FUKAIPRODUCE羽衣(以下、フカプロ)『女装、男装、冬支度』2月2日(日)無事に終わりました。劇場まで足をお運び頂きました皆々様、有難う御座居ました!ご覧頂けなかった皆々様次回タイミング合わさいましたら是非!関係者の皆々様!大変お世話になりました!有難う御座居ました!

公演終わって2週間たってしまいそうだ!ご連絡が遅くなりすみません。読みに来てくれて有難う御座居ます。
本日2月14日バレンタインデー、思いっきし雪が降って居ます。北国から上京して来、一生分の私ノルマの雪はもうやったと思ったのに、やっぱり冬は東京にも雪がやってくんだなあ。
なるべく歩きたくなくて、ひとつ、約束をキャンセルしてネットカフェに来て居ります。
バレンタインデーの本日、時間も関係あるかもだけど、ネットカフェ意外にすいてます。
女子よ、男子に想いは伝えたか?

『女装、男装、冬支度』が終わってから、携帯電話をスマートホンしました。
勝手がかわり、うまくいかない日々です。
私はQRコードを読み取って生きてきのだけれど、ガラバゴズ携帯時代を振り返ると何かのホームページをみるのもチケット予約するのも、そうやってやってきてて。

新しい携帯のカメラでコード撮ってアクセス。うまく読み取れず一晩中、何度もQRコードを撮っては、それを一度叩いたり、二度叩いたり、ずっと押してみたり。四角い記号は大きくなったり小さくなったり私の指先にそれ以上の反応は示さない。つれなかった、さみしかった。アクセスして欲しい。お願いランキングも見ず、いどんだ願いは届く事無く気付けば新聞配達のバイクの音が外から聞こえる。
QRコードを利用するにはアプリをとらないといけないという。
色んなマニアがいるが、私は一晩中、QRコードの写真を撮り続け、それを大きくしたり、小さくしたり、そういうマニアックな夜を過ごしてしまった。潜在意識だったのか。
アプリ社会。今までガラパゴス携帯で出来た事が、アプリがないと出来ないという。色々な事がアプリを必要とする。
私の欲望は電話とメールと写真。あと今回のスマホに換えた一番の理由にユーチューブが見られる。というのがある。スマホにすれば簡単に見られると思っていたのだが、これもアプリを欲しがった。ユーチューブを見たいが為にしたスマートホンだが、メイル一つうまく打てず、電話もうまく受信できず、なぜなのだろう。
今まで便利だとも不便利だとも思わなかった当たり前にメイルの受信や送信を分けて貰っていて。送信、受信を分けての保存はアプリだと言われ、カラバゴズの愛情に愕然となる。風邪で寝込むと分かる健康の有難さを感じるかの様に、送信前のメイルの書きかけは保存出来て当然。大体やりたい事はガラパゴス携帯いじっていれば何となく出来てしまって当然。
ユーチューブが見られないなら。と散々お世話になってそしてまだ使える察しのいいガラパゴスを捨ててしまった私は逃した魚は大きい。とガラパゴスの優しさに後悔と申し訳ない気持ちになっているのです。今はユーチューブもいらない。疲れてしまった。

そんな中、彼から連絡が来る。
『山崎怠雅グループ』というバンドをしている山崎怠雅君。彼とはお家が近所なもので最寄り駅でバッタリという事もしばしば、まったく関係ない所でも道端でバッタリ。とご縁のある男子だが、最寄り駅で会うと大体酔っ払っていて、せっかく会ったのだから少し話そう!となり駅近くのコンビニ前でその店で買ったのを一杯やったりしていたのだが、今度はお店でやろうという事になり、ずっと守れなかった約束の実現にいどんだ。
音楽と暴力を愛する。という彼に触れ合う時、気をつけなければならないのが、暴力を振るわれないようにする事。である。殴られてはいけない!痛いから!警察のお世話になる事も時々あるという我が町の暴れん坊に、始めは殴られるかもしれない。。。という恐怖から言葉をふるいにかけ選び、更にふるって考えて震えながら声に出して居たが、実際はとっても優しい青年で、見かけたら声をかけてくれるし、飲み物もおごってくれる。
『女装、男装、冬支度』を観に行くね。と予定の確認をし後ほど連絡くれる事になって居たが、連絡のないまま公演は終わってしまった。
公演行けなくて御免ね。と謝られたら、もう全然気にしなくなる。話を聞けば色々あった。
話すスピードがゆっくりで、この人の話はずっと聞いていられる。手を出す暴力どころかお話すら乱暴なところは一切ない。居酒屋に流れている音楽に『このミュージシャン好きなんだ。』と教えてくれたのが、レオンラッセル。普通に聞いたら忘れてしまうけれど、彼の話はよく分かる。
一途に生きるその姿は憧れであり、売れて欲しな。と思う。アマゾンで彼のCDが買える。もし宜しければ、彼の音楽を聴いて欲しい。
しかし人の心配をしている場合ではない。

自分の事の心配は山程だが、最近目立つのが物忘れである。
色々、忘れてマズかった事はあるのだが、その忘れてしまったエピソード自体忘れてしまっているので、忘れたてホヤホヤでまだ忘れていない悔しいヤツが、水筒である。ステンレスの保温できるボトル。基本的に一年中寒いので、一年中ぬるま湯を持ち歩いている。どこでも一緒だった500ml入る水筒をどこかに忘れてしまった。去年もなくして、今年も早速なくした。まだ2月なのに。年度で言うと、25年度に2つ無くした事になる。っくっそうううぅ!
物忘れが激しいのに悔しくて忘れられないひとつに夏の帽子がある。3つも。色々たずねて一つは電車の中から出てきた。この私の手元に戻って来た帽子に対しての執着は恐ろしい程である。もしこれが人間の子供ならグレるのではないか、という程その干渉加減はひどい。もう絶対になくさない。離さない。
あと今、困っているのが自転車のカギだ。自宅近辺には何もないが自転車をこげば10〜15分位で便利な街へ移動出来る。あの場所まで、歩けっていうの?このアタシに?!と誰に威張っているのかすらもはや確認出来なくなってしまった程、あげた生活をさげられなくなってしまったお姫様は(私の事です)、こうなったら錠を壊して乗るか。と思いついたが、ドライバーが何処にあるのか忘れてしまい、ダウジングをマスターしたい日々です。

