんの目をじっと見つめて、言葉に詰まる。
固めるかもしれないからこれには触れられない。と正直に言うべきか?イメージが悪いか?日本語に不慣れな異国人のふりをするか?ほったいもいじるな。これで乗り切れるのか?じっと見つめられて何も言わなくて気持ち悪いだろう。「ああ、あはは、まア、そのオ。ええ、まあ、はい。」なんだ?目が泳ぐ、眉が動く。田中角栄氏の真似を入れてみる。日本語に不慣れな日本人だ。帰国子女と言う設定は通用するだろうか。
美容師さんは、こちらの内心に気付いたか気付かなかったか笑顔で『ここで雑誌の種類を選んで、スライドさせるといいですよ。』そりゃあ、そうすればいいだろう。何も体から出ていないなら雑誌の種類を選びスライドさせるといい。しかし私は。と、言うつもりのない言い訳を思っている内に何かの画面を開いて行ってしまった。
「有難う御座います。」と開かれた画面は日大アメフトのタックル問題だった。金、欲望が渦巻く、記事を手を触れず読める範囲で読んだ。人間とは欲深い。改めての気づきは勉強になる。
生まれた時は天使だっただろうに。いつの間にか。人間とは。。。画面が暗くなる。私も暗くなる。

『お待たせしました。』と謎の女が声を掛ける。
生まれた時は天使だったろうに。。。自分を重ね反省する背中に旋律が走った。誰だっ?!
カットを担当してくれる美容師さんだった。
もお!待ってたあ!よかったあ!
美容師さんはへアドネーションに必要な長さを定規で測って、結べる位は残ると言ってくれた。自分としては石原良純氏になる位短くしたいと思っていたが、『また伸ばしますか?』と聞かれて、反射的に伸ばします。と答えていた。じゃあ残せる長さに合わせてボブにしましょうと話がまとまり。切る前に『写真撮りますか?』と聞いてくる。
キタ。美容業界の女:篠山紀信がここに居たとは。脱がせ上手がいるものだ。巨匠を前にやはりあゆの一枚は撮っておかなくてはならないのだろうか(前回の1より)。断ったらどうくどく?どう脱がす?この土壇場に来て、脱ぐか脱がないかの選択があるなんて思わなかった。
しかし、一度脱がないと決めたなら、女一匹硬派なら、もう未練は無い。
もうあゆでは無い。デカパイも無い(前回の1より)、今は、まな板の上の鯉。
切ってくれ。
ロングヘア最後の振り、獅子舞の様に首を横に振った。




・・・それは大袈裟だ。



毛束を幾つかに分け『切りますよ。』と2回聞いた。「お願いします。」と2回同じやりとりをした。おちゃらけた機嫌取りの聞き方ではなく。段取りだった。気に入った。
切られている感覚が伝わってくる。自分から離れて行く。行ってらっしゃい。切った32~3cmの毛束を私の目の前、鏡の前に山の様に、底辺から上に行くに従って頂点になるように三角に積み上げた。切った髪がどういう感じか見せてくれているのかな?
まるで小判のようで、「お主も悪よのう。ぐわはっはっは。」と悪代官になった気分。『変な感じしますよね?』とお茶目な越後屋、いや、美容師さん。
あっという間に髪型はきまった。整えたら終わりだろう。大木凡人氏の顔を私か、私の父にしてくれたらイメージしやすいだろう。

乳首の目隠しとなる髪の毛が無くなった今、やはり素直に貝殻だろうか。アレルギーの方には申し訳ないが、私も幾つかアレルギーは持っているものの幸いにして貝は当てはまらない。しじみでもホタテでもサザエでもヤドカリでも宍戸でも何でも身につける事が出来る。

