毎度、ご心配をお掛け致して居ります。伊藤昌子で御座居ます。心配には及ばない部分と心配を及んでしまう部分二つの顔を持ち昨日も今日もそしてきっと明日も生きていくのだと思います。こんな私ですが、どうぞ宜しくお願い致します。

今さっき、まだ駅のホームに居りました。
フカプロ(FUKAIPRODUCE羽衣の略、以下、フカプロ)で共演し、共演者以上の繋がりではないかと思う心の友、熊谷知彦氏のお芝居『洋楽事始メ』〜音をめぐる音さがしの聞く演劇〜。を観に横浜へ出掛け、帰りにご家族ご友人と居酒屋に寄って来たので、新宿で乗り換える頃は午前様でした(おごって貰いました。ご馳走様でした)。今さっきの話。ちなみに上記の公演は本日5日(土)19:30開演もあります。黄金町・新スタジオ (定員:各回50名)にて。もし宜しかったら足をお運び下さい。

ホームで電車を待って居ると『大丈夫ですか?』と誰かが私を心配して声を掛けてくれてます。
かつて、道路を歩いて居ると見ず知らずの年配の女性に『救急車を呼びましょうか?』と自分では心当りのない心配をされた経験を持つので、心配無用の時は『大丈夫です。』場合によっては『結構です。』と答える。ハッキリNOと言える、私は、政治家:石原慎太郎氏、ソニー会長:盛田昭夫氏に次ぐ日本人にならねばと心掛けて居ります。

『大丈夫ですか?』の問合せ元を見ると、私より大丈夫ではない酒に呑まれた年下の男性でした。
私は「私は大丈夫です。そちらは大丈夫ですか?」と逆に問い合わせると『自分は大丈夫だけど、ダイヤモンド☆ユカイが子供に付けた名前がおかしい。』と人の家庭を心配するどうしようもなく心配性の方でした。
しかし学生時代、ダイヤモンド☆ユカイ氏(以下、ユカイ)が所属していたバンド、レッドウオーリアーズ(以下、レッズ)のファンであり、その楽曲にも色々な思い出を持つ私としてはココでユカイのカタを持たず、いつ持つ?と。
「いいじゃないですか!双子お揃いでミュージシャンらしく“音”が入ってて、私はいいと思います!」と言ってやりました!私は違うと思った事は、きちんとNOと言えるあの二人に次ぐ日本人である事をこの青二才に教えてやらねばならなかったのです。
『そうかなあ。』とうつろな目が弱気になったと思うと『何歳?』と聞いてきます。
「人に物を尋ねる時は自分から言うものでしょう。あなたはいくつなの?」と聞いてやると『昭和47年生まれ。』との事。
「私はあなたより年上です。」と言ってやったのだが、うっかりその時、驚いたのか、そうだろうなあ。という反応だったのかユカイの事と年齢を聞かれた事でそれなりのダメージを負ってしまった私は見過ごしたのです。

私の年齢に実は興味がなかったのか?彼は自分の降りる駅名を言います。『俺はそこの駅まで乗って行く。』と、私の行き先は聞かれなかったので私は「そうですか。近くでいいですね。」とだけ答え、口をつぐんだ。
酒に言わされているのか彼は『俺、募集中なんだけど。』と、なにか下ネタともとれる言葉を言い出したので「奇遇ですね、実は私も大募集中なんです。」と私は君とは違い下ネタではない募集要項であると“劇読み!Vol.4”のチラシをはやぶさとよばれてもおかしくないスピードで手渡し。
「お芝居をやっていて、25日の14時からと26日の16時からのお客さん大募集中なんです。」ボールペンで丸い印をつけてやろうかと思ったけれど、私達はいつの間にか電車に乗っていてかばんからボールペンを出すのが少し迷惑な環境だったので「このEグループ。」とチラシを指でなぞった。
彼は『前に付き合っていた彼女が芝居やっていて○○さん(←有名人)の劇団に居たんだよね。野方に住んでて色々あったよ。』と思い出したくない事を私が思い出させてしまったかな。悪い事したかな。とチラシは渡さない方がいいな。と「御免なさい。」と返して貰おうとした時、彼は握り締めるみたいにチラシを丸めて『俺、コレ多分、起きたら結びつかないと思います。』と急にまともになったので「もし覚えてたら来て。」とチラシは渡したままにして。彼が降りる駅も近づいて来たから「(かなり酔ってるようだけど)大丈夫?」と問い合わせてみると『大丈夫。明日も仕事行くし。』との事。それならよいか。と彼の背中を見送るその時『また電車で会う機会があったら歳教えてね。』と残して降りて行ったのです。
「電車で?その時(君が)素面だったら教えてあげる。」と「気をつけて。お休みなさい。もし覚えて居たら劇場で。」と酔っ払いを見送ったその足でネットカフェに来ています。

袖触れ合うも他生の縁。再会はあるのだろうか。

当日にならないと分からないけれど、年下の酒好きなアイツも観に来るかもしれない舞台、もし宜しければ観にいらっしゃいませんか。

フェスティバル形式で今月、11月23〜29日公演期間がありますが、私は下記の日時で参加させて頂きます。

『劇読み!vol.4』

会場 SPACE雑遊

今月下旬の、

25(金)14時〜
26(土)16時〜

1、各ステージ券(自由席)2000円
2、シンポジウム1000円
3、全日程フリーパス5000円

2、のシンポジウムは初日の23日(水・祝)19時から永井愛さん(劇作家、演出家)、佃典彦(劇作家、俳優)、夏井孝裕(劇作家、演出家)の『戯曲賞に残る作品って、なに?』についてお話します。

作:守夏代さん、演出:外山晴菜さん(キリコラージュ)の『セキュリティ・オートフィクション』という個人情報が個人情報を呼ぶお話に参加致します。

朗読劇とはいうもののその可能性は未知数です。静かなイメージかも知れませんが、そうではないです。朗読というスタイルはもしかしたらとっても卑怯な演出かもしれない。朗読なのをいいことにそう来るか!と目から鱗が落ちます。
照明も音響も斬新な演出だ。どうなるかとっても楽しみ。それを皆なに観て欲しい。2回の公演ですが、タイミング合わさいましたら是非ともいらして下さい。お待ち致して居ります。

そして!チケットのご予約は私、伊藤昌子扱いになりますがURL:http://ticket.corich.jp/apply/30860/019/←こちらから是非どうぞ宜しくお願い致します。

劇団劇作家ホームページ:http://www.gekisakka.net/sakuhin.html


それから来月、舞台が決まりました。
二つ。
一つはFUKAIPRODUCE羽衣ライヴ、そしてもう一つは夏にお世話になったコメディユニット磯川家の主宰、保木本真也氏プレゼンツその名も『トランジェットコメディアンズのコント集』劇場はシアターグリーン BOX in BOXtheaterにて
タイムテーブルは
来月12月
28(水)14:00開演/18:00開演
29(木)14:00開演/18:00開演 全4ステージ

28日・29日共に、その日だけの日替わりスペシャルコントあり!!!
こちらもお知らせさせて頂きたいのですが、また長くなってしまったので次回させて下さい。
秋の夜長、隣は何をする人ぞ。
お付き合い頂き有難う御座居ました。
明日お仕事の方もそうでない方も良い酔い夢が見られます様に。

毎回話が長くて御免なさい。
でも、また遊びに来てね。
待って居ます。

お休みなさい。