最寄りの調剤薬局で教えて貰った歯科医院に行ったが、ちょっと想像しなかった事があった。教えて貰った歯科医院ではあったのだが歯科医は男性で「ここは通常、女医さんが診療していますが、この曜日この時間は僕が担当しています。」との説明があったのだ。診察台に寝るとこちらもそれなりの覚悟が出来ている。つべこべ言わず診ってくれ。と口を開けた。しかし、その後の経過でやっぱし調剤薬局の人と同じ歯科医に診て貰った方がよかったのかも知れない。と日を追う毎に思っている。一度行って、ん?と思った。再度行って、!!と確信した。

前回の歯医者さんの続きもメモしたいのだけど、今日はお知らせさせて欲しい。
来月のクリスマスイブ12/24(金)からクリスマス後12/26(日)迄お芝居致します。
前回も少しメモリーしましたが、タイムテーブルが決まりましたので改めてお知らせさせて下さい。
そして今回の公演ですが、主宰の趣向からお伝えさせて頂いている事がございます。

『※劇中、虐待によるトラウマを想起させるような描写があります。』

上記ご了承の上、観劇のご検討を頂けたらと思います。
以下、公演詳細になります。


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マグカルシアター参加
趣向

みえないこどもたちvol.4
『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』

2021年12月24日(金)〜26日(日)
スタジオHIKARI

作  オノマリコ(趣向)
演出 扇田拓也(空 観)
音楽 後藤浩明

●CAST(あいうえお順)
KAKAZU 伊藤昌子 海老根理 大川翔子 榊原美鳳(ハダカハレンチ) 前原麻希 三澤さき

●タイムテーブル
12月24日(金)18:00
12月25日(土)13:00 / 18:00
12月26日(日)11:00
※受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前です。

●あらすじ
コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。カッターを人に預ける。クレジットカードも人に預ける。『人形の家』を読んでおしゃべりをして、『サロメ』を読んでおしゃべりをする。そしてわたしたちは初めて「演劇」をはじめる。

●チケット
一般チケット​​3500円
学生U-24チケット ​1000円
障がいチケット​1000円
配信チケット  2000円
※学生U-24チケットは、学生の方、24歳以下の方のための割引チケットです。当日受付にて身分証をご提示ください。
※障がいチケットは、障がい者手帳(身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳)をお持ちの方にお求めいただけるチケットです。当日受付にて障がい者手帳をご提示ください。
※車椅子でお越しの方は、その旨をチケットサイトでお求めの際に備考欄にお書きください。
※劇中、虐待によるトラウマを想起させるような描写があります。小学生以下のお子様のご来場はご遠慮ください。

※今回の公演に手話通訳はつきません。聴覚障がいの方、難聴の方には、事前に台本をデータでお送りいたします。チケットをお求めの際に備考欄に「台本データ希望」とお書きそえください。

●チケットサイト
パスマーケット
(URLは少々お待ちください)


●STAFF
舞台監督:松谷香穂
照明:黒太剛亮(黒猿)、間瀬森平
音響:鏑木知宏
歌唱指導:松尾音音
演出助手:狩野瑞樹
宣伝美術:結城真央(あまい洋々)
制作:オノマリコ、丸山香織(アナログスイッチ)
協力:GFA production、LIGHT management、あまい洋々、イマジネイション、ダックスープ、アナログスイッチ、黒猿、劇作家女子会。、ハダカハレンチ
提携:マグカルシアター
主催:趣向、神奈川県

http://shukou.org/mienaikodomovol4/


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重い内容ですが、稽古場は優しさを感じる瞬間がいっぱいです。
演出の扇田拓也氏は役者さんでもある方ですが、今回は出演しないのですが稽古の時、稽古着になります。
和むでしょ?
自分が出演しない演劇の演出家で着替える人は2人目の発見です。
歌もあります。
もしそんな体験をされた方がいたのなら、その痛みを二度と起きない願いにして届けたい。おこがましいけれど少しでも癒されてほしい。と心を込めて歌う。誓うよ。
年末のお忙しい時期ではありますが、ご都合合わさいましたら是非いらして下さい。
お待ち致しております。
今回はお知らせだけで失礼するよ。
会えたらとても嬉しい。

下の歯が痛み歯医者に行くとこの痛みは下の歯ではなく上の歯のものかも知れない。というのだ。左右の痛みを間違える事はないが上下の痛みは間違える事がある。とは言ってくれるじゃないか。間違いだらけの人生だが上下を間違った事はあっただろうか。逆に左右を間違えてしまったり右も左も分からない。と愕然とした事は数知れずあったが上下を間違うなんて。。30階だと思って暫く居てみたが29階だった。というのが万が一間違いに値するのであれば。私は間違った事ある。上下とは意外と区別がつかないものだ。これからは前後の判断に期待大だ。

上の歯と下の歯は途中で神経が一緒になるのだそうだ。だから上下の痛みは間違う可能性があるとの事だった。
そう聞いても信じられなかった。ああ、そうですか。と表向き物分かりのいい患者を演じてみても私は間違ってなどいない。自分の体の事は自分が一番よく分かっている。今こそ自分を信じるしかない。やるしかない。そうやる歯科ない。そう思っていたのだ。
痛みの原因は虫歯ではない。噛み合わせ、寝ている間の歯ぎしりだと言う。噛み合わせを調節して貰い、マウスピースが有効の旨を聞き、様子見ながらマウスピース作成の事も考えながらまた次回となった。
夜だったが、疲れないのだろうか?
歯医者さんとは体力、気力がもの凄いと思う。
細かい事を一日中やっていて、負のオーラを抱えた人が口を開けてやってくると言うのに、一日に何回も同じ説明もしているだろうに。お前もか?!的な嫌味いっさい言わない。神様なのか?
歯医者さんはコンビニより多いと聞く。そんなに簡単に歯医者さんになれるとは思わない。皆んな頑張ったな。と頭が下がる。
というとコンビニで働く人々が軽いのかというとそうではない。多機能に順応する姿はお見事だ。頭が下がる。異国の方がキレイな日本語で対応してくれると目が覚める。勤勉な姿勢は友達になって欲しい位だ。その信念を聞き自分に喝を入れたい。







カツカアアーツッ!!喝喝っ!!勝勝っ!!活活っ!!か使使?!塚塚?!ナニナニ???







痛いはずはない。一生懸命治療してくれたのだから痛くないはずだ。今こそ喝!だ。
しかし正直に言えば、痛い。
何とかしたい一心で歯医者に行ったのに、更に歯が痛くなってしまったように感じる。
慌ててしまったか。
いつも行く調剤薬局の方に薬を貰いがてらここら辺で腕のいい歯医者はいないか?と聞いてみた。都合の良い日の予約を取っていくのではなく今行きたい。
ねえ、ここら辺で腕のいい歯医者知らない?と対応してくれた女性が同僚の女性に呼びかける。同僚の女性はこここいらだと、ん〜、分からない。と言った。私は埼玉の歯医者に通っているから。と。
今、私の訪れている調剤薬局は新宿区だ。出来れば今、行きたい。すると、直に聞いた女性が突然歯医者の名前を言い出した。そして、埼玉の歯科医院に通っている女性に、ねえ、オオヌマさんもそこ通ってるよね。と。あ〜あ、それなら。と、向かいの通りを塀沿いに行って左に曲がるとありますよ。と埼玉の歯科医院に通っている女性が丁寧に道順を教えてくれた。
直で質問をした女性は私も通っていて評判良いですよ。と。どうして、初めからスッと教えてくれなかったのか?埼玉の歯科医院に通っている同僚女性のくだりは必要なかったのではないか?少し不安。だけど、この女性とオオヌマさんも通っている。
だ、だ、大丈夫だろう。
今、診て貰えないか塀沿いを歩き左に曲がると埼玉の歯科医院に通っている同僚女性の言う通り看板があった。直接ドアを開けて今日診て貰えるか聞いても良かったが。やっぱり。。。電話をしてみる。看板に書かれた電話番号に架電する。無愛想な女性が出る。怖い。でも気付かぬふりで話す。今から診て貰える。すぐに予約が取れるとそれはそれで信頼出来るのか?大丈夫か?今すぐ診て欲しくて調剤薬局で聞いてきたくせに不安になる。
どうして、今診てほしいと言って、すぐに予約が取れるのだ。なかなか希望通りに予約が取れずに困るのが歯医者の相場ではないのか。
とにかく歯医者怖い。
今、予約を入れたばかりだが、急用があって行けなくなりました。と言ってしまおうか。でも、今電話を切ったばかりだ。ちょっと勇気が出ない。もうやる歯科ない。そうやる鹿。そう決心すると『劇団鹿殺し』という、殺しの入ったワードがよぎり、そういえば鹿愛護協会から劇団鹿殺しに劇場ロビーに花が届いていたな。と走馬灯のように過去観た舞台がよみがえる。楽しい舞台だった。
この歯医者さんの扉を開けたらこの世の終わりかも知れない。
いや、逆に何かが始まるのかも知れない。
どちらなのか確認する為に歯医者の扉を開けた。
時間厳守は性分だ。余裕を持って行動するのがマナーだ。というか、徒歩10歩の所から電話をしているので、電話をかけながら受信してくれた不愛想な受付の人とも対面しながら通話が出来る距離感だった。
すぐ着く。
待合室に腰掛けたが、予約時間まで少し余裕がある。持て余した時間が、恐怖を煽る。
煽る煽る、煽ざめる。
誰かにハメられてしまった。診察台は死刑台か。殺るなら殺ってくれ。と思う。ただ、痛くだけは、痛くだけはしないで下さい。恐怖で歯の痛みどころか意識もなくなりそうだ。この方法で痛みを取るのがこの歯医者のやり方なのかもしれない。今ならまだ間に合う。歯はすっかり治りました。と帰ってしまおうか。
私が腕のいい歯医者知らないか?と質問した時に、一回埼玉の歯医者に通っていた女性を挟んだ事がもう気になって仕方がない。これは調剤薬局に誰かが依頼し、仕組んだ落とし穴ではないか。いや、調剤薬局サイドで時々お薬手帳を忘れる私に戒めに与えて下さった試練なのかも知れない。
有難いお仕組みだというのに未熟な私はこの期に及んで、やっぱり埼玉に行こうか。翔んで埼玉に行ってしまおうか。と思っていた。