他に候補があるとすれば、サークルレンズはどうだろうか?可愛くなりたいのは瞳だけじゃない。大きくなりたいのは瞳だけじゃない。女の子なら乳首だって可愛くなりたい。乳首だって大きくなりたい。
私達の日々は選択の連続だ。目に見えるものに惑わされてしまう。心の目で見なくてはいけない時、乳首にそういったレンズをつけておくと正解はよく見えてくるかもしれない。私の乳首は可愛いだけじゃない。よく見える。
ただ気をつけなければならない事として袋とじになった時、その可愛さに1000年に2つの乳首だと拡大されるだろう。それがレンズ効果だったと分かった時、読者は騙されたと激怒しやしないか?という事だ。ファンを裏切ってまで装着する覚悟があるのか。という事だ。その前にファンっているのか。という事だ。
瞳につけても怒られないのに、乳首につけたら怒られるもの。な~んだ?それはサークルレンズだ。私にファンが居ればの話だ。袋とじのニーズがあればの話だ。
しかしよく見てみよう。コンタクトレンズとは、よく見ると、こういうのはど真ん中は透明のようだ。
結局は乳首を隠せてはいない。これは、縁どってカワイくなるけれどエロいという結果になるのだろう。これがエロカワイイという事であるなら怪我の巧妙であり、やっと倖田來未女史へ辿りついたのか。と。
忘れない内にヘアドネーション迄の来し方を振り返ってみる。石原良純氏から吉田拓郎氏の思惑を間に挟み、浜崎あゆみ女史へ。人間の欲深さを学んだ倖田來未女史になり現在、大木凡人氏と。私の人間への追求は底なしだ。
しかし、なんだかおかしいのは倖田が先で合っているか?大木が来て倖田ではないか。
いや、違う。何かしっくり来ないのはこの順番のせいではない。倖田來未女史は。彼女は。。。エロカワイイではない。彼女はエロカッコイイだ!あああ!
イメージを間違ってしまっては、芸能人の方の努力を水の泡にしてしまう。
危ない所だったな。
今回は石原良純氏⇒吉田拓郎氏⇒浜崎あゆみ女史⇒大木凡人氏。で終わりになる。
残念だがこの歴史から倖田來未女史の名前はなくなってしまった。自分の力不足を嘆く。
最終的にエロカワイイ。これは大木氏で決まった。
人生は決着の連続だ。
心のレンズで見た時、やはり、彼はエロカワイイ

ヘアドネーションで学んだ事、それは大人凡人氏はエロカワイイ
私の中では、キマッタ。

あと、『まあ、そのー。』は、困った時に出る言葉なのだと私は感じた。
髪を切る事で学べる事は幾つかある。

もう一ケ月以上前の話(8月はじめ)だ。
エアコンも設置して貰いました{8月のおわりに(前回の1より)}。

吉田さんは、髪が肩まで伸びたら結婚しようよ。と歌ったが、私は乳首が隠れる迄になったら、※ヘアドネーションをしようと思っていた(※18歳以下の小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動)。1

乳首が髪の毛で隠れた。
毛根から出てきて、乳首に辿りつく迄、泣いた日も笑った日もあざ笑われた日もあったろう。
数年色んな事を一緒に過ごしたであろうに何も思い出さない。人様にお渡しするのだ。色んな思い出に浸るよりその位でいいだろう。

娘時代に比べてその距離は随分広がって目的地まで辿り着く時間は長くかかったと思う。だ毛ど、その伸びた分は人の役にたつのではないか?と珍しく明るく考えたりする。どうしたのだろう?私とした事が?ネガティブじゃない、本調子ではない。夏バテだろうか。

髪の毛は30cm以上必要と聞いた。
乳首へ着けばまず大丈夫だろうと思った。

乳首の記憶だが、自分で言うのも反感かうかもしれないが、10代後半、20代、30代と私はボインちゃんだった。
これは遺伝で、祖母は、志村けん氏が扮するおっぱいが床につきそうなおばあちゃんのあんな感じで母のボリュームも少しは遠慮したらどうだろうか?というほどの圧があった(ここに出てくるおばあちゃんと母は実の母娘です。母が伊藤毛後継で、同居していたのは本当の母。お姑さんと嫁という関係ではなく実の親子だった為、嫁姑問題は無い家でした)。
私もじきに母の様に世の中に威嚇を始め、おばあちゃんの様に床掃除には少し惜しい位の所迄たらちねるのかと思っていたが、40代になるとなんとおっぱいはなくなってしまった。遺伝は未定。
20代の頃は私のおっぱいに「伊藤さん」と話しかける男性もいた。OLだったのだが、仕事の話を私のおっぱいにしている。データをまとめて欲しいとか、別部署に届け物して欲しいとか。
セクハラという言葉はまだそんなに浸透していなかった。そしてそういう男性は本当に嫌だったし、デカパイはコンプレックスだった。
ただでさえガタイがいいのにデカパイのせいで益々太って見える事も恥ずかしかった。

