その昔、夏といえば血だらけだった。年齢制限というぶ厚い壁が私を安堵させ、悲しくさせる。嗚呼、枝豆とスイカを喰らいたい、夏。何も言えなくて、夏。

最近、夏だというのに蚊にさされません。
この寂しい気持ちと安心した気持ちは蚊のせいだけでしょう蚊?
待ってちょうだい!これは先日お知らせさせて頂いた阿佐南(阿佐ヶ谷南南京小僧の略)公演『荒野のようしんぼー』時に体験したテーブルいっぱいにあった差し入れが喰らってしまったら無くなってしまって寂しい。というのと段取りをなかなか覚えられなかったが、メンバのフォロゥで何とかなって安心した。という気持ちにクリソツではないかっ?!というか、そのものだ!!

今月の初めに上記公演のお知らせをさせて頂きながら先週の20日の月曜日のハッピィマンデェ(海の日)に打ち上がったというのに1週間以上たちアップする不義理をお許し下さい。
お天気と差し入れとお客様に恵まれた公演でした。本当に楽日が終わった途端、雨が降り、楽日が終わった途端、腹ペコになり、楽日が終わった途端、色々あったり。明石スタジオ(今回公演の劇場)に神は居たのかもしれないぞ!
メンバの中には明石スタジオでの公演を何度かしている者も居て、『ここでの公演は差し入れに恵まれるんだ』などと話して居りました。そういった神秘的な話は大好きで人一倍“えええ〜〜〜っ!!そうなのおおっあつっつ??!!”と喰いつきましたが、この喰いつきは差し入れに対する意欲と比例し、テーブル上のものを何でもかんでも口にし、鏡に映った自分を見て、こりゃ蚊も寄ってこないは。と、納得の行く公演となったのです。
神は我を見放したか。。。とかなり他力本願に嫁入り前の悲しい性を自ら憐れんだりもしましたが。よくよく考えてみると劇場近くにあったコンビニで公演期間中おにぎり100円セェルを開催して居た偶然はやはり神のご加護以外考えられない!と確信するのです。145円の定価であった“うなぎごぼう”のおにぎりが、100円で喰らえる。1つ喰らえば45円、2つ喰らえば90円、10個喰らえば450円得をする。有難いお話だ!!
そしてまず、第一にお客様は神様なのです!!
御観劇頂けました方、有難う御座居ました!狭い席で申し訳なかったです。御観劇頂けなかった方、次回、是非にっ!

『荒野のようしんぼー』が今年最後のお芝居と思って居りましたが、来月、8月11日と12日と16日と飛び石の日程でFUKAPRO(FUKAIPRODUCE羽衣の略)に参加致します。東京芸術劇場アトリウム前広場にて、FUKAPROっちゃいます!!それに備えFUKAPROのDVDを毎夜観ているのですが、メイキング部も入って居て、お客さんが入る前の舞台上の会話等も収録されていて、それには私も映っているのですが、もうね、自分の感情だから自分がよく分かってしまうのだと思うのですけれど、もう、皆を愛して止まない自分がそこに映っていて、言葉では照れ臭くてあまり誉めたり好意を伝えたりは出来ないのですが、もろバレだ!嬉しさが伝わって観て居て恥ずかしい、恥ずかしいなあ。でも、幸せな自分も確認できて安心も。
もう稽古は始まって居ます。来月、あなたに会う為に。
待って居ます。
また改めて。
長くなってごめん。

伊藤昌子