『女装、男装、冬支度』後はそんな感じです。
あと、今回の相手役、代田さんと終わってから一度会った。おいしい坦坦麺が食べられる店を知ってるという事で場所を教えてとたずねると分かりづらいから。と案内してくれた。お店の人は注文を「普通の?辛いの?」と聞いてきた。私は辛いのを頼んだのだが、代田さんは普通のを注文し、坦坦麺がくる間中、辛いのを注文するととてつもないしびれがある。それを自分は事前に君に伝えてはいなかったか?本当に辛いので大丈夫か?日本にはない、唐辛子とは違う辛さだ。と、人の注文したものに対してイチャモンをつけてるの?と私はウルサイなあと、辛いのは大丈夫!と強く言い放ち、目の前の坦坦麺をひとくち口に入れ、見事にむせた。「かっれ〜〜〜っ!!!」と言いながら。でも、辛いのが出来なかった事にされたくなくてゲホッゲホッしながら食べ続けようとすると『こういうのは無理して食べるものじゃない。』と二人のを混ぜて半分にしようと言ってくれたけれど、結局、私は代田さんのお皿を横取りして食べる事をする。ひどいなあ。と思うのはこういう人の優しさにつけこむ自分である。
代田さんは辛い坦坦面を小皿に一口づつとって食べては、またよそい食べてはまたよそいして、「辛いから?」と問うと『こうするとおつまみっぽいでしょ』とビールを呑んでいた。
終わってからも手間をかけてしまった代田さんに感謝しつつ。
今度は普通のにするといいよ。のアドバイスも素直に聞いてバイバイした。
この日、今日もだけれど、この日も雪が降っていて、この公演が始まる前にお参りした神社に無事に終わったお礼をしに行った帰りで。
代田さんへもお礼を言えて『女装、男装、冬支度』が一段落です。
めちゃくちゃだけどブログも更新したし、後は、ネットカフェ精算して転ばない様に家に着いたら『女装、男装、冬支度』おしまい。


有難う御座居ました。

2013年、最後のブログで御座居ます。

2013年が終わってしまうか。2013年のカレンダーは芝居仲間の西田夏奈子に貰ったのだったなあ。一年が過ぎて行くか。
お金がなくて、実家にも帰られず、知人の子供が居てもお年玉もあげられず、暖房もつけられず、様々な請求書も消化する事が出来ず、今年も数える程しかブログを更新出来ず、私はそういう人間だ。
つい見てしまうテレビ番組、ビッグダディの最終回の放送が先日済んでしまい、元結婚されて居た方がタレントさんになったのも最終回となった運びに何ら関係しているのだろうか?私の思い違いだろうか?何故、今、最終回なのだろうか?自分は今、人の心配している場合ではないのではないだろうか?
色々思うところはありますが、子沢山家族の波乱万丈に沢山感動を頂きました。そして放送はされなくてもその生活は続いていくのだろう、もうドキュメントが見られなくなる、私の前から去って行く林下さんにお疲れ様でした。有難う御座居ました。体型が丸くなったのは収入と関係あるのか?それならそれで安心です。
個人的にちょび髭というのでしょうか、あの部分に髭を蓄えてる方とはウマが合わないというトラウマがあったので、はじめテレビを見た時は、敵かっ?!と警戒はしたものの、放送を見ていくと子供を作った人にはかなわないのだ。とその愛に涙し、見かけで判断してしまった自分に喝っ!一番目の奥さんが私よりひとつ年下というのにも喝っ!

一度も結婚していない、一人も子供を産んでいない、勝手に生きてる私のブログが止まっている10月以降は、日光猿軍団に連れて行って貰ったり、母が亡くなってから私に全く興味を示さなくなった父が柿を送ってくれたり、米も送ってくれたり、リンゴを持って来たり。朗読劇に参加したり、おばさんの皮を被った嘘ばかりつくミーハープライドお化けに何だか分からない指摘を頂いたり、本牧アートプロジェクトにフカプロ(FUKAIPRODUCE羽衣の略、以下:フカプロ)で参加したり、実家の同級生に孫が出来、お婆ちゃんになっていたり。今、蘇ってくるのはそんな感じです。


四国や大阪や埼玉で芝居したの今年だったのだね。何だか遠い昔の事のよう。何十年も前の若い頃の思い出の様に感じます。
今、と言っても本当の今ではないのですが、大きな意味で今の時期、お芝居の稽古をして居ます。
明日になってしまったら今月となりますが、来年1月29日(水)〜2月2日(日)に座・高円寺1にてフカプロによる『女装、男装、冬支度』のお稽古です。第17回公演なのだそうです。そして来年はフカプロ結成10周年なのだそうです。

今でも深井順子(フカプロ主宰)と初めて会った時の事を覚えているのだが、接触はそんなに長い時間ではなかったのだけど、短い初対面だったというのに、私がどんな芝居をするのか観た事もなかったというのに旗揚げ公演に誘ってくれた判断に、この人大丈夫か?と心配になったのと芯の強い人だな。と思ったものだ。 
深井の人を見る目というのには確かな信頼を持って居る。私を選んでくれた事については私は自信がないのだが、それ以外は本当にすんばらしい実績を持って居る。だから自信がなくなると深井が誘ってくれたじゃないか。と自分を励ますのだ。しかし、私を少年隊の東山紀之氏に似てる!という所はどうした?!ともなるが。似てるかな?ステップか?足のサイズか?まさか、顔なのかっ?!