デカパイ真っ只中。出遅れてしまったが、29歳の時に演劇学校に入り、全員年下の中でお芝居を一緒に作った。その中に二十歳そこそこだというのに50過ぎに見える男子に『大きいおっぱいが好きだ。一回でいいやらしてくれ。』と会っても言われたし電話もしょっちゅうきた。
私のコンプレックスはビーマイベイビーとまではイカなくとも一度。とそういう目的のあからさまに、お願いされていた。そっちが一回だけでいいから。と言って、でもこっちの欲望が逆転してまたアレしてくれと言ったらどうする?責任とれるか?どうする?若造。には見えないけど、若造。でもそれはもしかしたらこっちの仕事のしようかも知れないからそれはもう自分を守る為、大切にする為、突っ込まないに限る。そもそも突っ込めないのではないか?アハ。
初体験は15歳の時、ソープランドでだったという。15歳では入店できないだろう?と心配したが当時、30過ぎに見えたそうで問題なく事を終えたという。身分証提示の徹底とか、今よりかなりユルかったと思う。今回は15歳って、歳って何だろう?と考えてみる。15歳のヒントを求め、鈴木福君の年齢を調べてみた。彼は今年14歳。目安として30歳にはどうしても見えない。
年齢の枠を軽く超えてしまった彼はよく電話をよこしてはカップのサイズをしつこく聞いた。
それは嫌ではなかった。おっぱいに話しかけられるより清清しかった。正直である。という素直な心根は特殊な性癖を持つ変態な事を皆の前で公表させていたし、それについて皆も肯定、否定、驚き等、色々な反応を見せていたが、気まずくなったり、恐れたりマイナスな目線で見るクラスメイトはいなかったと思う。
ただ、10代でまだそういう経験がないまま、そんなもので?コトをする?という話を聞いてしまいショックを受ける子達は数人いた。
またその50過ぎに見える20歳の彼も大風呂敷なのか悪ノリなのか、本気なのか分からないがソレでないと興奮しない。と迄堂々とカミングアウトしていたのだ(どんな事かはナ・イ・シ・ョ)。
彼のやってきた事は私にはできないけれど、それがどんな桁外れな破廉恥な事だったとしてもピュアで正直な性欲にヨカったね。とその快楽を祝福したい気持ちだった。
彼は結局、半期で学校を辞めてしまった。その後、性へ向き合う姿勢と同じ真っ直ぐな情熱で大きな劇団に入った。芸術についてもとても貪欲なのは分かっていた一事が万事。いつも本気で向き合っている。
本人が演劇学校を辞めてから、また私が学校を卒業する位時間が経過してもその男子はしょちゅう電話をかけてきた。ヤリ取りは数年続いた(ヤッてはいないよ)。固定電話の時代。私は携帯電話を持つのがもの凄く遅かったが、そういう時代の流れにのらないつまらないデカパイにあきれもせず、ちゃんと在宅時間にかけてくる。電話の切り際「今度の○曜日何時にいる?」と聞いてくるこれは優しさではないかな?と分かってしまった。いずれ連絡は無くなる。結局、彼が私のおっぱいに触る日はヤって来なかった。1回目というのをとてもとても慎重にしてしまう傾向がある。一度何かあれば次はもうベテラン風情だが(?)、1回目の貞操はかなり固い。初めての男性(ひと)の時は、。。。はっ、失礼。
!若いのか若くないのかという見た目の、実は若手だった男子も触りたがってくれた、伊藤という人間がおっぱいだと認識する人もいた時間を経過し、おっぱいは今、どこかへ蒸発し、更に引力にひっぱられ、髪の毛の長さの測りにされるそんな存在になった。
伊藤はおっぱいではなく伊藤についたおっぱいである事、見せびらかせる大きさをなくし、おっぱいから人間が人格を取り戻した今、勝負しよう。
さあ、私に、私自身にコンタクトを!
そして今こそ乳首を隠そう。
全てにおいてトロく、ましてエッチでないときている。
乳首まで伸ばすには時間がかかった。
大抵、脇の下位迄伸びると石原良純氏位短くしたくなる。そして今まではそうして来た。
結婚の条件の方を過ぎ、石原良純氏に変身するチャンスを見送りし、ロマンスも抱えただろうか、どうにか乳首迄辿りついた。