二階堂ふみGACKT伊勢谷友介ブラザートム麻生久美子島崎遥香成田凌(友情出演)、中尾彬所ジョージさいたまんぞう調剤薬局の女性、







いや、埼玉ではない。神奈川だ。
舞台は神奈川。突然に決まった。
突然だった。
もう今年は無いのか、もしかして一生無いのか。とそれならそれか。と思っていたが、お誘いは突然に来た。
有難や。だ。年末舞台をします。
劇場は神奈川県。翔んで神奈川。







KAKAZU、伊藤昌子、海老根理、大川翔子、榊原美鳳、前原麻希、三澤さき(名前順)







公演はクリスマスイブ12/24(金)からクリスマス後12/26(日)迄、どうでしょう?
まだタイムテーブルなど決まっておらず、今、分かっていることだけでも先にお知らせしたい。
そして、私の悩みも聞いて欲しい。
実は、調剤薬局で教えて貰った歯医者の予約の日にちが近づいてきていて緊張している。一度行って痛くなったからと言ってもう行かない。というのは正解だろうか。もしそうなら都合が悪くなった。とキャンセルの連絡を早めに入れないといけない。しかし、前回の治療で更に痛くなった旨を伝えたら、事がはっきりして、あの治療法ではなかったのか。と別の角度からの治療で怪我の巧妙となるかも知れない。もしかしたら前代未聞の神回が待っているのかも知れない。
とにかく、私は怖い。怖いよー。歯医者怖い。
甘いものを思いっきし食べたい。


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みえないこどもたちvol.4
『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』

作:オノマリコ(趣向)
演出:扇田拓也(空 観)
音楽:後藤浩明

2021年12月24(金)〜26(日)
スタジオHIKARI(横浜市西区紅葉ヶ丘9-1)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/yi4/studiohikari.html



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当日来て、みて頂けるのは歯医者だけか、こちらの舞台はどうだ。
年末だ。今年も大変お疲れ様でした。
日本はウイルスに勝利を出来そうな匂いがしてきている。
思いもよらない日常になってしまって嘘だろ。と思う事もあった2021年だった。
まだ油断は出来ない。
対策をして待っております。タイムテーブルが分かったらまた更新したいが、出来る自信があまりない。
でも、やるしかない。
まだ、書いておきたいこともある。
今日はここでグッドバイとするが。
さよならは別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束。
また会おうではないか、オレたち。

健康診断から早3ヶ月。カップ麺にお湯をいれた状態ならもう食べられないかもしれない。あーあ!勿体ない。時は戻り6月。健康診断で心臓を診て貰う事になった。医師はモニター付きの機械を持って来た。エコーだ。これでリアルタイムで医師と一緒に心臓を見るんだ。どうだ。自分の内側に興味がある。人の家の室内に興味がある。駅員室の中にも興味がある(前を通った時、扉が開いたなら出来るだけ中の状況を確認しよう。と挙動不審になる)。私の内側、あなたのお家、駅員室の中、あと、あなたのマスクの下。きかいがあったら見てみたい。

前回途中迄書いて、あっという間に今日になった。一か月以上前の話となるが、続き、メモしたい。
自治体から健康診断の受診券が届いたので近くの町医者を訪れた。医師は心臓を診る。とエコーに電源を入れたがすぐに落ちてしまった。
とここまでだった。
そこから先だが、自分より20歳弱年上であろう白髪の医師と5歳強年上であろうおさげを結いポロシャツを着た看護師さんが、おかしい、あれ?ん〜?と右往左往する。私はただそこにいてただただじっと茫然と座っているしかなかった。
この、電源が落ちる。という現象は万が一のことかもしれないが、以前にも自分の出現と同時に通電が止まってしまった事がある。出現と同時に電気が使えなくなると自意識過剰か、自分のせいではないか。と思う。思い出した勝手な罪悪感と、もしかしたら本当に自分が持っているかもしれない絶縁体的な、案外と見た目によらない反逆の能力の可能性に申し訳なくなる。
エコーはなかなか復旧しない。二人共一生懸命に対応してくれているのだが、だんだん看護師さんは医師に対して苛立ち始めて来てしまっている。アレはどうですか?コレはどうですか?確認は責めている様に聞こえる。全員、女性から産まれて来るため、男性は女性に弱いと聞く。そこら辺の方程式はただただ唖然と座っている私より目の前の男性であり、医師の方が分かる理由だろう。
胸が痛む。やはりこれは自意識過剰か。これから心臓を診て貰う時に痛いというのも流石は霊合星人。間が悪いのは生まれつきだ。
どうしてこうなったのか?特に問題はないようだ。もしかしたら、多分、機械は悪くない。御免なさい。私の心の声は届いたか?日を改めた方がいいか?でも日を改めてもまたやってしまうかも知れない。また医師が看護師さんに怒られる。やはり、今日で終わりにした方が病院側の人間関係も円滑に済むだろう。いっそのこと病院をかえるか?かえた病院先でも同じ事をしてしまったら?また病院をかえればいいか?でもその先でも、、、謎の技。目的不明の病院荒らし。。。特徴:身長170センチ。
気まずく居心地の悪さに色んな所に下敷きを当てがいスリスリでもして髪の毛を、毛という毛を逆立たせてせめて静電気を起こして償いたい。近くに停めてある誰かの自転車を持ってきて誰かに発電機を作って貰って体力に自信、責任感、経済力もあり、そしてなんと言っても私に対して優しい誰かにこいで貰って発電した方がメンタル的に心臓にも良さそうな気持ちだ。
看護師さんが医師を殴る前に発電しなくてはならない。しかし、ただただ憮然と座っているだけで時間はどんどん過ぎゆく。診察室に入ってからどれ位時間がたったのだろう。時計は午前を終わらせようとしていた。
恥ずかしながら私はお腹がすいてきてしまった。
無料と言う不思議な言葉に操られここまでやって来た。こんなに時間がかかるとは思わなかった。
ねえ、何か食べない?カツ丼でもなにか。2人もきっとお腹が空いているはずだ。思わず口から出そうになる(出来れば入れたいところなのだが)。
でも考えてみれは本日初対面でまだ友達とは呼べないだろう。
お腹、空きませんか?何か食べませんか?と丁寧語で聞いた方がいいかも知れない。看護師さんもお腹が空いてイラついてるのかも知れない。と、突然に、原因は分からないが、突然にエコーに電源が入る。医師も看護師さんもほっとしているが、恐らく自分の能力をコントロール出来なかった私が一番安心したかも知れない。医師の「あ、入った。」の言葉で空腹という催眠術から解かれたかの様に現実に戻ってきました。ただいま。
おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも心臓見る?












コントロール、コンコンとロール、混沌とロール、今度コントる?今度コントる!今度、今度と言う。今度は今度とろ~る。












ああ、よかった。何でしょうね?一体何でしょうね?看護師さんは揺るがない口調で誰に訴えるでもなく感想を言う。私だ。声にはしないが、原因の正体を呟く。
もうすぐ終わるからなあ。腹の虫に言い聞かせ、心臓を診て貰う。
しかし、また新たなトラブルが発生した事は医師のあれ?んーーー?あれーーー?と、戸惑っている様子ですぐ分かった。
早く解決しないと、看護師さんに何を言われるか分からない。違うんです!そうじゃないんです!取り敢えず看護師さんに取り繕おうと辺りを見回すがいない様だ。何処に行ったのだ?マックか?
いや、すぐそこにいる気配がする。
医師は私にエコーのカメラを当てながら、きっと、私の事で悩んでると思うのだが口を挟むのが申し訳ない位、不思議がっている。エコーを見れば見るほど謎は深まっている様だ。
思えば無料というカジュアルな言葉に誘われここに辿り着いた。健康診断行ってみっか。そんなほんの軽い気持ちだった。まさかこんなに時間をくうとは思わなかった。空腹を感じてからどれ位の時間が経ったのだろう。他の患者さんは待合室でどうしてる?呆れているか?午前中にしたい事があり帰った人もいるかも知れない。諦めているか?もしかして何か食べてるかもしれない。羨ましい。そんな事を思いながら時間をただじっと、災難続きの医師をただ他人事の様に見ながらただただ歴然と座って見ていた。
私は基本怠け者なので、ただ座っている事に抵抗も退屈さも感じない。ただただ漠然と座っていれば、特に喜びもないが特に誰かを傷つけたり逆に傷付く事もない。このまま時が止まってしまえばいい。いや、そこまで幸せではないが、空腹以外はストレスフリーで良好状態だ。一生このままでもいい。目の前にさっきっからずっと困っている人がいたとしても、この先5年、10年、100年先も私は平気だ。ただ、けれど、目の前でずっと困っている人をただただ呆然と見続け、このまま無視し続けてもいいのか?という世間体もある。

どうしましたか?声をかけてみる。まるでこちらが医師のようだ。












どうした?どうしたん?どうしてん?どないしはりましたか?どう?どぼした?どぅーしたの?どうかした?どがいかね?