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FUKAIPRODUCE羽衣 第17回公演
『女装、男装、冬支度』
「女装」する女と「男装」する男が愛の冬支度。

プロデュース/深井順子
作・演出・音楽/糸井幸之介

◆出演◆
深井順子
日高啓介
鯉和鮎美
高橋義和
澤田慎司
(以上FUKAIPRODUCE羽衣)
伊藤昌子
ゴールド☆ユスリッチ(散歩道楽
代田正彦(★☆北区AKT STAGE)
浅川千絵
熊川ふみ(範宙遊泳)
島田桃子
大石将弘(ままごと)
墨井鯨子
鈴木利典(扉座

◆日程◆
2014年1月29日(水) 2月2日(日)
1/29(水)/19:30
1/30(木)/19:30
1/31(金)/14:30★,19:30
2/1(土)/14:30★,19:30
2/2(日)/14:30
◎当日券の販売は開演の40分前、会場は開演の30分前です。
◎未就学児童はご入場いただけません。
★託児サービスありの回
定員あり・対象年齢1歳 未就学児・1週間前までに要予約。料金:1000円。

◆チケット(全席指定)◆
★前売/当日:3200円
★さいふにやさシート:2000円
各回枚数限定・当日引き換え券。
やや見づらいお席になる可能性がございます。
★ウルトラマニアチケット:10000円
羽衣マニア向けのスペシャルチケット。
チケット2枚にお土産付。

◆会場◆
座・高円寺1
JR中央線高円寺駅北口から徒歩5分
◎土日・祝日の中央線快速は高円寺駅に停車しませんのでご注意ください。
◎駐車場はございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

☆FUKAIPRODUCE羽衣ホームページ☆
詳しくはこちら。
http://www.fukaiproduce-hagoromo.net/

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これから帰ってそばでも喰らうか(今はネットカフェです)。
家、息が白いんだよな。露出部分、痛くなるんだよなあ。顔とか手とか。
紅白歌合戦始まってるな、絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時も始ってるな。
録画できる設備もないからな帰るか。
今年もお世話になりました。来年もひとつ宜しくお願い致します。
全員が健康と笑顔にあふれる一年に。
よいお年を。

いやあ、心は焼き芋一色です。想いは強く、焼き芋じゃなきゃ絶対に嫌です。少し前迄は西瓜(すいか)の事ばかりだったと言うのに。『少し前』と言うのは。。。実は9月13日(金)〜16日(月・祝)に埼玉県の「キラリ☆ふじみ」で19(木)は国立市の「くにたち市民芸術小ホール」で、劇団!田上パルの主宰!田上君の作・演出で劇題!『mother−river homing』をやって居りました。その頃のお話です。無事に終わりました。有難う御座居ました。

公演のお知らせする間もなくあっという間に終わってしまいました。そして終わってからもあっという間に2週間過ぎてしまいました。
夏の疲れは九月に出る。とよく聞きます。私のぎっくり腰バージンを捧げたのもセプテンバーでした。グギッ!と何かが破裂した音を聞くと同時に、のたうちまわりそれから食べ物の嗜好も人生も変わったと思います。髪をとかすのにブラシをとろうと左手を伸ばした時でした。
シメっぽくなってしまいましたが、そのような経験も踏まえ、警戒しなければ!と心構えが出来たところにもうオクトーバーが来ましたので、一安心。という解釈はオーケーでしょうか?
ご観劇頂きました皆々様!誠に有難う御座居ました!
ご観劇頂けなかった皆々様!次回是非ともっ!
関係者の皆々様!お疲れ様でした!大変お世話になりました!!

昨年の6月に上演し、アンコールにお応えしての再演でした。
去年とメンツが少し替わったりもしましたが、約一年ぶりに集まった『mother-river homing』っ子達に顔合わせ時、制作の中出さん指揮の下、この一年での変化を一人一人言っていきましょう。となり。お腹が出てきた事を報告する人、耳が遠くなった告白をする人、離婚した人、心臓が止まった人、去年との違いは自分と触れ合ってみて、その触れた側の人が感じて下さい。と偏屈になってしまった人。それぞれ色々あった一年でした。一瞬心臓が止まった人が居たのにはビックリです。『mother-river homing』。三途の川を渡らず、舞台という川へ戻ってこられて良かった。

稽古に入ると順調に老いてキテいるものだなあ。としみじみしてしまったのが、去年言えた台詞が口が回らなかったり、動きのキレが悪くなっていたり、一番こたえたのが電車での居眠りです。
意識が戻ると知らない土地に居た事、おおよそ10回。終着駅に着いて折り返しの電車にそのまま乗って元の駅に戻った事、1回。この時は正に夢からさめ、呑み込めない現実に、なんで私は乗った駅で降りて居るのか?!!一体!何が起こったのかっ?!!私!急いでいるのっ!!すっごくっ!!!すっごくうっ!!!と寝起きの不機嫌さも加わり駅員さんに食ってかかりましたが、無感情の説明を聞きながら、頭にのぼった血は顔へと移行し赤面となりましたが、起こせ!バカーー!と乗り合わせた乗客の冷たさに逆ギレすると、またしてもカアアーっと頭に血がのぼるのです。実に、遅刻とタクシー通勤を繰り返した作品となりました。そして、終着駅で寝てる人が居たら勇気を出して必ず起こそう。と誓いをたてた公演ともなりました。