往年の浜崎あゆみ女史の黒あゆ、白あゆのCDジャケットの顔を私か、私の父にして貰えたらイメージしやすいだろう。
どうぞ、イメージを。

どうぞ遠慮なく。

どうぞ。
























した?




まだなら。





































どうぞ。




ayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuayuareyou




明日にする?




そお?




出来ればこの状況を浜崎あゆみ女史のCDジャケットを借りず、生で見て貰いたかったけれど(誰に?)。なんだったらちょっとは写真に撮って貰いたいかなあ?とも、ほおんのすこうしだけ思ったりもしたけれど(だから誰にだ?)。
また次回乳首が隠れる頃にご縁があれば?
今回腰まで伸ばせば、もしかしたら。そういう?

でも今回はここで、切って貰おう。
ヘアドネーションの条件には間に合っている長さだ。

いよいよ、ヘアドネーション行くか。



???えええ?!まだ行ってなかったの?
この長いこと何の話をしていたの?ビーチクパーチク!

もうバテた?バテたでしょ?すみません。
私もね、この、暑さがね。

もうね、大家さんがエアコン換えてくれないんです。99年製ですよ。2000年問題で世の中が対策する前に出来たんですよ。20世紀の機械ですよ。冷えなくて臭い。そういう不具合出てきてるんですよ。だから対応頼むってお願いしたんですけどね。人が亡くなったというニュースの中、一週間以上ほったらかしにされて、いつまで連絡よこさないのか?と。もう我慢ならないと再度催促をして、こちらから連絡しなかったら、更に知らんぷりは続くのか?と本当に呆れた。暑さには強い方だし、そして平和主義を掲げている流石の私も頭ガンガンしてきて狂いだした。エアコンない部屋で一週間以上猛暑を過ごすと、ろれつが回らなくなる、真っ直ぐ歩けなくなる、ミルキーチョコレートが板チョコになる、起きていても意識がない、ご先祖供養がたりないんじゃないか?と宗教に勧誘される、顔色が悪い。と病院に行く事をすすめられる、死んだ母が夢に出てくる、とにかく暑い。自分の居場所に水たまりが毎日出来てる。もう内臓が、痛い。遅すぎる。そろそろ催促してもいいんじゃないか?と「どうなんですか?!」と連絡する。人が死ぬ猛暑ですよね。この猛暑ではもうエアコン贅沢品じゃないですよね?と言ってしまいそうになる。自分の遅い対応を認めて時折、伊藤さんという呼び掛けが伊藤様とクライアント扱いになる二人称の混在にこの人も実は暑さでやられたか。と思うと、自分より年上で辛いだろうな。と、多分エアコンガンガン効いてる部屋から電話してるんだろうけど、それを考えると腹は立つが、でも自分より人生長く息してきた人なのだからそれ位はハンデはあってもいいか。と、きっと大家さんもバテているんだろう中、こんな私に責められて。。。自分であなたって人は本当に信じられない!的な事を言いながら、何だか気の毒になってきた。再度連絡をしてから動いてくれているようだが結局、最初にエアコンの不具合を伝えてから一カ月が過ぎようとしている。工事日はまだ決まっていない。

猛暑の中、エアコンが一カ月無いと季節が変わり始め、エアコンがなくても過ごせるかもという日が増える。宗教の勧誘が諦める。ろれつは回復しない(暑さは関係あったか?)。早速バテてやつれた分のリバウンドが始まる。バッカスが板チョコになる。とにかく暑い。となっている。

実際の工事はいつになるか分からないが、催促してから大家さんは動いてくれ出した。伊藤様が気になる臭いの解決にプラズマクラスター付きにする。大型の10畳用(家は6畳一間です)にし、すぐ冷える様にする。日本で一番と言われているメーカー品にする。
私は特に臭いに厳しい訳ではない。エアコンが臭いを発するのは寿命だからだと思う。あまりにも強烈だった為、服にもその臭いがつきだした為、くさい事を伝えた。プラズマ何とかは付いてなくてもいい。またガミガミと喧嘩ごしで申し訳なかったが実はそんなに暑さに弱い訳ではない、部屋相応のエアコンで充分でそんな高級なものでなくても大丈夫な旨伝えても、大家さんはきかなかった。よくよく考えたら私に買ってくれるというか、私が退室した後も誰かがココに住む訳で部屋につけるエアコンなんだもんな。と炸裂しそうな自意識にストッピング!