医師は不思議顔のまま「心臓が、無いんだよ。」と。
ビックリして口から心臓が飛び出そうになった。
オレ、よく生きてるなあっっ?!?!という自分の生命力の強さと、心臓無しで生きていられる。その域まで自分が来てしまったのかと感動もした。一瞬、ドキッ!!としたような気がしたが気のせいだろう。心臓ないんだから。
無い、ですか。びっくりはしたが、心臓が無い事をなめられてはいけない。少し、そうでしょう。という悟りの境地での肯定と誇りの念、気づきましたか?という賞賛を込めた返事だったかもしれない。
ん〜?おかしいなあ。と探している。見つからない様だ。
確か2年前迄はあったと思う。いつからなくなったのか自覚はないが時間がかかるようなら。
やっぱり何か食べてからにしない?世の中は昼休みに入っている。蕎麦でもなにか。さっきかつ丼と思ったが健康診断も終わってないので少しヘルシーを考えてみた。初対面とは言えこれだけの困難を共にしたらいよいよご飯に誘ってもいいだろう。
「ああ、これだ。」ご飯を食べようとすると、好転する様だ。問題は解決したのか?!
これ、動いてますよね。と医師は私に確認を求めるのだが、暗くてよく見えない。んー。今度はこちらが唸る番だ。
心臓動いてるかなああぁ?んーーー?暗くてよく見えないです。見えますか?動いてますかねえ?とか言いながら、もう静止画にしか見えない。でも実は物を見てもこれが何であるか分からない時がある。以前、手に取った物を10分位これは何だ?とあらゆる角度から見て触ったが何なのか分からなかったが、それは歯磨き粉だったという事がある。こんな私で御免なさい。私はこういう人間だ、と医師に伝えた方がいいのだろうか?
んーーー?動いてますかねえ?よく分からないです。すみません。知ったかぶりはしない。せめて正直に言った。期待通りに応えられない申し訳なさと、本当に心臓が動いているのか悩む私に、痩せているから心臓の前に肺があって見え辛い。と説明してくれた。痩せているから。痩せているから。
そう、私が痩せているばっかりに。。。申し訳ない。。。
え?!痩せている?この私が。
いや、いや、でも、そう言ってくれるのはとても嬉しい。本当に嬉しい。でも、でも買い被らないで欲しい。私の持っている下っ腹を見ても言える自信はあるのだろうか。
でも、幻だとしても空耳だとしてもとても幸せだ。騙したな。と言われてもいい。今のこの医師の気持が変わる前に手当たり次第に私が痩せている事を一人でも多くの人へ伝えたい。そのデスクの上にある電話を借りてもいいだろうか。誰でもいいから受信してくれ。誰かが出たら詳しい説明は医師にして貰おう。私が痩せていること。それによって肺が前にあり心臓が見え辛いこと。昼食を抜いて本当に良かった。しかし幸せな時は長くは続かなかった。
心臓が小さい。と言っている。ノミの心臓とでも言いたいのだろうか。私達は初対面だ。お医者様だからって言っていいことと悪いことがある。と一瞬不愉快になるが、大丈夫。私は痩せているんだから。


6月の出来事でとても暑い帰り道だったが、心は爽やかだった。
あれから季節は巡り、秋になっている。
ポテトチップスの封を開けた状態ならもう食べられないかもしれない。勿体ない。

冬になると浴室の壁や天井へつく湯気の感じが変わる。今月もその変化は感じているが実は8月にも何回か冬のつき方だな。と感じたことがある。来たな。と思った。
年に一回の誰かの誕生日や命日を今年も今日まで数える事が出来た。今日までそうできた感謝を忘れてはいけないが。
もう少し日常が楽しくなるには。何が欲しい?何がいらない?世の中に対してなのか自分個人に対してなのか。
どうなのか、実は分からないが。
ひとまず痩せたい。
あの日、あの時、あの場所で言われたことは本当だったのか?とも思うが、体感で夏の健康診断の時より確実に体は変わってきている。太ってしまったな。というのも老いの一部なのかもしれない。生きていれば誰もが通る道を歩んでいる納得として、あとの残りもやっつけたい。

ハロウィンとかクリスマスとか正月とかそういう話も聞こえてくる。来月はなんと10月だ。可愛い子ちゃんの誕生日もある。何をするということでもない。ただ、おめでとう。と連絡をするだけのことだが。毎年、これまで出会ってくれた人の誕生日、命日はその人を思う。
事情があり絶縁してしまい、連絡しない人もいるが。やっぱり思い出す。
今年も日にちはまだあるけれど、このブログ次の更新が分からない。それだけの理由ではないが一つに徒歩1時間の所に行きつけだったネットカフェがあったのだが、そこが無くなってしまっていて更に更新への道は厳しくなった。ソフトクリームが食べ放題で気に入っていたのだが。撤退した理由が食べ過ぎた私のせいなら申し訳ない。自らの首を自らで締めた状態だ。
カラオケ仲間の安藤さんにもソフトクリーム食べ放題のカラオケBOXでそんなにソフトクリームを食べるのか?と言われたことがある。
これからは節度を保ち、食べ放題、飲み放題を利用したいと思います。
更新あってもなくても別に誰も困らないのだが、自分のメモとして。
なんか最後っぽくなったけど。
こんなとこで。
今日は短めかな?いやいや蛇足だったかな?どっちかな?どっちでもいいか。また、メモしたい。
そしたら、もし来てくれたらその時に。

自治体から健康診断の受診券が届いたので町医者迄。診断メニューを未読で来てみたがそれを読まなくとも身長、体重、血圧、採血、尿と、私の経験からすれば全て想定内だ。知りたい事はそれだけ?と。余裕です。と微笑さえ浮かべるが、次の心臓を診てみましょう。との医師の意はどの程度の事だろう。聴診器か?心電図か?手かざしでいくか?何が来ても経験豊富な私はスムーズに対応出来るが先回り立居振る舞いで病院に入った瞬間、帰る事が出来る程の手際、察しのよさをアピールしたい。でもこの際なんでもいい聞いてくれ、俺のハートの叫びを。

この小さな町医者の採血室には石原裕次郎氏の写真とサインが町医者の名前入りで飾られていた。石原裕次郎氏とこの町医者との関係を身長、体重の計測ならびに採血と血圧を担当してくれた看護師さんに聞いてみた。
ここの医師であり院長が石原裕次郎氏が入院中に担当していた項目があり、それで。とのことだった。そして、でも、ここに診察に来るお母さん方は石原裕次郎の事を知らなくて、んふふふふふ。と話は続いた。何がおかしい。看板には小児科ともあった。お母さん方とは小児の母だろう。

自らを振り返れば昭和に生まれ平成、令和、20世紀から21世紀に変わるプレミアムな時も過ごし今日まで生きてきた。長かったような、あっという間だったやうなそんな時間だった。
子供の頃好きだったテレビ番組は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『夢で逢えたら』『コラーッ!とんねるず』『ハーフポテトな俺たち』『ヤンヤン歌うスタジオ』『ザ・トップテン』『夜のヒットスタジオ』『プリンプリン物語』等がある。生まれ育った地域は民放テレビ局が2つしかなかったので都会っ子に比べると番組の選択肢は少ないと思うが、これらを楽しみにやってきた人生だった。
どんどん大きくなり自分史上最大時は171センチあった身長が、ここ数年169センチになっている。時間は残酷かピークを過ぎ縮んでしまったのだろう。仕方がない。そんな事を踏まえ自分は古い人間であることに自覚はある。石原裕次郎を誰もが知っている時代から知らない人口が増えていく時代へと命を永らえながら流れてきた。

自分より年下であろうお母さんは、もしかしたら。

ボスと言えばコーヒーか?
ジーパンと言えばズボンしか思い当たらないのか?
スニーカーと言えばズックだと思っているのか?
、、、まさか。ウソだろ。どうして。と連発するが。
『石原』と言えば『さとみ』か?これは。。。これは、分かる気がする。
しかし逆に『さとみ』と言えば、どうしても『小林』と来てしまう。
でも少し冷静になると『浩太朗』と言いたい気もする。