昨年は居眠りなどさほどしなかったというのに。したとしても、目的地で目が覚め、自分を信じる事が出来ていたと言うのに。一年という時は残酷に過ぎて行ってしまったのだなあ。
千穐楽中秋の名月でお月様に見守られながら幕を降ろしました。思わず遣いの者がお迎えに来ていないか辺りを見渡してしまう程の美しさでした。しかし今年は違った様で。バスに乗り駅前へ移動し、軽い打ち上げをし、電車に乗って地球で間借りしているアパートメントへ帰ったのです。
帰り道、メンバの一人が満月に向かって財布を振ると金運アップになるのだと言うので、時々立ち止まっては、お月さんにそんなアピールをし、公共料金とテレビ録画する機械と生クリームと新しい洗濯機とiPodとアイパットかパソコンとお風呂とトイレが別々のアパートとエアウィーヴとノンオイルフライヤーと若さと美貌が欲しい!才能も!人気者となり、人脈の宝庫と呼ばれ信頼された上で、もてたい!食べても全く太りたくない!足がデカすぎる!京王線の乗り方が難しい!あとぉー?!、、、とか言いながら帰りました。
見事な月光に照らされ海亀も安産出来たのではないでしょうか。ハッピーバースデイ!亀っ!

劇は家族のお話。沢山兄弟が出てきます(6〜7人みんな血がつながっています)。別々に暮らしていても仲が良く力を合わせて物事にいどみます。私の家族は遠く離れた父のみで、信頼できる力を合せられる兄弟が居たらどんなにいいだろうか。と現実の寂しさに寂しくなりました。しょんぼり。がっくし。がああああ〜ん。

作・演出の田上君は以前、公演初日に台風を迎えお芝居を中止せざるをえなくなった経験の持ち主ですが、今回も16(祝・月)にヤツが上陸するかもしれないという事で15(日)は泊まる準備をして来る様に言われ、全く!田上君て人はー。台風男なんだから〜。とか思いながら、台風に備えましたが、15(日)公演終了後のジャッジは私達の行動範囲には影響ないだろう。明日、16(祝・月)は問題なく劇場入り出来るだろう。となり、宿泊はせず、それぞれ自分の家で寝て、集合しました。今となっては皆なと泊まる台風込みの本番もよかったかなあ。と思ったり。
また、台風を呼ぶ男。と一緒に芝居作る事が出来たらそれも楽しみのひとつに入れよう。とニヤける秋の夜長です。熊本のお話で熊本弁、いまだにちょこちょこ出てくるとよ。

またしても長くなりました。すみません。そうこうしている内に焼き芋じゃなくても栗でもイケる!と心は変化をとげ、これがこの季節におススメの諺。女心と秋の空です。なかなか女扱いなどされないですが。

季節の変わり目。どうぞ、手洗いうがいをマメにお願い致します。

FUKAIPRODUCE羽衣 第16回公演『Still on a roll』東京→香川→大阪終わり!7月28(日)に無事打ち上がりました!!ご観劇頂きました皆々様有難う御座居ました!!おいで頂けなかった皆々様、次回是非とも!!関係者の皆々様お世話になりました!!どうしてますかあ?!ご協力頂いた各地の皆々様!!有難う御座居ました!!忘れないでえっ!!そして!さあ、夏!も少し暑くなっていいよーーー!!!

フカプロ(FUKAIPRODUCE羽衣の略)がツアーで回る事が決まり、準備できた?などそれぞれの状況を確認したりする会話も日にちが近くなるとよく聞きました。制作の方々は自分の旅支度だけではなく、旅に関わる事全般をやってくれるので、本当に頭が下がります。そんな忙しい中、『旅手帳』というしおりを坂田さん(美人制作)が作ってくれました。タイムスケジュールの他にその土地の観光名所への行き方も書いてあるユーモアのある小冊子。
修学旅行をする高校二年生の気持ちになります。
香川のページには頻繁に“うどん”が出てきます。
大変で忙しいからこそ、作ってみました。と言ってくれて、元気になる!!

個人的には旅についての焦りはなく、荷造りの仕方も分からないから手ぶらで行こう。と考えて居ました。洗濯が出来る。という好待遇に自信を持ち、この身ひとつで香川、大阪へ行ってやるのだ!そう言って高橋君(フカプロ劇団員)を威嚇して居ました。
手ぶらで行きますから、荷造りなど必要ないのです。だから出発前夜も慌てる事なく普通に床についたと思います。
当日、朝起きてみると、洗濯をしたとしても干すアイテムがないのでは困るな。と思った瞬間、石鹸がいる、アイマスクがいる、手袋、日傘、etc。。。
香川へは飛行機で飛んで行きましたが、空港へ着くと誰よりもデカいスーツケースで飛行機に乗る事になっており、中に人が入って居るの?そんな問合せを頂いたりしました。
手ぶらという理想から人が入れる位のスーツケースという現実に。
その現実の厳しさに。
高橋君はビビったかも。知れません。

飛行機は窓側に座らせて貰って、東京→香川間の約1時間ずっと外を見ていました。地球は青かった。かどうかまでは確かめられませんでしたが、人間なんてちっぽけ。宇宙には敵わないんだなあ。と少年の様に純粋な心で一週間の旅へと出発です。
空を見ながらもこの気候だというのに台所にそのままおいてきたキャベツの事が心配ではあるけれど一週間の旅へと出発です。

香川では学校のホールでの公演でそこに通学する学生さん方、先生方がもの凄く協力してくれました。夜中でもずっとそばに居てくれる。
東京で知り合って香川在住になり今回誘ってくれた西村先生も雰囲気が変わっていて南国バーションの更に素敵で頼れる先生になって居ました。