謝られると途端に弱くなる。私の方こそ夏は暑いものと決まっているのは元々分かっていた筈だ。エアコンの匂いで服がオシッコ臭くなり、18度設定でもヌルい風しか出ない事なんて、今、こうやって生きていられるんだからそんな大家さんに詰め寄る事でもなかったのではないか。エアコンが贅沢品ではないなんて思うのならじゃあ、自分で買えるのか?エアコンが出来た99年と言えば私がデカパイざかりで演劇学校に入学した、思い出深い年でもあるのだから、そんなに99年製だというのを悪く言うこともないんじゃないか?また世界滅亡と言われた不吉な預言が起きずめでたい年で99年は人類のメモリアルでもあったのではないか?言い過ぎたかな。と思ったり。アフロの稲垣えみ子さんは電気自体使わないんだから、そういう人も居る中、扇風機を使う自分は軟弱でさえあるのではないか。とか、何より母が夢に出てきてくれたのは、連日の信じられない汗で背中がミミズばれし(意外と皮膚は弱いのです)、熱い痒い痛いと涙が出てきていてそんな日々だからこそ、母が夢で背中を触ってくれたのだと思う。次の日から背中は何でもなくなった。不思議なのだけど場所は実家でお風呂から出ると母が背中を触った。自分は風呂から出た所だったので裸だったが母はどんぶぐを着ていたので夢の中では冬だと思う。滅多に夢になんて出て来ない母に会えたのだってエアコンが効かないお陰でだと思う。エアコンがきかない事はそんなに悪い事なのか?と自分の容量の小ささを反省する。そして大家さんとの電話を切る頃には、ヒステリックだった自分の発言に申し訳なく思い、また大家さんの申し訳なさも伝わり、何だか分かり合えた様な感動さえする気持ちで、感謝しか無くなっていた。

ああ、ああ!また訳の分からない話をしてしまった。
私はこれから帰ってお盆の送り火をしないといけないので(今、ネットカフェなの)、また続き、あ、この話は続けないけど、もしお嫌いでなかったら2でお会い致しましょう。
このお盆、ちょっと母のいたずらかというちょっとした意思表示もあり、話せる機会があったらそれも。聞きたくないか?ではそれは抜きで。
今日はこの辺で、ヘアドネーションの事、何も書けなかった。

2はパーマ屋さん入った所から書く。
すみませんでした。
有難うございました。

股っ!