現代のお母さん方について思案が思案をよび、原型がなくなって分からなくなっちゃったのは、この病院に診察に来るお母さん方は石原裕次郎の事を知らない。そして、んふふふふふ。この後だ、この後に「イヤだあ、歳がバレちゃう!」と心にもなくおどけてしまった自分の弱さに後悔を引きずってしまい、心が乱れてしまっているからだ。
考えてみれば年齢は電話で予約の時に51です。と伝えたではないか。おどける事なんかしなくてもバレている。いやバレるというのもおかしいが、逆に。逆に、先に弱点を見せる事で堂々と病院の門をくぐれる。というものではないだろうか?何だったら今朝はかった体重を名刺代わりにかますことだってできた。
おい、待て。年齢は弱点か?体重はダメージか?
心がざわつき健康診断には向かない風向きになって来た。無料という不思議で魅力的な言葉に誘われてきたのだ。
ただより高いものはない。このざわつきはプライスレスか。いや、本当にただか。税金ではないか?教えてくれよ、ドクター。私は今、どういう状況だ?
医師は調子の狂ったこの内心まで内診はしてはくれないだろう。税金とは別料金にて診察となるのか。
まずは目の前のことをこなそう。
無料で、いや、税金で心臓を診て貰おう。さあ、まくりあげるか?脱ぐか?そのままか?よく診たいから口から出せ。という診察法だったらどうしよう。
、、、この話題も近隣のお母様方は知らないだろう。
若さとは、年齢とは一体誰が決める?石原裕次郎の認知の深さか?人間ポンプに感動した数か?
いや違う。
ここ数年身長169センチとして生きて来たが、今さっきの身体測定で170センチの結果が出た。自己記録に及ばないものの前回より1センチ伸びている。昨日のズボンはもう履けない。こういったサイズ変化であるならば、成長期に関係しているのか、もしくは新陳代謝の衰えでそうなってしまったのかいささか判断に苦しむが、大きくなったモノが身長であるならば。
私は、私はっ!
わっ、わっ、わっ、若いっ!
声に出さなければ、いいだけのことだ。心で思うだけの事だ。
年齢は身長が伸びたかどうか。伸びたら若い(と言えないこともないのではないか?)!
石原裕次郎氏を心のボスとしても、『じゅんれんか』と言えば長渕剛だとしても、美味しいご飯にありつけたら、「星、mみっっっでshすっ!」とつい叫んでしまったとしても。
ちなみに石原裕次郎氏は紛れもなく昭和の大スターだが世代としては母の世代で、私が夢中になったのは刑事つながりで言えば仲村トオル氏だ。『ビーバップハイスクール』では不良だったが、いずれ『あぶない刑事』で刑事になる。先輩方が、悪いヤツは思い切り善い事も出来る。そんな事を教えてくれたがそれを正に現実として見せてくれた私のアイドルだ。
そんなトキメキを刻んだ私の心臓の今日までの集大成をこの医師に診断して貰おう。
どうする?はだけるか?脱ぐか?そのままか?口から出すか?
口から出す診察方法はこの人生で初となるが、そういった挑戦ができる喜びもある。もし、もしも口から出てきた物が心臓ではなく金魚だった場合、また来年、夏の風物詩としてこの時期にこの町医者を訪れよう。
今年も伊藤さんの健康診断の季節ですね。そう言って迎えてくれるだろうか。
でも不思議なのは最近お魚を食べた記憶が無いことだ。
いずれにしても全てはやってみなくては分からない。
準備運動的にお腹をぽんぽんしていると、医師はタイヤの付いたモニター付きの機械をガラガラと持ってきた。
これは聴診器か、心電図か、手かざし用の何かか、人間ポンプ専用に使う機械か?
機械に電源を入れたな。私はどうする?はだけるのか、脱がせるのか、そのままか、吐き出させるか。

さっきからずっと同じ事を言っているような気がする。
暑さにバテたか?
今年、今年でなくてもこの機械で健康診断をした人なら、どうやって心臓を診て貰ったか分かっちゃったでしょ。
それはエコーだった。
モニターに心臓が映し出される予定。
でも予定は未定。なぜか電源が落ちて映らなくなってしまった。
又後日書く。

私事ですみませんなのだが、大根を断ったのは浦辺粂子氏が大根役者になるから。と大根を食べない。という話聞き、見習ったからで、それを先日一緒にお芝居作った平松れい子氏に話すと、だけれど。と大根の素晴らしさを説いてくれて、それを聞き今迄の食べられなかった分を取り戻すように大根を食べるようになった。という話を役者仲間の於保晶子(おぼあきこ)ちゃんにすると極端すぎる。と言われて、そう言われると、このまま進んだ方がいいのか、前に立ち返った方がいいのか、前にも進めず後ろにも戻れず。大根乱だ。

大根を受け入れたのは今年に入ってからだ。一日一本食べてしまうというハマり具合だった。
この話を聞いてくれた於保晶子(もう一度、おぼあきこ)ちゃんは20代なので浦辺粂子氏を知らない。その昔、マジックのタネを見せながら堂々と披露するアバンギャルドでチャーミングな女優がいた事を伝える。
花粉症の季節、何も手につかない位、くしゃみや鼻水が止まらなかったりするが、大根を食べ出してからあの位、何も手につかない程、オナラが止まらなかった。於保ちゃんと話しているこの瞬間にも出てくるかも知れない。私達は知り合ってまだ間もない。人と人とが関わり合う時、最初が肝心だと思う。親子程離れた知り合って間もない年上の人間が花粉症のくしゃみの様にオナラをし出したらどうだろうか。私なら嫌だ。大根は人間関係をも左右する。そういう食べ物だ。中毒性に溺れそうになったが、今は、程よい距離感で大根に接することが出来ている。一日で一本食べることもなくなった。対しての免疫が出来たのか消費量が適量となったのかオナラの心配も無くなった。悩み事に深く入り込んでしまった時、明けない夜はない。やまない雨はない。と人は人を励ますが、今回ばかりはそんな綺麗ごとは通用しない。と。鳴りやまないオナラに、この状況を全て受け入れるしかないのか。と目を閉じた。平松れい子さん、大根は素晴らしい食べ物です。有難う御座います。と。
しかし!なんと!夜は明け、雨は止んだ。オナラが止まり、屁いわな日々が訪れた。神よ!平松さんよ!有難う。
大根一日一本時代を振り返ると、大根を食べようが食べまいが結局は大根役者である現実に気付く。
映像があるの。
"近藤企画"で『更地の隣人』{2021/3/31(水)〜4/4(日)、於:アトリエ春風舎}は如何でしょうか?
明日5/3(月)憲法記念日から公演の配信があります。17(月)迄です。



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配信日程:2021/05/03〜2021/05/17
配信サイト:vimeo(72時間レンタルストリーミング)https://vimeo.com/ondemand/sarachinorinjin
視聴料:¥1,000


【視聴手順】
1,下記にアクセス{明日5/3(月)憲法記念日から17(月)の期間です}
https://vimeo.com/ondemand/sarachinorinjin
2,vimeoに登録(お名前・メールアドレス・パスワード)→(お支払い情報を入力)→『¥1,000でレンタル』ボタンをクリック
3,72時間のストリーミングが可能です。



本日より配信停止日まで、配信動画の予告編もあります。観てみて下さい。
✧長い予告✦
https://youtu.be/0dxu6hOHgSo

✦短い予告✧
https://youtu.be/nAv3rshdybI

★近藤企画のツイッター告知★
https://twitter.com/Kondo_Kikaku888/status/1388708169883340800


♬❍♬❍♪❍♬❍♪❍♪❍♬❍♫❍♬❍♪♪❍♫❍♬❍♬❍♪❍♫❍♪。。。

そして、のっぽのグーニー氏作の劇中曲も聴いて下さい(無料ですが沢山聴くと『買いませんか?』みたいに出てくるかも知れません。ちなみに私は3回位聴いたけど出てきませんでした)。
6曲あります。
https://gaikotsu-threshold-records.bandcamp.com/album/--2


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於保ちゃんも観てくれた公演でした。だけど、観劇する事言わないで、今の回、観た。って終演後メルくれて。それ読んで水臭い!って照れたけど、本人にはそれ言わないで、私が道端で出会った瞬間に恋した柴犬の写メ添付してお礼の返信したのだけど、犬怖いって人も居れば、饅頭怖いって人もいるし、私自身はなんとシュークリーム怖いって時期もあったりして、送った後に、あっ!と心配したのだけど、於保ちゃん喜んでくれて。ヨイコダヨー。とそれ見てホッとして。そんでこっそり観てこっそり帰るなんて、於保ちゃんそういうとこあるんだなあ。って愛おしいなあ。ってなって。
懐かしいなあ。
そんな思い出も個人的にありました。
今回、更地の隣人、配信される情報を聞いて、本番終わってから今日までの事を改めて考えたのだけど本番が緊急事態宣言の前で、どうにかよいタイミングだったな。と。ラッキーな公演だったのだな。と。
なかなか感染がおさまらない中、人が好きな人の悲鳴を聞くようになってきました。
日頃何となく接していてくれていもそうではなかったことに気付きます。
愛が溢れていたことに鈍感だった。今、こうなって気付いて御免なさい。
皆々様お元気ですか。私は相も変わらず空元気です。
元気です。

『更地の隣人』ご観劇頂いた方もご観劇頂いていない方ももし宜しければ如何ですか。
音楽も照明もセットも観て欲しい。そして、いずれ劇場で会いたい。
劇場で。
神よ、宇宙よ、お願いよ。劇場に。。。
そして、前回のブログで根本江理ちゃん演じる旅本永遠江(たびもととわえ)が作ろうとしていたサンドイッチをチーズ、のり、しば漬け。と言ったのだけど、ぬか漬けでした。
御免なさい。
映像があるの。
そして、実際私が作ったのはチーズ、のり、キューちゃんでした。
ご馳走様でした。

皆が元気な世の中に。
個人的には巻き爪も腰痛もストレス太りもナマケ癖もない自分に。
明けない夜はないし、やまない雨はないし、鳴りやまないオナラもなかった。だからきっと大丈夫。
大丈夫。
根拠なんてほんとはないけれど大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。

近藤企画『更地の隣人』。無事に幕を降ろす事ができました。ご観劇頂きました皆々様、気にかけて頂きました皆々様、関係者の皆々様、有難う御座いました。土砂崩れで行方不明になった配偶者を探す男女のお話でした。土を掘って探しました。無線機で呼び掛けて探しました。CQ 、CQ、その後、お元気ですか?