ツアーらしく、旅につきものの体調不良。ちゃんと体調を崩す人達が居ました。
一番手には作演出音楽の糸井氏。舞台を繊細に丁寧に作るその人は環境の変化を感じたのでしょうか?
作演出音楽が発熱し、腹を下した。そんな情報がフカプロ一行に流れ出した頃。
深井順子(フカプロ主宰)と私は宿の食堂に居ました。深井はウルトラマニアチケットをご購入頂いた(1万円で色んな特典がついている観劇券です)お客様に差し上げる短歌を詠んでいました。一句、一句、考えて“4つ出来た”そう言って、出来た短歌を聞かせてくれて、それを聞いた私もなんだか、一句出来そうに思い、病床に苦しむ糸井氏にむけてひらめくのです。
深井の詠む五・七・五・七・七でなるその世界はいつも切なく色んな方向からせめて来ます。
私も!と思い!口にしてみたものの、ひらめいたのは五・七・五まで。意外と好調な出だしだったので、短歌用の原稿用紙があり、それを『昌子も書きなよ。』と生れて初めてしたショートカットが似合うとすこぶる評判のいい深井が、ショートカットにした事さえあまり触れられなかった私に手渡してくれました。
短歌用の原稿用紙を手にしたのは初めてで私にも短歌が詠めるのか?と深井から受け取ったその用紙は婚姻届の様に感じたのは、短歌バージンだったからでしょうか?ドキドキしたものです。
この初体験を糸井氏と深井に捧げよう!それから考えた、考えた、しかし、まとまらない。
結局、考えたけれど、完成する前に糸井氏は元気になり、私の初体験はあおずけとなりました。原稿用紙は大切に持って帰ってきました。
思いを31文字に出来る深井はすげえ!と再確認。ショートカットもすっげえ似合うと再確認。
学生さん、先生方、夜中までバラシ(劇場を現状復帰させる為の後片付け)手伝ってくれてなごりおしいままさよならしました。もの凄く蝉が鳴いてた。

大阪では、数少ないですが関西暮らしの知り合いが居り、会いたかった人には半分会えた!嬉しかった!
ご協力頂いたスタッフの方も関西美人、美男子、関西の宝達のご協力有難う御座居ました!!
楽日を大阪で迎えましたが、今回の舞台いたる所に猫が居て、一匹というか一羽というかうさぎちゃんではないか?という子も居たのですが、楽日は欲しい人に連れて帰って貰おうとなり、私の話相手だった『ニャギラ』という雄猫が居るのですが、その子が友人宅へ貰われて行きました。彼女のお家には本物の猫ちゃんが居て、ニャギラがその猫ちゃんに受け入れられた写メイルが送られて来て、泣きそうになる。という。いい話もあり、帰りのバスの時間が迫る中、たこ焼きを買いに行ったメンバーがなかなか来ずヒヤヒヤしたり、途中のパーキングエリアに鞄を忘れそうになったり、体調不良になった人も数人居ましたが、怪我人もなく私のスーツケースから人が出てくる事もなく珍道中は幕を閉じたのです。
帰宅に恐怖をおぼえていた一週間ぶりのキャベツも何故か大丈夫でした。
逆にこんなに大丈夫に見えるのは大丈夫じゃないんじゃないか?そう思いながらも汁にしてやりました。

チョコレートのパッケイジに「ファットブルーム」という単語が見られますが、これはチョコレートに生じる劣化現象の一つで、なんか、劣化と聞くとドキッとしてとっても恥ずかしい気持ちになります。

くいました、ひとつ歳をくいました。実家で暮らす父は離れて暮らしている娘(私)の誕生日を忘れている様です。
母が死んでからというもの全く私に興味を示さなくなってしまいました。母にゾッコンだった父は娘というアイテムを母の気をひくために愛でてる様に見せ掛けていたのではないか?と疑います。バレンタインデーに贈り物をすると必ずホワイトデーにはお返しと電話をくれていましたが、全く反応がないこの2年。誕生日もしかりです。母が生きていた頃もなんか恋女房の指示で色々接触してきていた様な感じはしていたのですが。予感的中の様です。
お返しなんかいらないわ。電話もいらないわ。りんごも、お米も野菜も。ただ元気で居て下さい。


今、フカプロ(FUKAIPRODUCE羽衣の略)の稽古中です。
父に忘れられても数少ない友人と芝居仲間は覚えてくれて居た!
数少ないけれど貴重な友人という人達は、メイルをくれるのね。救われました。感謝です。よくぞ!よくぞおあっつっ!!
毎年三日前にお祝いメイルくれる友も今年もちゃんと三日早く『おめでとう』をくれました。
『勘違い』。
毎年必ず三日前にメイルをくれる彼女にそれを告げられない私はずっと、そのまま居てほしい。気付かせないまま息絶えたいと思うのです。
早めのお祝いメイルを受け取った三日後の夜、稽古の後、焼き鳥屋さんに連れて行って貰いました。
今まで全く酒を呑まなかったのですが、最近は呑んだりして居ます。飲酒初心者はペースが分からず気づくとろれつが回らなくなって居たりします。でも、この歳になると(43歳)飲酒してなくても何を言っているのか分からない時があります。
2013年7月11日(木)に初日を迎える“Still on a roll”の仲間と(観てやって下さい!)前回公演“サロメvsヨカナーン”で共演した枡野浩一さんに奢って貰いました(枡野さんは「Still on a roll」振付師の木皮君とゾロメガネンというお笑いコンビを組んでいて7/15(月)14:00公演後、ライブします。是非!)。
ご馳走様でした。有難う御座居ました。楽しい宴でした。帰り道の寂しかったこと、寂しかったこと。うっうっう〜。

現在ツイッタをやっていない私には以前ツイッタでやりとりしていてその後連絡が取れなくなってしまって気になっている人が何人かいるのですが、その一人シズエさん(フカプロの最強サポータ)が‘マサコ’というバラをツイッタにあげてくれてそれを鯉和鮎美(フカプロ女優)に見せて貰いました。なんて愛のあふるる方なのだろう!と前々から思っては居たけれど、なんかジーンとして焼き鳥をまた喰らうのです。