チンチンアイス。2

※『チンチンアイス。1』の続きです。


のごときの話になってしまいます。
私の日常の話になってしまいます。
自分の誕生日に関する話が暫く続きます。
こんな私にも生まれた日、誕生日があります。
自分の生まれた日を人に覚えて貰えていたら凄く嬉しいけれど、自分ではあまり執着はなく。
でも他の人も私の誕生日に何か思ったりはしないのだから、結局誰も気にしない。
単に365日の一日にすぎない。でもうるう年だったら366日の一日にすぎない。
試しに、何の試しか分からないけれど、今年のその日、カラオケに行ってみた。誕生日だからではない。関係ないけれど試すにはきっかけがいるとすれば、それは誕生日だからで、でも本当に誕生日だからではない。試しに。だからそれは何の?と考えると分からないけれど、365日の1日として兎にも角にも、ひとりで行った。
カラオケ館は入店するとまず、受付用紙に名前と性別と年齢と合計人数を書く。
本日、歳をとったので年齢欄、間違わないように、と、しかし今日、生を受けた日なら宇宙から何かお告げがあるかもしれないとそれを受け取るアンテナの感覚でペンを走らせてみた。さあ、ペンよ、走れ。その数字は。34だった。宇宙よ、何故だろう。どんなメッセージがある?48なのに。14歳サバをよんでいる。
根拠が分からない。間違うにも定義が全く見えずキレが悪い。歳をとるとはそういうものか。アンテナが誤作動か。それとも何かの暗号だったろうか。今の私にこの暗号は解けない。
二重線で消し、地球上では48だと書き直す。書き直さなかったら、あの人ぜったい地球上じゃ34じゃないよね?と給湯室(?)での餌食になっただろうか。
もしくは地球上では48なのに34ってさばよもうとしていたね。と笑われているだろうか。二重線じゃなくぐちゃぐちゃに塗りつぶせばよかった。
段々時間のなくなってきているこれから。そこから、今から1.5時間カラオケさせて頂きたい旨、店員さんへ告げた。
部屋に入ったが何を歌っていいかさっぱり分からない。カラオケなんて本当に来ていない。
前に歌った様な気がする歌を入れてみたが、音が取れない。耳は優れている方ではない。『チリンチリン』が『チンチン』に聞こえてしまう(前回の『チンチンアイス。1』より)。暫く音符を口から出さない間に聞く力もなくなった可能性がある。呆然と時間が過ぎる。
サロメvsヨカナーンを流す。
=君の名前はサロメ あなたの名前はヨカナーン ひとりぼっちよりもましだから愛してる=
エコーが邪魔でマイクは使わずそのまま歌ってみた。♭-6でサビの所が地声で出る。でも本当はもうひとつ下げたい。もうひとつ下げたらもう下げられない程低くなってしまう。
音程は低くても志は高くありたいと思っていたが、消費カロリーは10キロ位だったと思う。
志とカロリーは関係あるかは分からないが、もう少し頑張れば良かった。というか、これはこちらの頑張りではなく、もう決まって出る表示なのか?エコーの消し方もカロリー表示の基準も分からない。
結局、何を歌っても音が取れないまま時間が来た。
会計時、何かのキャンペーンとかで後ろのワゴンからお好きな物を三つお持ち帰り下さい。となぜか汗だくの店員さんが言う。なぜかというのも失礼だ。一生懸命に働いているんだ。缶コーヒーとマスクとエコバッグを選んで「頂きます。」と受付を振り返ると誰もいなかった。ちょっぴし恥ずかしいな。と思いながら出口へ向かう途中、汗だくの店員さんが「有難う御座いました。」と顔を出してくれた。
こちらこそ。コレ、誕生日プレゼント。キャンペーンて私の?誕生日の?んな訳ない。カラオケ館にとっても1/365か1/366だ。試してみたら、いや、試してみてもこうなった。こうなる事は分かっていた。
私は生まれた時が天ちゅう殺、大殺界という、生まれながらの人間だ。人生の冬と言われる、じっとしといた方がいい時期に出てきてしまった。今年がそうだ。生まれた干支が天ちゅう殺、大殺界。つまり年女の時、縁起がいいと言われるよ。と聞く年だが、私は何かをスタートさせるのに最もむいてない時期に人生そのものをスタートさせた。間が悪いのは生まれつきである。
オギャーという泣き声は、間違ったーー!という叫びだったのかもしれない。生まれてからずっと叫んでる気がする。
いつだったか、誕生日を聞かれた事がある。
その人はこの私を口説いているのだと言う。自分に無いものをいっぱい持ってる人が言ってくれている。そんな事で大丈夫なのですか?と答えたが、次会った時も聞かれた。この前聞いた事は覚えている様子。
きっと、この人は実はそんな。あんな事言っていたがその気はないんだな。と話をそらし二度目は答えない。
ネットで調べてくれてもいいと思った。頑張れば引っかかる情報ではある。
実は、私は、相手の誕生日を聞いた瞬間覚えた。
これが友人から聞かれたのなら抵抗なく答えたと思う。
去年お芝居で共演した20代の子から今年のその日、お祝いのメイルが届いて(他にもくれた方、沢山、いや、沢山ではないですが、心の友たちがくれました。有難う御座います。話の流れで今回、去年共演した20代の子の話させて頂くね。んね。)。その子は私の誕生日を調べてメイルしてくれたという(ほれ、ほれ)。
その子に、お礼を述べつつ恐る恐るお母さんの歳を聞いてみた。すると、昌子さんはお父さんと同じ歳です。と返ってきた。なんか、お父さんと、というのにハッとし、また年齢の比較がお母さんではなくお父さんだったのか。と、この勘の鈍さはもはや歳か、と自分の視点の甘さにがっかりする。同級生の孫達がどんどん大きくなっている。