稽古が始まった頃、お互いの名前を覚えるのに名前を呼び合うちょっとしたゲームをした。
なんて呼んで欲しいのかは自分で申告するのだが、新しい自分に生まれ変わりたい願望は常にある。高校デビュー、大学デビューがあるならば、近藤企画:更地の隣人デビューがあったっていい。なにか、印象に残る名前にしてやろう。そんないやらしい思いが一瞬よぎったが、考える間もなく申告の時間となり私はおばあちゃんが呼んでくれていた『まあちゃん。で。』と申告した。まあ、これはこれでデビューに相応しい初々しさがあり、いいのではないか?
おばあちゃんが呼ぶそれには、戦争体験をした半端ない辛抱強さからかもしれないし、生まれつきかも知れないけれど、人に対しての遠慮や謙虚さが出ている。一緒に暮らす孫の名を呼び捨てる事も出来ない程、気を遣う人だった。
休憩となった時、ガッキーと名乗った石垣直氏(社会援護局、メール便の男)がどうしてまあちゃんなの?と質問をしに来た。あれ?確かにどうしておばあちゃんは私をまあちゃんと呼んでいたのだろうか?考えてみると私の名前が昌子(まさこ)だからだ。
昌子だからだよ!アンジャッシュの児島氏程のキレの良さはなかったかもしれないが、まずまずキマッタと思う。ガッキー、ぐうの音も出ない。納得した様子だ?ああ。と答えたきり何も言わない。そして、あっちへ行ってしまった。聞いておいて興味が無さそうだ。時々、興味が無い事柄でもなぜか個人の事について聞いてくる失礼な人がいる。私も聞いて来た人に何を望むのか?という自意識を出してしまう悪い癖がある。
しかし、まあちゃん、という呼び名で。というのであれば、『ま』から始まる名前なんだろうな。位の察しはつくと思う。例えば、『駄々っ子ゴンザレス、です。』と名乗ったならば、どうして?そんな。と思うが、『まあちゃん』に対して何か疑問を抱くだろうか?と夜中にふと思い出す。高校の同級生に『みちこ』という子がいたが、『まちこ』と呼んで欲しい。という希望があった。みちこをまちこと三年間呼び続けた。名前の事を考える時、どうしてみちこはまちこなのか答えの出ぬ壁に今夜も眠れそうにない。