陳腐な言い方かもしれないけれど、フカプロ中は愛に触れている感覚があります。応援してくれている人もこんなにもあたたかい。
そこに集まる人々の兄弟を羨ましく感じます。この人達と血が繋がった人達。
深井順子(フカプロ主宰!)のお姉ちゃんは妹思いでしょっ中贈り物を届けます。可愛いね!と言うと大抵『お姉ちゃんに貰ったの。』と、こうきます。順子はいつも『お姉ちゃんがいて良かったあ。』と言います。鯉和鮎美(先ほども出ました!フカプロ女優!)の妹自慢、弟自慢は底なしで、その愛情のあふるる振る舞いに思わず“おねえちゃ〜ん”と抱っこして貰いたくなります。日高啓介(フカプロ男優!)などは長男の包容力で実の兄弟どころか会う人会う人に「アニキ」と慕われる長兄っぷりです。
頼れる信頼出来る兄弟、私も欲しかった。

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FUKAIPRODUCE羽衣 第16回公演
「Still on a roll」
東京→香川→大阪

プロデュース/深井順子
作・演出・音楽/糸井幸之介

◆出演◆
深井順子 
日高啓介 
鯉和鮎美 
高橋義和 
澤田慎司
伊藤昌子 
鈴木裕二 
新部聖子
福原冠 
森下亮(クロムモリブデン

【東京】
2013/7/11(木)〜7/21(日)
こまばアゴラ劇場にて
(京王井の頭線駒場東大前駅東口から徒歩3分)
◆チケット(全席自由)◆
前売:3000円
当日:3500円
初日割引:2800円
(11日のみ前売・当日共)
さいふにやさシート:2000円
(枚数限定・直前入場)
ウルトラマニアチケット:10000円
(要予約・2公演+お土産付)

◆日程◆
11(木)/19:30→初日割引
12(金)/19:30
13(土)/15:00,19:30
14(日)/15:00?
15(月)/14:00?,18:00
16(火)/休演日
17(水)/19:30(ほぼ貸切日)
18(木)/15:00,19:30?
19(金)/19:30
20(土)/15:00,19:30
21(日)/15:00
?糸井幸之介ゆるトーク開催
(入れ替え制・500円缶ビール付き)
?歌人枡野浩一と振付家・木皮成によるお笑いコンビ”ゾロメガネン”のアフターライブ付き
?アフターライブ付 
ゲストに西田夏奈子

【香川】
7/24(水)25(木)
国学院大ノトススタジオにて
(JR善通寺駅から徒歩8分)
◆チケット(全席自由)◆
前売・当日:2500円
学生:1500円
(要学生証明)
さいふにやさシート:2000円
(枚数限定・直前入場)
ウルトラマニアチケット:10000円
(要予約・2公演+お土産付)
◆日程◆
24(水)/20:00
(糸井幸之介アフタートーク)
25(木)/19:30

【大阪】
7/27(土)28(日)
ロクソドンタブラックにて
(地下鉄谷町線阿倍野駅1番出口から徒歩2分、
JR・地下鉄御堂筋線天王寺駅から徒歩6分、
近鉄南大阪線阿倍野橋駅から徒歩5分、
阪堺上町線阿倍野駅から北へ徒歩1分)
◆チケット(全席自由)◆
前売・当日:2500円
さいふにやさシート:2000円
(枚数限定・直前入場)
ウルトラマニアチケット:10000円
(要予約・2公演+お土産付)
◆日程◆
27(土)/19:307/11(木)〜15(月)の公演のみ
(糸井幸之介アフタートーク)
28(日)/14:00
(糸井幸之介アフタートーク)
18:00

宣伝動画があります。
もし宜しければみてみて下さい。
http://youtu.be/WQb9hUG9J1s

◇FUKAIPRODUCE羽衣公式サイト◇
詳細はこちらを
http://www.fukaiproduce-hagoromo.net/

チケットもお申し込みは私、伊藤昌子扱いになってしまいますが、是非!下記URLをご利用下さい!
URL:http://ticket.corich.jp/apply/45859/008/

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この作品には沢山の約束事詰まって居ます。
元々、もの覚えなど良かったためしはないけれど、忘れてしまう時もあるけれど、ひとつひとつの約束を守るのが楽しいです。

稽古がない時は、最近はまっているのですが。
バレンタインデーに手作りチョコを作ってからというもの、固まったチョコを買ってきては、溶かして固めて食べて居ます。
固まったものを溶かしてまた固めるというのは一見、虚しい作業の様に感じるかもしれませんが、実は溶かして固めたものを食べると買った時の固まったままの状態のを食べるよりも美味しいと感じるのです。
溶けた時、何かを入れてもいいでしょう。私は酒。酒を入れます。これをする様になってから酒を呑める様になりました。こりゃ旨い!と味をしめ、酒を入れ過ぎて歩けなくなった事もあります。
ちなみにバレンタインデーに手づくったチョコは別に誰にもあげず、自分で喰らう!というバレンタインデーとは関係なく単なるチョコ好きとしてチョコを溶かして固めた日となりました。
キッカケは暖房だったかポッケに入れておいて体温で溶けてそれが固まったのか、原因は何だったか忘れましたが、「ファットブルーム」でした。風味や口溶けは損なわれるが、身体への影響はない。と説明されますが、その風味や口溶けの損なわれ具合が私にはその評価にならずに居ます。自分で溶かして固めたヤツよりも何らかの事故で溶けてしまって固まってしまった「ファットブルーム」が美味しいと感じるのです。意図的にやらない。風味や口溶けを損なってしまった。それに私は感動しているのでしょうか?!
風味や口溶けを損なってしまった様には思わない。と言いながら。
明日は父の日。私はお花を宅配して貰いました。既に届いたとの連絡がありました。
そして、観劇日についての連絡があります。
東京公演について、17(水)19:30の回がほぼ貸切日となって居りますので、こちらの観劇日を除いてご検討頂けましたら幸いです。
あとの連絡は今回のフカプロ公演で誕生日をむかえた、若しくはむかえる情報ですが、過ぎてしまいましたが10日が制作の坂田さん、今日はキュート&セクシーちゃん、明日はゾロメガネン&振り付け氏の木皮君、19日が作・演出・音楽の糸井君、7月は3日がフカプロ男優の高橋君、5日がクロムモリブデンからやってきた森下君、28日は「Still on a roll」の最終日、大阪でむかえますが、照明松本さんのお嫁さん、しゃこちゃんと東京公演18日夜にライブにやって来る西田さんが生まれた日です。
また長く書いてしまいました。年とるとくどくっていけねえなあ。
でもどうか見捨てずに、今後もお付き合いをお願い致します。
みんなあご成長、有難う御座居ました。