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覚えてくれてたらとても嬉しい。でも、結局、それはエゴだし、普段捨てる様な野菜の皮をきんぴらにするのはエコだし、なんと言っても味の決め手はアゴ出汁。
人に覚えて貰えていたら凄く嬉しいけれど、それは自分の魅力にかかってくるのだろう。残念だがその人へは私の魅力不足負けだ。
いや、人生に勝ったも負けたもない。
そうだろ?
でも勝ちたい。何に?
もう一度占ってくれ。四柱推命でやってくれ。
それは生まれた時刻を聞くんだろ。母子手帳によると生まれた時刻は5:00とある。雑だ。母は死んでしまっている。父にこれは朝か夕か聞いても、なんと。分からない。と言う。本当に父親か?とここでもエゴが顔を見せる(こんにちは。)。そんな人の事を、責めらる程こちらも人の子とは思えない位の冷血を持ち合わせている。この親にしてこの子ありだ。決定的な事として同じ顔をしているのだから父親に間違いはない。年々似てきている。去年の免許更新の時の写真は父だった。現実を受け入れる事がしばらく出来なかった。そんなバカな。と。。。こんなの偽造じゃないか。と。小さな頃からそっくりで実は父が生んだという説もある。女の子は男親に似ると幸せになる。と言われる。しかし『父親にそっくりだ。』といわれる度に乙女心が傷ついた。父親似が幸せになるなんて。。。あっ、Koki,女史。美しい。そういう家もあるだろう。
迷信に惑わされない、現実を見て、鏡は決して見ない。
母に似ていたらよかったのに。いや、父に似ているからこの程度でおさまっているのかもしれない。
母はアゴが小さく大きな瞳で美人だった。母の同級生に何かの拍子で会ってしまい、伊藤(伊藤は母の姓)の娘だと告げると『おぉ!初恋の人だったよ!』と本当か嘘かは分からないが言われた事がある。
四柱推命では生まれた時刻も分かれば詳しく占えるという。幸せになる為の詳しい指針には生まれた時刻が必要だ。私はもう詳しくは分からない。
アグネスチャン女史は子供を生む際、その子にとって運勢のいい時刻になるまでお腹の中から出さなかったという。
誕生日占いは月日のみなので、その人の誕生に関わる機が熟す時刻があるのなら、大雑把なものなのかと思う。誕生月占いなんてもう無法地帯ではないのか?
生まれた時刻が分からないのだから占いの事を考えるのはもうやめようと思っても、すがるだろう。めざましに、りすに。最下位だと、やっぱり、そうか。と、少しは気にする。大体5:00ら辺に生まれただろうが、朝か夕か分からなければ。分からない。






AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAABABAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
  





AKB48(あきたからきたババアが48)になった朝、目覚めるとカーテンを閉め忘れ、目覚ましかけ忘れ、そしてもう一つ何かを忘れたがそれさえ何だったか忘れてしまった。老化のどセンター。ヤッタア!!違う。違う。
48歳になった朝、というが、カーテン閉めるのも目覚ましかけるのも47の最後の日。HKT47(ホーホケキョ、ケキョケキョ、トゥルットゥ47)引退の日ではないのか?と思うかもしれないが。大体、一日中家にいても22時に帰宅しても布団に入るのは午前3時。365日中365日(うるう年の場合は366日中366日)と言えばオーバーかもしれないが、でも殆どそんな感じだ。
だから日付が変わって48になって床に入るのだから、カーテンの事も目覚ましの事もあともうひとつなんだが分からない事も寝る前には最低気づきたかった時、もう日付的にはAKB48初日にした事だ。
しかし、天ちゅう殺だ、大殺界だ。と騒いでも結局、生まれた時刻が分からないでの占いだから気にせずに。と思えば気にしなくていいのだろうか。どうなのだろうか。どうしたものだろうか。