今回のカンパニーは出演者が少ないので関わる心が、自分の中の心が濃くその人達で占められていく。もしかして出演者が6人という演劇は自分の経験上最小人数かも知れない。とても一人一人が心に残る。
折ちゃんこと折笠富美子氏(繚乱スミエ役)、声のプロだ。ずっとズボンばかり履く私に、ロングスカートは履かないのか?と聞いて来た。色々理由がある内のひとつ、保存方法が分からないのだ。と答える。ピンチのついたハンガーを指差し、ああいうのにかければいい。と言う。ハンガーにピンチがついている。女としてのピンチをチャンスに変える時かもしれない。確かにそうだ。似合うと思う。最後にそのキーワードが来た時、今回のデビュー計画では女装をするというのも手だ。と背中を押された。女としての括りなら再デビューと言えるのではないか?1回目のデビューはいつだったのか?とも思うが、遅すぎた新人は忘れていたのだ。女ということ。女としてのピンチをこんな可愛い子に救って貰えた。そんなこと言われたら、、、。そうかなあ。と、そうだといいなあ。と表向きには世間話のひとつ。全く気にしていません。と流した素振りでもロングスカートが似合うといわれた!と内心穏やかではない。私は今後長いスカート履いてしまうかも知れない。本当に似合う様であれば、スケバンからやり直したい。4代目、麻宮サキは頂きだ。そう、まっぽの手先だ。
折ちゃんは作演出の平松れい子氏と同じ劇団の出身。三宅裕司氏の劇団にいた俳優さんだ。平松さんも今回は作演出だが、俳優さんだった。空いた時間、ふざけてエチュードを仕掛ける。乗ってくれてそして上手い。もうちょっと遊んで欲しいけれど、平松さんだって私にばかり構っても居られない。誰かに呼ばれてあっちに行ってしまった。台本は昨年手元に届いた。真面目な人だと印象を持つ。真面目な人だと思うとこの自分の隠しきれない能力不足の劣等ぶりを許してくれるのか?という恐怖と人見知りな性分もプラスして、ド緊張してしまう。初対面はライン電話だった。カチンコ人(前回ブログで気に入ってしまった)になってしまい、全く喋る事が出来なかった。画面は話しかけても何も反応しないこけしの静止画の様になっていたと思う。そんな話相手困っただろう。んんーーー。ライン電話の向こう側から演出家のうなり声を聞いたような気がした。そんな気まずい黒歴史を刻みながら稽古が始まるが、会って見ると稽古に物凄く没頭する。休憩を忘れている様だ。帰る時間もおかまいなしだ。この人天然だ。そう分かるともう怖くない。自分からも話しかけられる。とっても面白人間、優しい人だった。何気なく歌う鼻歌のクオリティーが高いことも私の地獄耳は察知している。出来る役者なんだと思う。私はミーハーではないが、そこに三宅裕司を知る人がいればどんな人?と聞きたくなるのが人情だろう。もう私からガンガン話しかけられる。聞いてみた。今までもこれからも尊敬する存在。と話してくれた。私はテレビで三宅裕司氏を初めて見た時の衝撃を覚えていて共演者のことも覚えていてその事を話すと。ああ!○○さん(←忘れてしまった)!懐かしい。と笑う。この人の過去も含めて愛おしいと感じた。こんなに気さくな人をも怖いと思ってしまう人見知り、何とかしたい。平松氏は最初のゲームで申告した呼び名、私をまあちゃんと呼んでくれる。嬉しい。
平松れい子氏の実態を知るまで私は平松れい子さんて人は怖い。なんて恐ろしい人だ。と思い込んでしまっていた。台本が早かったからだ。台本が早いことはとてもいい事で有り難い事だが、そんなにキチンとした性格では私の様な抜けている人間を許してはくれないだろう。と震えていたのだ。しかし、台本が早くったって近藤企画主宰の近藤強氏(旅本太郎役)の知り合いだから、きっといい人。大丈夫。近藤が優しいから平松さんも絶対に優しい人間だ。と言い聞かせて来た。近藤氏は実は(?)とっても優しい。そして大人だ。おやじギャグは笑えないが芝居は上手い。いい顔を何回も観てしまった。もっと観たかった。妻の旅本永遠江役の江理ちゃんこと根本江理氏との掛け合いを初めて観た時、思わず、上手ー。と舌を巻いた。2人共お見事。江理ちゃんは、初対面の時から上手い人だな。と思っていた。今回初めて会った人。実力派だが、お話をすると、ちょっと変わっている。旦那さんとの馴れ初めなどを聞くと、え?正気で?と一目置いたりもしたが、おかしくない。全て大真面目でやっている。天然をまた一人見つけてしまった。お芝居がとても好きなのが分かる。悪意のない実力派だが、私とは話が出来ないと思っていたみたいだ。話が出来ない相手。とはどういう事か詳しい事を聞く前に公演が終わってしまったので聞ける機会があれば聞いてみたいと思う。とても優しい人で何かあると江理ちゃんにすぐ聞いた。
近藤も江理ちゃんも青年団だが、影の支配者にもう一人青年団員が関わっている。藤瀬のりこ氏、ムーヴメント指導。初めて聞く凄い肩書。立ってる姿が尋常ではない。やっぱり違う。劇中の配置や動きなど色んな所に藤瀬さんは存在したが、私が藤瀬さんにつけて貰ったのはビューポイントの動き。ビューポイントの法則は説明が難しいけれど、劇を観てくれた方は覚えてくれていると思うけどマス目状にカクカク歩く人々の時、あれがビューポイントを取り入れたやり方で、近藤主宰はその先生だ。平松さんもその活動をやっている。この時、それぞれ歩きながらするポーズを色々考えたのだけど、私は歩くのに必死で一度もポーズが出来なかった。自分で考えた動作が藤瀬さんのエキスを入れると、全く別の印象になって私のポーズ達も折角カッコよくして貰ったのに。。。どういう訳かコンビニでもカクカク動く癖だけはついたのに。本番ではただの一度も。。。私のビューポイントはマイナスポイントに加算されていないだろうか。
さとうみち代氏が楽しそうに観てくれているから大丈夫だろう。さとうさんは『みち代』さん。『まち代』と呼んでほしい希望はなかったか?気がきかず御免なさい。大きな声で話してくれるので耳の遠い私も説明がよく分かった。ボタンをつけて持って来てくれる。シャツはインする。アウトする。帽子は深く被る。明日職場のロゴの入った(地盤研究所)作業着を持って来てくれる。元気でお洒落な衣装さん。
音響のせんちゃんは泉田雄太氏。せんちゃんとは昔から田上豊君(田上パル主宰、キラリふじみ芸術監督)のとこで一緒に舞台を作ってきた。ニコニコした笑顔を見ると心がふにゃふにゃになる。可愛らしい笑顔を見せるけど真面目な人。真面目が一番だと思う。せんちゃんの隣には同じブースで灯りを照らしてくれる照明の佐藤佑磨氏。初めて会った佐藤さん。初対面で私が血液型を聞いたことにちょっと警戒の心が見えた。私は人の血液型を聞くのが好きだ。欲望に負けて初対面の段階で聞いてしまった。私とした事が。人見知りのクセに、勢いで聞きに行ってしまった。少し様子を見れば良かった!どうしよう!と相手の反応で我に返る。らしくない事をしてしまった。ヤバい。ピンチ。ハンガー。ロングスカート。折ちゃん!パニックだ。何とか挽回しないといけない。音楽担当ののっぽのグーニー氏の所へ駆け寄り、佐藤さんに聞こえるように、のっぽのグーニー氏にも血液型を聞いた。佐藤さんだけに聞いているのではなく、ほらほら音楽担当ののっぽのグーニー氏にも聞いているからね!安心してね。という、丸腰表明のつもりだった。
グーニー氏は見るからにミュージシャンで、えっ?血液型?と、なんか、余裕があるのか突然目の前に焦りのあまり目を血走らせ現れた大女に驚いたのか、笑えるそして納得の反応で、ここにも天然を発見した。劇中の音楽は全部グーニー氏が作ってくれてどれもカッコいい。サントラは売らないのか?と演出に聞いたりした。全部カッコいい。そしてどうしてのっぽのグーニーなのか?それは聞いてもいいことではないだろうか。照明の佐藤さんとは最終的に仲良くなれたと私は思っているがどうかな?綺麗に照らしてくれたから大丈夫だよね。仕事だからか?そうなんだけど。。。佐藤さんも真面目だった。やっぱり真面目が一番だ。確認確認、確認の日々を過ごしていた。
準備が進んでいくと、葉加瀬太郎氏がやって来た。持っているものはバイオリンではない。椅子だ。テーブルだ。井戸だ。よく見ると葉加瀬太郎氏ではないようだ。美術の青木祐輔氏だ。陽気な人だ。落ち込んでいる時に話すと大した悩みでもないな。と持ち直す。陽気者。私の印象だが葉加瀬太郎氏も相当な陽気者だ。人相学的に何かあるか?元気になる。井戸を見る度、情熱大陸だ。
制作は青年団の看板娘、太田久美子氏、作品に対して色々言われる事はあるが、受付の人が親切で暖かくて柔らかくてとっても嬉しかった。と言われた。こちらも鼻高々である。太田久美子氏のなかなかの根性話あるけれど個人情報かな。秘密にしておこう。
新しい生き物もいた!舞台監督補助の河井朗氏、もう、出てくる話が新しすぎて目を開けたまま寝てしまいそうだった。風の時代に相応しい軽さと自由は私には一生手に出来ないものだろう。羨ましい、ルックスもカッコいい。賞も沢山取ってるんだって。河井氏の作品観てみたい。
バラシ(劇場の現状復帰)は楽日の翌日、搬出をして終わりになった。役者と舞台監督を一緒にこなした海津忠氏(繚乱日枝流役)。青年団の貴公子。
既存の舞台袖がなく、板で袖を作ってくれた。そこに小道具や衣装をおけるようにしてくれて、着替え場、出待ち出来るベンチも作ってくれた。本当に小さなスペースなのだが最大限の気遣いの詰まった隠れ家となった。着替えは上着の脱ぎ着的なものだけなので一緒の着替え場。えもん掛けの衣装は(ハンガーと言え)隣の人と少し重なる。衣装が隣り合った海津氏は私より自分の着替えが早く来るのだが、必ず私の衣装を前にしてくれている。恐らく私のただならぬテンパリ具合によく見えるように気を遣ってくれているのだろう。でも大丈夫。先に着替えがあるのだからお先にどうぞ。と、私だって余裕なふりを見せつけたい。いつ前にも出す?このタイミングが難しい。出来れば見えない所でさりげなくたまたま私、後ろです。という感じにしたいのだが、逆に気を遣わせちゃいそうな、負担になりそうならやらない方がいい。初日、そのままにする。2日目か3日目、やるべきかやらざるべきか少し迷ったが一度、海津氏の衣装を前に出してみた。お先にどうぞ。でもいつの間にかまた私が前になっている。そのままにする。3日目か4日目、海津氏の衣装を前にする。今日はお先にどうぞ。気づくとまた私が前になっている。もう一度前にするのはやりすぎか?でもやっぱり、お先にどうぞ。と海津氏のを前にする。楽日、海津氏の衣装を最後です。お先にどうぞ。とプリセットする。そうしたらいつの間にか海津氏の衣装は隣のハンガーではなく、隣の隣のハンガーへ移ってしまい、私の隣は何も無くなってしまった。重なる衣装は何も無い。家でも一人、衣装置き場の衣装でさえ私の所有物ならやっばりひとり。ショックのあまり、衣紋掛けをハンガーと呼んで調子を崩してしまった。でも折ちゃんの所ではハンガーと言っていた。今回のデビューは和洋折衷を使いこなせることに成功した。大成功!
今まで隣合わせていたのに、ひとつ向こうのハンガーにいってしまったのは今まで埋まっていた衣装があったが楽日なのでもう使わない物は片付けながらお芝居していた様で空いたからだと思う。広くなった衣装置き場に重なる物がなくなり、譲り合いはもしかして面倒臭かったか?と、心配していた、やらなければ良かった可能性も推測出来る。
メモする内容これで良かったかな?別のにしときゃ良かったかな?ぐわっはっはっはっ。まあ、いっか。一事が万事で全てこんな感じで全ての事に気が回る。すげえ、オレできねえ。

楽日翌日、バラシの日の夜、舞台監督として海津氏から全行程終了しました。のタイトルのメーリングリストが届く。今後のコロナについての注意事項も書かれていた。最後はごきげんよう。と締めていた。学習院スタイルで、近藤企画、更地の隣人は終わった。20歳若ければ、積極的に連絡したいところだ。それには、ここには書ききれない、神対応と言うか仏対応というか、神様仏様対応で助けて貰った数々があり、モテている。私から。私以外からも確実に相当、相当モテていると思う。
凄い仕事量だった。見事な判断力だった。感謝だ。有難う。
駆け足だったが、時間を隣合わせた?いや、同室だった人々を忘れないように書いてみたあ。

この公演中に田中邦衛氏が逝ってしまった。有吉弘行氏と夏目三久氏が結婚した。
田中邦衛氏の死については田上豊君(田上パル主宰、キラリふじみ芸術監督)と当日少し話し合った。名優だったこと誰も忘れません。

終活中だが、地盤研究所の作業着を貰う。白いシャツは作演出の平松れい子氏の私物だったがそれも貰う。ロングスカートを買う。チャンス付きのハンガーも買う。江理ちゃんが貸してくれたスチームアイロンも欲しい。

終活は続くが、生きることも続ける。
生きているのでは無い、生かされているのだ。
この意味本当はよく分からないけれど。
ただ明日も息をしていたい。
物が増えても気にしない事にする。
そして永遠江が息子に作ってあげようとしていたチーズとのりとしば漬けのサンドイッチ、作ろうと思う。美味しいと思う。

近藤企画、更地の隣人。無事に打ち上がりました。有難う御座いました。
もう少しで一週間たちます。遅くなりすみません。
袖裏の隣人にも大変大変お世話になりました。有難う御座いました。
ご観劇頂いた皆々様、気にして頂きました皆々様、関係者の皆々様有難う御座いました。お世話になりました。
ごきげんよう

有難う御座いました。

long long 顎。という程前でもない話なのだが、先日の話の続きを勝手にしたいのだが、『先日の話』というのがフカプロの『おねしょのように』を観る寸前に更新をした話の続きなのだが観劇したところ『坊ちゃんお嬢ちゃん』が主人公で、こちらは禁断の果実を食したイブな感じ、いや、アダムな心。でもマダムヤンな気分。で劇場へ行ったので性別を超えた主人公に他人事とは思えず勝手に感情移入してしまったのだが。全く!勝手な話だ!

