お寒う御座居ます。お元気ですか?先日、お知らせさせて頂きました。FUKAIPRODUCE羽衣(以下:フカプロ)『も字たち』無事に終了致しました。全身タイツで失礼致しました!有難う御座居ました!

今月9(火)〜25(木)迄、花園神社に見守られながら新宿ゴールデン街劇場で公演をさせて頂きました、フカプロ『も字たち』。
昨日、怪我人もなく無事に打ち上がりました!誠に有難う御座居ました!
長い公演だ!とビビって居る内に追加公演が決まって、体力に自信のない私としては制作サイドは殺す気なんだ!と人間不信に陥り、劇場入りしても加速する稽古に作・演出の糸井氏もグルだ!美人薄命だ!と腹をくくったのもつかの間、もう終わってしまいました。
そして意外と元気です!

今回の衣裳は全身タイツにマントという出で立ちだったのですが、最初、それを聞いた時は“これはマズイ事になったぞ”と今年婚期を迎えた私としては(西新宿の母に平成22年が婚期と言われました)、嫁入り前の熟女がそんなボデェラインをさらけ出した格好で照明さんに照らされては婚期も逃げる。と、裁判もやむを得ないかと関係者を敵視して居りましたが、全身タイツはなかなか動き易く衣裳の吉田君がカワユいプリントの布を選んでくれて、すっかり気に入ってしまい、私の婚期が逃げて行ったのは、全身タイツのせいではない。という事を実感しました。
この衣裳の威力はもの凄く全員のその姿を見てもうなんかもう!となってしまった方も居る様でした。

愛おしい『も字たち』から。いじけじゃない虚無バージョン(以下:虚無編)、やけくそじゃない享楽バージョン(以下:享楽編)のふたつの舞台が生まれて、段取りや立ち位置、配役、ハモリのパートそれぞれにどっちがどっちなのか?!と混乱し、自分が間違って居たのに人のせいにしたり、もう混乱が混乱をよび訳が分からなくなって自分に腹たってゴールデン街を走ったりと悔しかったりもありました。
26回公演でした。

幕が上がってからもどんどん演出は変わって行き、初日と千秋楽では虚無編、享楽編共にベースは一緒でもかなり動いた作品達になったよ。
何回も何回も足を運んで下さるお客様は、その違いを楽んでくれて嬉しかったです。一日おき位にいらっしゃってるなあ。というお客様が居たり、何回も通ってくれるから顔を合わせる機会も増えて友達みたいになっちゃったお客様も居て、名残惜しい。

男の子が朝起きて、パン屋さんに買い物に行く迄の短い時間の事を1時間弱で『も字たち』しました!
楽しかった!役者に役名はありませんでした。一度舞台に出たらひっこむ事はありませんでした。
ご観劇頂けました皆様、有難う御座居ました。ご観劇頂けなかった皆様、次回機会がありましたら是非!
関係者の皆様、お疲れ様でした!有難う御座居ました!

『も字たち』昨日、みんなバラけて行ってしまいました。皆な達者で!!
有難う御座居ました!!