もの凄くどうでもいい話をしてしまったが、かと言ってこれから為になる話をする訳でもないが。戻す。
何度聞いても答えてくれる、新潟出身と勘違いしてしまっていた、長崎出身の心広い女(横道にそれた話が長過ぎて彼女の事が懐かしい『チンチンアイス。1』より)。
自分もそうなりたかったけど。エゴがすごい。
彼女のお家はじゃがいも農家で実家で作ったというじゃがいもを山程貰った事がある。
じゃがいもを貰った時点で新潟と勘違いしてしまった可能性がある。自分で思いっきし間違っていて言うのも変だが、じゃがいもと新潟が結びつく発想も素人ながらピンと来ないが、何となくじゃがいもと言えば北海道のイメージがあるが。でも新潟でもじゃがいも作っている農家の方はいるだろうし、長崎にもいる。まずはキチンと人の話を聞く事。そして固定観念をやめなさい。オレ。
彼女のお父さんが作ったじゃがいもは、食べた事ない位、ホクホクで甘くて、帰ったらじゃがいもがある。と連日はまっていった。心はじゃがいもになった。あら?顔も?
中には皮を剥くと紫色の実をした生まれて初めて見るいもに「あああ!」と台所でおののいたものだ。うまくすれば、おののいもこだ。
アンデスという種類だと教えてくれた。安心ですメロンと同姓同名とは。姓名判断では同じ人生を歩む筈だ。
人に誕生日を覚えて貰えない事を自分に興味がないからだ。とヘソを曲げるが、出身地も名物名も間違ってしまったけれど、私は『チリンチリンアイス』の子が好きだ。見かけたら声を掛けたくなる。話したくなる人だ。
ドアを開けた時にそのドアを開けた人を必ず見る人がいる。本当に小さな事だが、私はこういう人がちょっと苦手だ。恋人と稽古場に遅れて入った時は見てほしい。そこにいる人によるという選り好みをするちっぽけな48で申し訳ない。そういうあたりがイマイチアイドルになれなかった原因だろう。それさえなければ。。。え?
むやみに見てほしくない。腹の虫が悪いと。何見てんだよ。と言ってしまう心の貧しさを持っている。その貧しさは経済的にも比例している。
自分で自分が恐ろしい。今後の生活も心配だ。
彼女はそういう下世話な事をしない。だから付き合い易い。消去法の見方っぽいかもしれないけれど、違う。下世話ではないという皮膚の下に暖かいものを感じている。飼っているハムスターの話も聞きたい。写真も送るようお願いしてある。
散々、聞いてきたであろう。もう忘れない。
そして、本当に『チンチンアイス』というものはこの世に存在しないのか?自分はそれに対して少し情がうつっている。『チンチンアイス』が架空のものでありませんように。どこかで聞いて残っていたから勘違いしていた。そうであって欲しい。と。信じて『チンチンアイス』を検索する。
出てきた。ある。
青森だ。青森にあるようだ。そしてその容姿は『ババヘラ』と似ている。『チンチン』のアイスのドラム缶がタイヤ付きの物にのっているが『ババ』は地べたに置く。一見しての違いはそれ位だ。チンチンを『雄』とした時、北の男の労働におけるフットワークの軽さのイメージをタイヤ移動を可能にした状態で表し(冬は都会へ出稼ぎへ行くという暗喩だろうか)、ババを『雌』とした時、その土地で出稼ぎに行った夫をじっと待つ安定感の象徴と。その商売スタイルに、由来の予感が。。。的中率0%だろうが。
奇跡か記憶違いか?どこかで聞いてそれを自分で勝手に『チリンチリンアイス』から『リ』を抜いて、『チンチンアイス』にしたのだろうか。
永井愛さんの名作に『ら抜きの殺意』があるが、『リ抜きの誤解』という解決で手を打って貰えないだろうか。なんだ?その解決法は?
『チンチンアイス』検索は一緒に『チリンチリンアイス』も引っかかって出てきた。そして『ババヘラ』も出ている。
検索結果を映し出す一画面に、『チンチンアイス』『チリンチリンアイス』そして『ババヘラ』が一緒にあった。