前回、2021年が明けて初めてお目にかかるのにご挨拶が出来ておらず、遅くなり大変申し訳ございませんでした。あけましておめでとう御座います。昨年も大変お世話になりました。本年もひとつ宜しくお願い致します。ねっ。んねっ。

前回、お芝居のお知らせをしようと思っていたにも関わらず話の歯車が狂い出し一体なんの話だ。となって、勝手にブログを切り上げて勝手に、あ〜、あ〜、あ〜。と気にして今まで居た。気にしているのは自分だけで多分、誰も気になどしていないのだろうとも思っている。全てが一人相撲で、勝手な解釈でああでもない。こうでもない。となってなかなか確信に触れる事は無かったのだが、実際の会話はあまり喋る方ではない。無口なタイプ、おとなしいタイプと言えるのではないか。言い方によってはつまらない人間だ。オウ!ショック!!

なかなか声にはならないが、メールもそうだが、書き出すと長くなってしまう。もしかしたら今回も話が長くなるかも知れない。
ちょっと心配なので先に公演の詳細を書き記したい。いいだろうか?

明後日、3/31(水)〜4/4(日)の期間、小竹向原のアトリエ春風舎にてお芝居をする。
春風舎には、稽古や観劇で何度も訪れているが、小竹向原で降りて4番出口を上がりここを曲がって行けば着く。と、道順を覚えるのに精一杯で劇場名は完璧な迄には覚えていなかったようで初めて劇場の名前を聞いてからつい最近までの恐らく10年間程、ずっと春風亭だと思っていた。これは、春風(しゅんぷう)まで聞いた時に、忘れてはいけない。と、春風亭小朝春風亭小朝。よし覚えた。と早合点してしまったのが原因なのだが。えっ?と笑われて自分の間違いに気付いてから劇場名をお伝えするのにずっと信じてきたもの以外の名前を口にするので少しウソをつくような感覚で胸が痛い。そしてバレやしないか?とザワッとした緊張が走る(何もバレやしない)。春風亭小朝師匠の事を考えてもヒヤッと焦る。泰葉氏を見ても色んな意味でもドキドキドキッと鼓動が早くなる。金髪の豚を見たならばやっぱり何となく気まずくなると思う。雄か雌かそこをきちんと確認して、、、確認して、、、いや、確認して、、、どうしたらいいのですか?
春風亭で間違いない。と思うと春風舎という文字を見ても春風亭と読めてしまうのでいまだに騙されている感じさえある。
これは、『本気』と書いて『マジ』と読むのと一緒だから。とシラを切っても貫く強さがない私の負けだ。と。言うか。そういう事ではなく根本的に間違っている私の負けだ。いや、勝ち負けでは無く、単純に間違ってました。すみません。
皆様にはアトリエ春風舎と一発で覚えて頂きたいのだ。
ご披露する劇題は『更地の隣人』となる。
以下、詳細だが、如何だろうか。



///////// ここから /////////


青年団若手自主企画vol.85 近藤企画
『更地の隣人』
作・演出:平松れい子(ミズノオト・シアターカンパニー)
企画:近藤 強
2021年3月31日(水)-4月4日(日)
会場:アトリエ春風舎


夫が生きてることを願う女と、妻が死んでることを願う男が出会う。
ミズノオト・シアターカンパニーの平松れい子による新作。


令和18年、度重なる大規模な土砂崩れによりインフラの一部が使えない状況が続き荒廃した日本。
行方不明の夫を探す女の隣に引っ越してきた、行方不明の妻を探す男。
女は夫が生きている事を願っているが、男は妻が死んでいて欲しいと願い、更地を掘り続ける。
噛み合わないふたりの交流の果てに……


[出演]折笠富美子 近藤 強* 根本江理*  海津 忠* 伊藤昌子 石垣 直


[音楽]のっぽのグーニー [ムーヴメント指導]藤瀬のりこ* [美術]青木祐輔 
[衣装]さとうみち代 [照明]佐藤佑磨 [音響]泉田雄太 [舞台監督]海津 忠* 
[宣伝美術]アントニア・ルイ [制作]太田久美子* *=青年団



[公演日程]
3月
31日(水)19:30

4月
1日(木)14:00/19:30
2日(金)19:30
3日(土)14:00/18:00
4日(日)14:00

*受付開始・開場は開演の30分前

[会場]

アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線副都心線西武有楽町線小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)


※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


[料金]
予約・当日とも 3,000円
*日時指定・全席自由
*未就学児童はご入場頂けません。


[チケット取り扱い・お問い合わせ]
青年団
TEL:03-3469-9107 (12:00 - 17:00)
オンライン:https://komaba-agora.com/ticketsell/

[WEB]
http://www.seinendan.org/link/2020/12/7460


[総合プロデューサー]平田オリザ 
[技術協力]大池容子(アゴラ企画)[制作協力]木元太郎(アゴラ企画)
[協力](株)アトミックモンキー (有)レトル
[企画制作]近藤企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 
[主催](有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場



【ご来場のお客様へのお願い】
ご来場の際には必ずマスクの着用をお願いいたします。
ご入場時に検温させていただきます。ご協力をお願いいたします。
公演当日、37.5度以上の熱がある方、風邪などの症状がある方、体調が優れない方は、ご来場をお控えください。

現在、お花やお手紙などの差し入れ・プレゼントは一切お断りしております。
またアトリエ春風舎はスタンド花の設置可能なスペースを確保いたしかねますので、
スタンド花のご郵送もお控えくださいませ。

事情をご賢察いただき、何卒ご理解賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。


///////// ここまで /////////



どうだろうか。
まずは公演のご案内をさせて頂き有り難き幸せ。もし、上記でご予約頂く場合、私の知り合いである事をお書き添え頂けると私が気付きます。宜しくお願い致します。











春風亭小朝→師匠→名人→高橋→日本人の苗字→佐藤→砂糖→あまーい→ハンバーグ師匠→師匠→春風亭小朝











話を戻すのだが、無口であるため、女子が好きだという「お茶をする。」私の場合お話をするきっかけの『お茶』が結果となってしまっている。普段珈琲など飲まないが、もしかして自分は珈琲好きなのか?という位、味わい飲む。
自らはそんな感じで話題はないが、私をお茶に誘ってくれる人はお話好きな優しい人なので、つまらない人間だ。つまらない、自分はとてつもなくつまらない人間です。ということは気にしなくてもいいようだ。そして、あまり認めたくはないが。私をお茶に誘う人は、やっぱりちょっと変わっている人だなあ。と、帰宅途中や帰宅後に思う。
大体が聞き役なので勝手に書いているこんな調子で自ら、ああなのか?どうなのか?などあまり喋ったことはない。
とは思うのだが。
もしかしたら。。。











更地の隣人、更地の隣人、更地の隣人、更地の隣人、更地の隣人、私の隣人、更地の隣人、











自分の勝手な解釈は決してそれではない事を酔っ払いの「れんれんよっれらいよ~♬」という泥酔っぷりからも伺える。
私は無口。これは、自分の勝手な解釈かも知れない。自覚症状がないのは防ぎようがない訳で。
話は違う方向にどんどん進む。勘違いの解釈でも口は挟まない、例えば、まあちゃんには(自分の事をそんな風に呼んでみました)夢があるから、とか、優しいから、とか、頑張り屋さんだからとか、自分には、夢がないような、優しさが無いような、頑張っていないような、だからまちゃこ(そう呼んでくれる方もいます)とは違う。みたいな事を言われる事があるのだけれど、勝手に決めないで欲しい。おんなじだ。おんなじ所で悩んだり、迷ったり、苦しかったり、進めなかったり、つまづいたりしている。おだててくれているのかもしれない。気を遣ってくれているのもしれない。
あっ、そうじゃなくて。そう言えずにいるのは自分だけだと思っていた。時を戻そう。私が漫才師なら言っていただろうか。
勝手に広がるパラレルワールドは、うわあ、全然違う方に行ってしまった。ミルクちゃんのこと(もしかしたら私をそう呼んでる人もいるかも知れない)勘違いして話しているー。という事に気を取られて全く話が入って来ない。逆に、逆に、だからこそ聞き漏らすんじゃない。折角お話してくれているじゃないか。目の前で、もしくは電話の向こう側で!と緊張はピークに達し、聞き漏らすなよ!と神経を集中し、そして、体がカチンコチンになる。カチンコ人だ。なかなかいいネーミングがついた。お陰様だ。有難う。
とは、なっていない筈だ。
しかし、もう客観的に判断が出来ない状態なのは、春風舎を春風亭と間違っている段階でも、自信はないのだ。
思い切って『アトリエS』。暗号にも似た呼び名で呼べば、春風舎でも春風亭でもどちらでも通用する。
ただ、謎めいた発言はスパイだとバレる可能性がある(実際、スパイではないので何もバレやしない)。
もしかしたら私のアプローチが下手くそで話は明後日側へ飛んだのかもしれない。相手の話が終わる迄ひとまず待ってみる。
熟女はそこら辺、余裕だ。











私の隣人は騒音が酷かったがつい最近引っ越してくれた。騒音の隣人がいなくなりひっさしぶりにお昼迄寝る事が出来た。一年以上こちらがどんなコンディションでも(月)〜(日)、朝6時に起こされていた。引っ越してくれて有難う。もうお隣同士や上下の階にはならないでおこうな。更地の隣人、更地の隣人、私の隣人、騒音が酷かった隣人、更地の、、、