妻夫木聡氏のお芝居を目の前で拝見させて頂いた事がある為(昨年、野田地図で妻夫木氏が主演された『エッグ』にアンサンブルで参加致しました)妻夫木氏出演の車と宝くじのCMが流れる度何か別の事をしていても、おっ!と急いで見に行きます。そして頬笑んでしまいます。宝くじの方は同郷の柳葉敏郎さんも一緒なので共演者に共通点があるものありニヤケ度は増します。もう私の事忘れちゃった?かもしれないけど、オレはその気さくなナイスだったガイを忘れる事はないでしょう。CM、一人で見ては声も出さずニヤケます。これらのCM、私にとっては

毛をもぎました。
伸ばす事二年半。毛が細くて絡みやすくてそのくせ乾かなくて休み休みドライヤーかける生活に疲れてしまい短髪にしたかったのですが、フカプロ(FUKAIPRODUCE羽衣の略)のイメージ的に長髪がいい。との事でずっと却下されてきました。
しかし、切りたい。と言って駄目。と言われるのは実は嫌いではなかったの。でも今回、了承されてしまったのでもう切らなければならなくなりました。もう私に興味がないのね?とオーケーされたらされたで揺れる女心です。
髪を切るパーマ屋さんは先日迄一緒にお芝居していた中林舞に紹介して貰いました。

担当者は口数の少ないイケメン。
絡むし乾かないから髪切って。手入れ全くしないから乾かすだけでいい頭にして。と伝えるとヘアカタログを例えば持って来てくれた。
モデルさんだからどいつもこいつも可愛かったが、前髪短めのしたたかそうなモデルさんを指し、これのもうちょい短め。と注文した。

担当してくれたパーマ屋さんはゆっくり話してくれるのでよおく話が分かった。
初めてのご来店だのにこの熟女は何故に自分を指名してくるのか?という疑問はこの担当者にはわいてこないのか?もしやその前に私に興味がないのか?そりゃそうだ。というくらい口数が少ない。というか無口。パーマ屋さんは無駄口たたいてお客様に気を使わせては駄目なんだ!こうあるべきだ!と。伊藤規格の『パーマ屋さんの鏡』に認定です。
パーマ屋さんの鏡に認定はしたものの、今度はこちらが我慢できず中林舞の紹介で本日参りました。2〜3日前に中林舞にしたアナタのカットに憧れて本日参りました。と自分から言ってしまった。ああ、中林さんの。と。パーマ屋さん笑顔で対応。その反応もゆっくりしてくれるのでよおく話が分かった。

無駄話をせず順調に切って貰う。どんどん毛が無くなってく、母と一緒に過ごした部分、その死を見た部分、去年の冬一緒に過ごした部分、妻夫木聡氏に出会った事を覚えている部分。サロメvsヨカナーンで結って貰った髪の毛、固めては洗って、洗っては固めてきた部分がどんどん無くなってくーー。

目で見るとすごく軽くなったのがわかっても体としては、何故だ?肩が変なのか?軽くならない。いつもと同じ。全く勿体無い話だ。

もう散髪も終盤でパーマ屋さん、珍しく何かしゃべってると思ったら、前髪の長さはこれでいいか?との問い合わせだった。何を言っている!もっと切って(やって)くれ!もっとだ!と要求をする。このやりとりはその後数回続く。だんだんパーマ屋さんのプロ生活の美学を乱す熟女に慎重になりだした。中林舞を作った実力とプライドは私によって傷つけられたのやも知れない。
お客さん、珍しい。そんな風に戸惑いを口にするのも無理がなかったろう。何度かやりとりあった後、最終的には猿の様に!もっと私を猿の様にして下さい!と声を大にして叫んで居た。何でそんな事を言ったのか自分でも分からない。動物園でもまっ先に猿山に飛びついた経験はない。私だって普通の熟女だ。キリンだ!白熊だ!ライオンだ!ペンギンは居ないのか?!パンダを出せ!と求めて来たのだ!
イエローマンキーの潜在意識がそうさせたのか?自分のルーツを今こそ知りたい!岡村隆史氏はどうしてる?織田裕二氏は幸せなのか?御先祖様に感謝すると共に人間の可能性は未知なのかもしれない。と誇りに思う。
一体、何の話だっ?!