ほぼ毎日、勝手だな。と思うことが電車のマナーで、普通に割り込む、席を2人分占領する、足を広げ過ぎる、出入り口で乗降の邪魔になろうが絶対に降りない。こういったことに出くわすことは日常よくあると思うが一年半前に引っ越した引っ越し先の沿線がそんな人だらけだ。こんなに小さいのに?こんなに先輩なのに?と驚いた。そうやって電車生活をずっと送って来た人達の常識にいまだ馴染めずにいる。郷に入っては郷に従え。というのであれば後から来た私の考えを改めなくてはならないのだろうが、申し訳ないけれどこの人達とは同等にはなりたくない。すぐに引っ越したかったが、出来ていないのは、引っ越したくないのだろうか。本当の情熱はないのだろうか。
実際、カラスや人を自分がコントロール出来ない事は知っている。不快に思える行為はこちらの自分勝手な感情なのかもしれない。酷い電車だな。とこちらが思ってもこれが常識。とずーーっとそうやってやって来た人達がいるのだから、その文化に自分が合わないだけだろう。他の沿線でこんなに酷い人達ばかりとはなかなか乗り合わせない。
電車を待っている時に普通に前に割り込んで来た女性に、今日こそは言わせて貰おう。と、割り込まないで貰えませんか?と言った所、クソババア。と言われた。クソだけ余計だ。いや、ババアもやめて欲しい。
類は友を呼ぶ。他人は自分の鏡。割り込んで来た女性は私なのか?俺がアイツでアイツが俺で。
私はこんなに恥ずかしい落ちた人間なのか。
類は友をよぶ。他人は鏡。
でも後者なら、私の右は割り込み女の左で、逆という解釈も出来る。
移動するなら普通に電車に乗れる人達と乗り合わせたい。
引っ越したい。
こんな人と、こんな人達と同類とは思いたくない。
他人は鏡。私の正は割り込み女の誤。きっとこれだ。と割り込み女に同情しよう。
おかわいそうに。なんて、ぬぁんて、おかわいそうなお方。











きみのほほをつねってあげる。これでおしまいとわからせたいよ。ほらこんなに可愛いきみに逢えたもの。まるでごきげんさ、ルイルイさ、ルイルイ。











勝手な話だが、分かってほしいことはもっとあるけれど、長くて飽きちゃった?帰りたい?
最後にひとつ忘れないように書いておきたい。
携帯がアップロードを要求する時がある。アップすると大抵使い辛くなるのは今までと勝手が違うからかもしれない。アラームが勝手に鳴る。どうしてだ?!そしてアラームが設定できない。もう嫌だ。
こんな風に使い辛くなるからアップしなくてもいい。とやり過ごしても、アップをしないとずっと、そのことを言ってくる。しつこいとうんざりする。
アップするしないの決断は私にあるが根負けする。あんまり無視するとそんなに頑なに無視しなくてもいいのではないか?と自分が頑固な堅物に思えてくる。私は頑固な堅物ではない。逆切れにも似た感情でアップする。
使い辛くなるのは、分かっている。本当は使い易くなっているのかもしれないが、慣れないため便利と思えないだけかもしれない。慣れた頃にまたアップを迫られる。ステージアップとは、人の成長とはそういうものか。
良かれと思ってだろう。また更新するように携帯が言ってきた。少し渋ったが、この携帯のしつこさを知っている。更新をする。
今回、更新後にどういう基準か分からないが過去のメールが一部消されていた。受信も送信も。
勝手に消されてしまった。もしかしたら消えることを聞いてきたのか?それを知らぬ間に承認したのか?本当か?
今まであったメールがなくなってしまって少しボーッとしてしまった。
消えたのは2年前?いや、3年以上前?かもしれない。当時の恋人とやり取りした、消すことができなかったメールだ。読み返すこともないが、消すことが出来なかった。
恋人のメールを通り越して前のものを消したり、恋人のメールを跨いで戻り最近のメールを消したり。それは読み返す事もせず消す事も出来ず、触れずにあった。
一瞬、勝手にっ??!!と頭に血が上った。
今後も読み返すことはないのかもしれないが。
嘘。と思う。暫く信じられなかった。
これは、自分で消せない私にもしかしたら、消えてしまったのではない。消してくださったのかも知れない。これが今回の携帯のアップロードで人間としてのステージアップだったのかも知れない。有難い。
嘘だ!そんなポジティブに捉えられない。勝手に。
もう見ないでしょ。消えて良かったのだよ。天使が慰める。勝手に消されたんでしょ。とても解せないけれどその分きっといい事あるよ。ともう一人の天使も慰める。もっとガバガバ行きなさい!と板東英二氏の物真似をしたコージ、、、。
天使2人にコージー冨田氏が一人。悪魔は出てこない。私自身が悪魔だからなのかも知れない。
許せない。と思う。
携帯の会社に問い合わせるか。みっともないか。
腹が立つ。孤独を強く感じる。また殻はひとつ強いコーティングをしそうだ。
暫く引きずる。恨むかも知れない。
成長など出来ない。ずっとこの事を忘れずにいる。











勝手、買って、飼って、蚊って、刈って、勝って、かつて。











必要があるのでボイスレコーダーを探す。一年半前に引っ越してそのまま開かずの段ボールが幾つもある状態で住んでいる(まずその片付けをなさい!)。
必要があるボイスレコーダーを探す。あの段ボールっぽい。と開けて、あった(もうメールは無いけれど)。
流石、オレ。流れる涙を拭きながら、ボイスレコーダーの中を確認すると、FUKAIPRODUCE 羽衣公演の劇題『Still on a roll』時、私が担当させて貰った♪猫っ毛♪が入っていた。
歌タイトルの♪猫っ毛〜♪の歌詞の前まで演出の糸井幸之介氏が歌って教えてくれている。ギターで音をとり、鍵盤でも音をとってくれている。
主宰、深井順子も様子を見に来たようだ。
順子も♪猫っ毛♪を歌っている。
二人とも元気だ。私も。
『Still on a roll』の公演は2013年7月との記録。
その後に『イトイーランド』が入っていた。
これは本公演用の歌ではなくライブでのハモリパートで(FUKAIPRODUCE 羽衣は劇中歌でライブをします)、糸井氏が歌って教えてくれている。ハモリは難しく、なかなかうまくいかず人のせいにしたりした勝手な自分を思いだした。
未熟な自分を思い出し、恥ずかしく消してしまおう(メールの様に)。と思ったが消し方を忘れてしまっていてすぐ(メールの様に)消すことが出来なかったことで(メールは更新したら勝手にすぐ消えた)、冷静になり、今後うまくいかない時(やメールが消えた時)人のせいにしない教訓に残すことにした。
『Still on a roll』とライブで歌った『イトイーランド』の間やその後も色々、公演はあって記録しただろうに(メールの記録は無くなってしまったけれど)、どうしてこの二つが残っていたのか分からないが(メールがどうして消えたのかも分からない)、『Still on a roll』は確か“まだまだイケるぜ。”という意味だったと思う。
そう、幕が開くまでもがいてもいいんだ。私はもう体力の限界だけれども、若手よ、まだまだイケるはずだ。もうメールはないけれど。。。
そう!イケる!そしてナケる!涙!まず、これを心において(この際。ナケるも)、『イトイーランド』は人のせいにしないこと。を教訓とすることが私には必要だ。と紐づけする。
でも人はそう簡単には変われない。ことも知ってしまっているけれど。。。
心がける。心がけるつもり。心がけられたら。心が。。。
ボイスレコーダーを見つけたのが、先日観劇したフカプロの『おねしょのように』を観る前で、久しぶりに歌を聴いた状態だった。それが妙ージカルナンバーとは。糸井幸之介氏が歌う歌だったとは、深井順子の歌だったとは。2021年、メールは消えてしまったけれど、楽しい年になるだろう。涙が。きっと、花粉症だ。
今日もまとまらない話になった。だのに言いたいことはまだある気がする。メールは無くなってしまったけれど。。。
全部私個人のことだ。今までだってそうだった。
今日は全体的に暗かった。
また、勝手に書く。みに来て欲しい。
そして、芝居も。
もう一回。



3月31日(水)〜4月4日(日)
近藤企画『更地の隣人』
於:アトリエ春風舎(小竹向原駅、4番出口が近いです)

青年団http://www.seinendan.org/link/2020/12/7460
アゴラ:http://www.komaba-agora.com/play/11421
近藤企画のツイッターhttps://twitter.com/Kondo_Kikaku888/status/1344130450151731205



春風舎には恋人とも観劇に行った。春風亭と伝えていたかもしれないが、待ち合わせは小竹向原の4番出口だったので、そこで会えば私が道案内するのだからそんなには気にしていなかったかもしれない。
その待ち合わせのやりとりも消えた。
アンチ舞台派だったのだけど一緒に観てくれた。

最後まで言い聞かせる。
まだまだイケるぜ(メールは消されたけれど)。
準備して待っています。
明後日、3/31(水)から芝居します。
直前のご案内になっちゃって御免なさい。
もし宜しければ、観てやって下さい。
会えたなら、とっても嬉しい。