始めは手入れ全くしないので、ただ乾かせばいいだけにという要望に応え調節してくれていたのだけれど、前髪いらないと言いだしたらバランスがそういう訳にいかなくなってしまい。どんどん毛がなくなっていく。
実は平成のピテカントロプスと噂されたいのかっ?!
前髪の長さを確認される度、もっと、もっと切って(やって)くれよ!とヘアカタログにあるオンザ眉毛のモデルを指差し、この娘の様にっ!!何度も要求したが、最後にはそのカタログに猿は載っていないかと頁をめくって居た。
何度目かのこんな感じでどうですか?に(後にこれが最後の、こんな感じでどうですか?だったのだなあ。と思い出す度、胸が熱くなります)もっと!もっと!と(まだ人間じゃないかっ!なうっ!)言ってみても、もう限界です。と、さっきまで、では、あと気持ち。あと気持ち。とはさみを動かしてくれていた担当者もはさみを置き、バックスタイル確認の為の鏡を取りに私の元を離れた。バックスタイルなんてどうだっていい!前髪を!前髪を!もっともいでくれっ(やってくれっ)!喉まで出かかり我に返ると伊藤的パーマ屋さんの鏡は大きな鏡を手にバックスタイルを見せながら、意外とお似合いです。と微笑んだ。ただこの短さではワックスをつけないと。と付け方をゆっくり説明してくれる。ココは押さえてココは持ち上げて云々。晩御飯を二度食べる様になってしまった状態です。会計を済ませお店を出る頃はやり方など髪の毛同様キレイさっぱりなくなって居ました。帰りの玄関で、もしもっと短いのが良かったら連絡下さい。とベストを尽くした者だけが出来る微笑みで送り出してくれた。社交辞令ではなく本気で言って居た。

髪切って気おさまる。気が済んだので芝居仲間、最近互いに捜し物が増えた西田夏奈子に遊ぼー。とメイル。ロフトに居るっていうから会いに行く。おお〜、似合う。と言ってくれるから安心。少し二人でロフトをウロつく。アクセサリー売り場。散髪後一番に会いに行って、指輪とか首輪とか見る。コレまさこに似合うよ!コレかなこいいじゃん!
この人が男だったらもしくは自分が男だったら私達(俺達)、結婚しよう。と婚約指輪を買ってもおかしくないんじゃないか?という位。変な時間であった。
思えば二年半前も結構な長さ切った時、西田夏奈子に一番に会いに行った。次の断髪までには彼氏を作り、彼氏に一番に見せたいではないか!私が西田夏奈子いらずになる時は果たしてくるのか?いや、それは来ないだろう。西田夏奈子は世界に一匹なのだから。

帰宅して担当者の言った意外とお似合いです。の、意外との意味を考えながらもう触れる髪がなくなった頬っぺたを触る。鏡で確認するとショートヘアって、色々ごまかしがきかない。実力不足を感じた。大竹しのぶ先輩、樋口可奈子先輩、剛力彩芽先輩、夏菜先輩、蒼井優さん、研ナオコ先生、和田アキ子師匠、加藤登紀子相談役、橋田壽賀子会長、瀬戸内寂聴ご意見番、雌猿。尊敬します。
つい最近まではそのままおろせば山下達郎氏、耳にかければ武田鉄矢氏、ひとつにまとめればガッツ石松氏と様々言われて参りましたが、今は少し伸びて、美川憲一さんっぽいです。尊敬します。
毎朝、寝癖と戦う同士よ!幸あれ。

ツイッタ心中

男物の靴を貰ったので、欲しいかなあ。と思う男子達にメイルをす。
27センチメートル。
スペインにサッカーの審判になる為の学校がありそこに通う息子の物を履ける人が居たら、と知り合いがくれた。ブランドものらしい。
写真メイル送信。
欲しい。と数秒で返して来たK氏とさしで呑む。初めて二人きりで会った。靴は持参したが、それはK氏宛てではなかった。
即返信くれたK氏にこちらも即、あげる。と返信したが、その直後に靴が裂けて困っている、欲しい。というT氏からメイルが飛んで来た。一度あげると言った人は居たが一瞬で靴が裂けたらこちらもかなり欲しいだろう。と心変わりし、K氏にT氏の事情を説明し、その晩三人で会って相談したい。と言うと承諾してくれた。K氏とT氏は知り合いである。
待ち合わせ場所に着くと、K氏は靴、お困りでしょうから。と靴のさけたT氏に譲る心持ちを言ってくれた。そうなると今、この人は私と遊ぶ為に来てくれた!と嬉しくなる。(あ、T氏も一緒にだった)
靴がさけているT氏からは遅れると連絡があり、K氏と二人で居酒屋で待つ事にした。初さし。お酒を呑む。私は煙草ものむ。禁煙していたが、その分を取り戻す様に、時々喫煙してしまう。キャラクター外だろうから人前ではしない様にしていたが、煙草に火をつけた。煙草吸ってもいい?と聞くと予想以上に驚いて居たので、やっぱり近々やめよう。と思う。
くらくらするし。
お金もかかるし。
K氏は煙草は吸わない。
時代はツイッタである。しかしデメリットがある。それを話して二人でアカウント消してしまおうか。と互いに携帯電話を手にした。消去してしまいたい気持ちは本当だった。その後なにも話さなければふたりとも実行したかもしれない。それが怖くなって私から急いで話題をかえた。
ラストオーダーの時間が来て、結局T氏は来なかった。
K氏と私は違う電車を利用しているが一緒に帰りたくてわざと遠回りの帰り道を選ぶ。ホームに着くと、靴がさけたまま靴を取りに来なかったT氏からメイル。『電車で寝過ごし今起きた。』と、嘘だろ。と二人で笑う。T氏が寝過ごした電車は私達が乗車するホームと同じで向かいでお客さんを降ろしたり乗せたりしてるヤツ。もし、会えるならと帰宅電車を一本見送り、T氏に電話したり(留守番電話だった)、メイル打ったり。打ってる途中でK氏が、あっ!と。顔をあげるとT氏の電車に乗ろうとしている背中があった。T氏に声をかける。気付かない。肩をもつと気付いた。電車が発車する!慌ててリュックサックから靴を出す。焦れば焦るほど出てこない。発車直前に渡せた。ガラス越しに靴を抱え笑顔のT氏は手を振りながら左に流れて行った。
奇跡だ!と。大笑いし我々も間もなく来た帰宅電車に乗り西に流れた。
家に着いてから、あの時もう少し突っ込めばK氏は一緒にアカウント削除したろうか。と考えたりする。
もう日付はかわって居たが『靴下さい。』のメイルが数件続く。